重慶市 拷問に屈せず堂々と立ち向かう女性
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 【明慧日本2017年3月31日】重慶市在住の法輪功学習者・高雲霞さん(53)は一昨年6月12日と13日に、最高検察庁と最高裁判所に江沢民を起訴するための訴状を送った。同年10月13日午前、高さんは家を出たところで渝北区公安支局の警官らに拉致された。昨年5月16日、渝北区検察庁は高さんを起訴した。

 昨年12月下旬、高さんは呼吸もできないほど上半身をきつく縛り上げられ、悪臭がする汚くて狭い小屋に閉じ込められた。それは数人の学習者のなかで、煉功した人がいたことに対し、学習者に罰を与えるためであった。しかし、煉功を見られたのが自分かどうかに関わらず、高さんは正々堂々と立ち向かった。所長・王錫忠は、高さんが自分に反抗したとに怒り出し、拷問を命じた。

 こうして、高さんは縛り付けられたまま、一週間にわたって食事や排泄、就寝に大きな支障をきたした。また所長の王は数回にわたって、高さんを別の部屋に入れ替えた。目的はそのたびに違う部屋に変えれば、同室の人と面識がないので、助けを求められないことだ。

 高さんは、断食を通して、自分が受けている拷問のひどさに抗議した。そして、断食をして三日後、看守らは、この拷問を解除した。

 高さんは一昨年10月13日から現在まで、渝北区留置場で拘禁されている。

 高さんは、重慶市長寿区の糧食国庫試験室、糧油監督検測拠点、糧食局中心試験室の元責任者であった。法輪功を堅持したため迫害を受け、懲役8年6カ月を言い渡され、重慶女子刑務所に入れられた。拘禁中、心神喪失状態に陥るまで拷問された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/3/5/343855.html)
 
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