山西大同市鉱区裁判所の学習者に対する馬鹿げた裁判
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 【明慧日本2017年4月8日】山西大同市鉱区裁判所は先月12日、同市の法輪功学習者・崔玉桃さんに不当に懲役3年6カ月の判決を宣告した。

 今年1月17日、崔さんに対する裁判が山西大同市鉱区裁判所で行われた。家族が傍聴しに行ったが、3人しか入廷を許されなかった。そして、傍聴席は満席だった。

 午前10時、裁判長が崔さんの出廷を促すと、崔さんが姿を現す前に、鉄製のチェーンの音が耳に届いた。崔さんは元気なく歩行困難な様子で、手錠を掛けられたまま、足かせも嵌められ、しかも崔さんを手錠で椅子に縛ったのです。崔さんは鉄製の椅子に座れと法廷内の警官に命じられた。

中共迫害法轮功学员的刑具:铁椅子
学習者に対して使う迫害用の鉄製の椅子

 この時、他の被告人の弁護士が、「手錠と足かせを外してください」と強く求めた。警官は手錠を外したが、足かせを嵌めたまま崔さんを鉄製の椅子に腰掛けさせた。崔さんの弁護士は「手錠と足かせをまだ外していません。逆に一層、深刻に食い込んでいます! 人道的立場から見ても、定められた法律通りに執行してください」と警官のやり方に強く抗議した。

 しかし、弁護士の要求は無視された。裁判長は聞こえないふりをして、「誰かに回避してほしいのなら申し出てください」と言った。崔さんの娘は「告訴人を回避してほしい」と要求した。弁護士は回避の理由を説明し、回避要求の書類を提出した。

 もう1人の被告人の弁護士も他の告訴人の回避を要求した。理由は起訴書に告訴人の名前が書いてないため、回避を強く要求した。裁判長は、合議が必要だとして30分の休廷を宣告した。崔さんは手錠と足かせを外されないまま連れられて法廷を出ていった。

 合議で回避の要求が無効だと述べた後、裁判が開始された。裁判長は崔さんの住所を尋ねたところ、崔さんは答えられなかった。崔さんは迫害されて頭がぼーとしていて、以前のことが明晰でなくなっていた。

 告訴人はいわゆる証拠を揃えて崔さんを誹謗中傷し、そして崔さんを「逃亡中の犯罪人だ」と言った。崔さんはずっと会社で仕事をまじめにしていて、連行された時も仕事中だったのに、なぜ逃亡中の犯人だというのであろうか!

 結局、法廷では崔さんに7年から9年までの懲役刑が下された。弁護士は非常に憤慨し、一つ一つ反論し意見を述べ弁護した。そして、何も罪を犯していない崔さんは無罪で解放すべきだと強く求めた。

 崔さんも「信仰は犯罪でしょうか。信仰の自由が憲法に書いてあるのではないですか。私がやったことは誰に対しても良いことで、悪いところは少しもありません」と自己弁護した。

 裁判は7時間にわたって行われた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/3/345127.html)
 
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