瀋陽市の副校長が不当に連行される
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 【明慧日本2017年3月24日】法輪功学習者・李黎明さんの弁護士は家族に委託され、今月13日午前、4カ月近く拘禁された李さんと面会できた。李さんは現在、乳房が腫れ、痛みがあり、その結果、夜眠れなくなった。2回診断を受けたが、手術をするようにと勧められたという。弁護士は李さんの顔色が悪く、身体の状況を非常に心配している。

 昨年11月24日午後5時ごろ、李さんは瀋陽市駅でチケットを購入する際、和平区呉淞区派出所の警官に身分証明証をチェックされ、鞄の中を検査された。警官らは鞄の中に法輪功の関連書籍が入っているとの理由で、李さんを和平区呉淞区派出所に連行した。

 当派出所が手にいれた証拠は証拠不足のため拘束でず、李さんの息子を騙して家に帰らせた。さらに家にあるDVDと法輪功の文言が書かれた印鑑を押収した。また、李さんに息子を逮捕するぞと脅迫した。当派出所は証拠不足にもかかわらず、案件を蘇家屯検察庁に提出した。裁判官は一度事情を確認しに来たが、李さんは根も葉もない内容を見て、サインを拒否した。

 李さんは瀋陽市蘇家屯区のある農業技術学校の副校長である。1996年6月、法輪功を学んでから、地元の人々が無農薬の野菜や果物が食べれるようにと新しい技術を導入し、地元の住民に「すべての幹部が李さんのようであれば、本当に嬉しい」と高く評価されていた。

 しかし、李さんは法輪功を学んでいるとの理由で不当に拘禁され、思想改造施設に入れられて迫害され、この馬三家労働教養所で3年の間拘禁され、残酷な拷問を受け続けた。その後、遼寧省女性刑務所に5年間拘禁され、再び迫害された。

 李さんは現在、瀋陽市第一留置場に拘禁されている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/3/18/344417.html)
 
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