江蘇省の学習者夫婦 理不尽な迫害で夫が死にかける
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 【明慧日本2017年4月1日】江蘇省蘇州市太倉市に住んでいた法輪功学習者・石沢恵さんは、今年1月末、多数の学習者たちで皆が集団の学法煉功をしていた時に、駆けつけてきた東県610弁公室、国保大隊の警官らに取り囲まれて、他の学習者たちと一斉に連行された。

 家族は、石さんの無罪釈放を求めて弁護士に依頼した上で、東公安局を訪れた。そこで、2014年以前、蘇州刑務所で拘禁されていた時の石さんの肝臓がんの病歴を見せた。しかし、公安局側は、石さんの健康悪化を懸念する家族の思いを見ても知らぬふりをしたまま、最新の健康診断には何もなかったと言いふらし、以前の病歴を無視した。

 石さんは、太倉市健雄学院の元教師だった。法輪功学習者として、信仰を守り続けた中、16年にわたって、7回も連行されたことがあった。強制労働教養3年、2回の懲役刑を受けて前後8年間、不当に拘禁された。

 石さんの妻・秦艶秋さんは、蘇州太倉郵便局の元職員だった。6回の不当な連行に遭った中、強制労働教養15カ月を言い渡された上に、4年の懲役刑を加えられ刑期を不当に延長された。精神病院の中で6カ月ほど拘禁されたこともあった。

 石さんは、2012年から、蘇州刑務所に入れられた。拘禁中、汚くて狭い独房に入れられたり、極めて悪い環境に置かれ、飢えさせられたり、思想改造を強行されたりした。夜には睡眠を剥奪され、昼には壁に面してじっと動かずに立つことを強要された。その結果、腎臓と肺臓に腫瘍ができ、またひどい殴打で内臓にも相当なダメージを受けた。

 石さんは、心身共にぼろぼろになって、医者に3カ月の余命とさえ言われた。治療のための高額の医療費がなく、ただただ法輪功の煉功に頼り、やっと体が少しずつ回復してきた。

 今年2月1日、石さんの家が不当に家宅捜索されたあと、家族は、石さんが連行されたことをその時に知った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/3/23/344628.html)
 
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