【明慧日本2017年4月14日】天津市の法輪功学習者・李少臣さん(73歳男性)は昨年12月に身柄を拘束されてから紅橋区留置場に拘禁され、現在すでに4カ月が経った。
李さんは1996年から法輪功を学び始め、心身ともに大きな変化があった。法輪功を習ってから20年間病気にかかったことがなく、見た目も若々しく50歳代に見えた。
昨年12月7日と8日に、李さんと妻の張桂珍さんと他の学習者20人以上が、相次いで不当に連行された。張さんは当日に家に帰されたが、李さんは逮捕令状を発付され、紅橋区留置場に拘禁された。
弁護士は李さんと面会した時、李さんは「どんなことがあっても罪は認めません。なぜなら『真・善・忍』を信じており噓はつけません。法輪功を学ぶことは決して間違っていません」と伝えた。弁護士も李さんの人間性や言葉遣いに感服し、容疑者になることが納得できず、中国の法律業界の恥だと言った。
かつて、労働教養処分を科される判決を受けた
2000年、李さんは2年の労働教養処分を科され、双口労働教養所で拷問を受けた。また、妻の張桂珍さんも不当な判決を宣告された。
2008年1月17日、天津市公安局は李さん、張さんなど学習者9人を不当に連行した。そのうち、人質として学習者ではない李さんの娘、息子、妹の婿までも連行した上、脅迫した。また、全員の家財が押収された。
その後、李さんは懲役4年6カ月の判決を宣告され、市西青区楊柳青刑務所に拘禁された。また、張さんも判決を言い渡され、市女子刑務所に拘禁された。
再び連行される
昨年12月7日午後3時半、李さんと妻はマンションから降りたとたんに、それぞれ5、6人の警官に取り囲まれ、張さんはパトカーに乗せられ、李さんは家の中に連れて行かれ取り調べられた。
30分後、警官らは法輪功創始者の写真、香炉、パソコン、迫害の真相資料などを運び出した。午後4時過ぎ、2人は派出所に連行された。警官は取り調べの時に10月から2人を尾行したと告げた。