【明慧日本2017年4月6日】貴州省天柱(てんちゅう)県の法輪功学習者・張雪梅さん、姚彩雲さんは人々に法輪功の資料を配布したため、今年1月に不当に連行された。3月2日に裁判が行なわれ、2人とも懲役3年の不当な判決を宣告された。
中国共産党による法輪功に対する迫害は既に十数年を経ており、法輪功迫害の真相を多くの人々はまだ知らない。学習者・張さん、姚さんは昨年3月20日、天柱県馬渡卿で法輪功の資料を配布した後、中国共産党の法輪功に対する誹謗中傷の宣伝を信じている人に通報され、警官に尾行され、連行されて家宅捜索を受けた。2人は拘留されたが、15日後に解放された。
しかし、今年1月1日、張さんは勤務先で誰かに呼ばれて店を出た後、行方不明になった。姚さんも1月6日、同様の方法で行方不明になった。同月18日、警察署からの逮捕状が家族に届き、2人とも凱里(がいり)市留置場に拘禁されていることが分かった。家族は面会に行ったが、会えなかった。弁護士としか面会できないと告げられた。
家族はやっと弁護士を見つけた。弁護士は裁判所から 「この案件は、早めにけりをつけなければならない」と告げられた。その後、家族は3月2日に裁判を行うとの知らせを受けた。
法廷で、弁護士は「被告人は違法行為をしていない」 「法輪功は邪教ではない」と弁護したが、裁判官に「この問題の弁護をやめろう」と警告された。弁護士は「私は1人の弁護士として、正義を支持しなければ、弁護士と言えますか」と言って引き続き弁護し、声をますます高めて弁護した。法廷内の警官はみんな緊張して立ち上がった。裁判官は弁護士の話を最後まで聞いていた。
最近、張さん、姚さんの2人に懲役3年の不当な判決が宣告された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)