孫仕連さんは迫害され 自立生活が不可能になる
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 【明慧日本2017年3月31日】江西省南昌(なんしょう)市の法輪功学習者・孫仕連さん(80)は昨年8月、懲役3年3カ月の不当な判決を宣告され、現在、市刑務所で迫害されて自立生活ができなくなった。刑務所側は家族に面会に来るようにと電話をしたが、家族が実際に行ったら面会を禁じられた。家族は孫さんの安否を心配し、ただちに解放するように求めている。

 昨年4月20日、孫さんは駅の近くで法輪功の資料を配布した時、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じる人に通報され、九江市長虹派出所の警官により九江市留置場に拘禁された。孫さんは拘禁されてから病気の症状が現れ、市第一人民病院に送られた。

 昨年8月、九江市廬山区裁判所は孫さんに対して不当な裁判を行った。傍聴席には親族3人しかおらず、発言のチャンスを与えられないまま、裁判はいい加減に終わった。

 警官は秘密裏に孫さんを病院から刑務所に移送し、懲役3年3カ月の判決を言い渡した。一方、家族は何も情報を知らされなかった。

 家族は刑務所を一つずつ訪ね、ようやく孫さんが市刑務所に拘禁されていることがわかった。家族は2回刑務所を訪ねたが、2回とも面会を禁じられた。その後、刑務所側から面会に来るようにと電話があったが、結局面会は禁じられた。

 刑務所側はその後、再度家族に連絡をし、家族は初めて孫さんが転んで骨折したことがわかった。孫さん本人は法輪功の功法を煉習し、身体を回復させたいと申し出たが、許されなかった。家族は孫さんの安否を心配している。

 かつて、孫さんは2002年の大晦日に、九江市潯陽公安支局に身柄を拘束され、懲役12年の不当な判決を宣告され、豫章刑務所で強制労働に従事させられた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/3/26/344772.html)
 
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