文╱中国の大法弟子
【明慧日本2017年3月26日】2003年、私は椎間板ヘルニアを患いました。頑張り屋の私は、薬を飲みながら仕事を続けましたが、結局病気に負けて倒れてしまい、最後には寝返りをするにも人の手に頼らなければならず、その辛さは言葉で表現出来ないほど辛く、毎日泣きながら暮らしていました。
「薬を飲んでも効かないから、どうすればいいだろうか」と夫もとても心配しました。当時、2人の子供は大学に通っており、学費が必要で、夫は私のことに構う余裕がなく、お金を稼ぎに出かけなければなりません。心の焦りによって、私は乳腺房増殖にもなり、さらに五十肩、足の浮腫、息苦しさなど、とにかくどこもかしこも調子が悪く、頭はいつもフラフラしていました。「まだ若いのに、こんな体になったら、人生はもう終わりではないのか? 人間は何のために生きているのか? 名誉や金銭だけのためなのか?」と思い患い、さらに「それなら、いったい良い生活とはどういうものなのか? いくらお金があっても病魔から逃れられないのではないか? 人間にいくら能力があっても生、老、病、死の原則には抵抗出来ないのではないか? しかし、人間は死んだらもう一巻の終わりなのではないのか? 来生はあるのだろうか? 神様や幽霊などは本当に実在するのだろうか?」といろいろな疑問を持つようになり、しかし、どうにもならない無力感も感じ、悶々とした中にもどこかで神の存在を信じていました。
ある日、夫は1冊の本を持って帰りました。なんの本かと聞くと、法輪功の本だと答えました。「そんな本は読まない。人を殺したり、焼身自殺(中国共産党のでっち上げたもの)をしたりするとテレビで言っている、そんなものは要らない」と言うと、夫は「法輪功の学習者からお前のことを聞かれた。お前の様子を話すと、煉功をしてみたらどうかと勧められた。彼女は自ら煉功して病気が治ったことやテレビで宣伝したのはすべて捏造したことで、江沢民が法輪功に嫉妬して、天安門焼身自殺を自作自演し、法輪功を罪に陥れ、法輪功を恨むように民衆の怒りを引き起こしたこと、そして我々も騙されていることを教えてくれた」と言いましたが、それでも私は「心が乱れてしまうので、そんなもの読みたくない」と言うと、夫は「じゃあ、まず俺が先に読んでみるよ」と言いました。
数日後、夫は読み終わって「なかなかいい本じゃないか。テレビで宣伝しているようなものではない」 と言いました。私は「それがほんとうなら、私にもちょっと読ませて」と本を受け取り開いてみると、目次に「本当に高い次元へ人を導く」 [1]という題が目に入ってきました。私はとても興奮して、これこそ私が夢にまで願ったものではないか、もう少し早く出会えばよかったのに、そして、師父の弟子になりたいと思いました。その時の興奮した気持ちは言葉で表現出来ません。
私は何かに飢えているように本を読みました。夫が帰って来て、なぜ電気をつけないのか、字が見えるのかと言われるまで日が暮れたことにも気付きませんでした。私は「とてもはっきり見えるわ。まったく暗く感じません。この本は本当に素晴らしい、私が知りたくても教えてもらえなかった道理がいっぱい書かれているのよ。内包が深すぎて、何度でも読みたい」と喜びました。時間も忘れその日の夜中まで本を読みながら、そのまま朝までぐっすりと寝てしまいました。朝、夫にもう朝ご飯だよと起こされて、私はすぐに起き上がりました。それを見ていた夫は「あらまあ、こんなに早く起きられるとはね。もう痛くないのか?」と言いました。私は「ほんとうにそうね、痛くないわ。この本を読んだだけで、まだ読み終わっていないのよ、不思議ね」とこのことで、師父が私を管理してくださり、弟子として認めて下さったことが分かりました。
この『轉法輪』の本をくれた法輪功の学習者の所に行き、「煉功を教えて下さい」と頼みました。彼女は「『轉法輪』の本を先に読み終えたら功法を教えますよ」と言い、私が「もう読み終えました」と言うと、彼女は私の顔を見て涙をぼろぼろと流しました。「どうして泣くの?」と聞くと、「あなたはついに分かってくれましたね。こんなに厳しい環境の中でも修煉の道を歩もうとするあなたに感激しました。師父があなたの生命を救われたことに感謝します」と言いました。
それ以後、日々に私は寝食を忘れて師父の各地での説法を読み、人間の生き方や良い人になること、さらに良い人に、超常の人になるための生き方が分かり、返本帰真の道を歩むようになりました。私は幸運過ぎます! なぜなら、法輪大法を修煉するようになったからです。
家族も皆次から次へと大法修煉の道を歩むようになりました。父親は以前薬を飲み、塗り薬を塗り、薬用酒を飲み、漢方薬、西洋薬、痛み止めなど、どれだけ多くの薬を飲んだか知れません。しかし、煉功して半年で無病で軽快な体になり、大腿骨頭壊死症も治り、煉瓦を焼く窯に働きに行けるまでになりました。母は季節の風邪も治り、免疫グロブリンの注射をしなくても済むようになりました。姉の脳出血の後遺症も「法輪大法は素晴らしい!」を誠心誠意に念じることで良くなりました。姑は今年85歳ですが、ピンピンしてとても元気です。
夫も子供も皆大法のことを認め、いつも誠心誠意「法輪大法は素晴らしい!」と念じており、多くの恩恵を受け、健康で、幸せに暮らしています! この数年私は風邪も引かず、ずっと長い間病気になった事はありません! これは奇跡ではありませんか!
師父の慈悲深いご済度に感謝致します。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』