吉林省の女性教師 4年6カ月の実刑判決を下される
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 【明慧日本2017年4月12日】吉林省松原(しょうげん)市長嶺県の教師である法輪功学習者・チョ占豊さん(女性)は昨年10月、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官ら7~8人により家からパジャマのまま連行されて拘禁された。先月28日、チョさんは懲役4年6カ月の実刑判決と罰金1万元を宣告されたが、その場で上訴した。

 3月28日朝9時、長嶺県裁判所は松原市中級裁判所でチョさんに対して不当な開廷をした。法廷の傍聴席には十数人の警官らが座っていて、他の人は入廷できなかった。裁判長は早口でチョさんに対する判決文を読み上げ、十数分間で裁判を終わらせた。

 チョさんに対する1回目の開廷は2月13日だった。裁判所は開廷のことをチョさんの家族にも弁護士にも知らせず、チョさんに懲役3~7年の判決を下すと告げ、裁判を45分で早々に終わらせた。

 弁護士はチョさんの案件を閲覧しようとし、裁判所に行ったが、裁判長に断られた。そのため、家族と弁護士は長嶺県司法局へ行き、裁判長のことを訴えた。

 以前、チョさんは持病で苦しめられていた。法輪功の「真・善・忍」の教えに従って自分に要求し、上司、同僚、生徒から良い評判を得たチョさんは、知らないうちに病気も完治した。

 昨年10月31日午後、チョさんは警官に自宅から不当に連行され、家宅捜索を受けた。警官はチョさんの家にあったパソコン、プリンター、携帯電話、アイパットを押収し、子供の勉強用品や携帯電話までも押収した。

 その後、警官はチョさんの子供が通っている学校へ行き、子供に尋問をした。大学受験のために忙しくしていた子供は、尋問を受けたことでショックを受け、精神状態が悪くなったという。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/3/31/344965.html)
 
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