「法輪功の美談なら たくさん知っている!」
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 【明慧日本2017年4月18日】【河北省張家口からの投稿】昨年12月のある日、町の理髪店にこの店の常連客でもある反汚職賄賂局の局長がやって来ました。

 腰を掛けると、局長はサイドテーブルに法輪功真相定期刊行物が置かれているのを見て、「法輪功の人達は中南海を包囲攻撃し、中国共産党と敵対している」と言いました。理容師は局長に「この問題についてたくさんの情報を持っている僕のほうが詳しいようですね。例えば、例の『中南海を包囲攻撃事件』は、法輪功の学習者が濡れ衣を晴らすために、ただ中南海に行っただけなんです。中南海に行かなければ、地方の官僚はその実情を知りません。もし、彼らがあなたに無実を訴えれば、あなたはその問題を解決できますか?」と聞くと、局長は手を振りながら「それは無理だ、無理だ」と言いました。

 理容師は「うちの店の前によく法輪功の刊行物が置いてあるのですが、暇の時、いつも読んでいます。資料が来たら必ず読みますよ。読んでいる中にいろんな事が分かってきました。例えば『天安門焼身自殺事件』は政府が自作自演したものだとか、法輪功学習者の生きたままの体から臓器を摘出するのは、政府が組織的に行っていることだとか、こんな内容の刊行物を読んだ事がありますか」と局長に聞きました。

 局長はまだ読んだことがないと答えると、理容師は「それは残念ですね!」と言って、「天安門焼身自殺事件」と生きたままの体から臓器を摘出する「生体臓器狩り」のことを簡単に説明しました。

 局長はとても聞きたがっている様子でした。理容師はさらに、「実は、双方の主張を全部聞いてから、初めて発言権があるのではないでしょうか。メデイアは一方的に政府側につき、通り一辺倒に宣伝し、法輪功を罵倒し、庶民はそれに洗脳され、法輪功って怖いと信じ込み、盲目的に非難しているだけではありませんか。これは中国人の最大な悲劇です!」と言いました。

 理容師は引き続き局長に次のような話をしました。この店のある女性客は法輪功の修煉者です。ある日、この女性は交通事故に遇い、車に20メートルほど先にはね飛ばされました。その時、目の前が真っ暗になった彼女は、体が地面に落下した瞬間だけ意識がはっきりしていたと言いました。修煉者としていつでもどこでも他人のために考えなければならないと思い、彼女は立ち上がり、怪我は大したこともなさそうだと確認して、衝突した場所に自分のスクータを探しに戻りました。事故を起こした運転手はとても緊張していました。彼女は運転手に「安心して下さい。あなたからお金をゆすり取ることはしません」と言って、運転手に壊れたスクータを道端の修理屋に運んでもらい、スクータが動けるようになってから、何も言わずにスクータを押して市内に戻って行ったそうです。その後、彼女は理容師に「法輪功を修煉していなければ、このような結果にならなかったでしょう。まず怪我はこの程度では済まないだろうし、きっと大変なことになって病院に送られ、入院し、きっと運転手と賠償金について揉めたりしていたでしょうね」と言いました。しかし、彼女は運転手から一銭も弁償してもらいませんでした。

 理容師は「彼女の話を聞いて、僕もとても感動しました。法輪大法は確かに素晴らしいと思いました」。

 局長は黙って聞いていて理容師に「あなたも法輪功をしているのかい?」と聞きました。美容師は「いいえ、煉功していません。しかし、法輪功を煉功している人は皆良い人だと分かっています」と答え、さらにもう一つの実話を話しました。「この理髪店の大家さんは最初の頃、とても好き嫌いが多く、口もうるさくて大変難しい人でした。ここの立地条件の良さがなければ、僕はとっくにここから出ていきました。しかし、4、5年前から大家さんは法輪功を煉功し始め、心臓病も良くなり、性格も良くなりました。今、この場所をとても心地よく使わせてもらっていますよ」。

 局長は「なるほど、なるほど」と頷きました。理容師は突然「大家さんが法輪功を煉功していることを外で言っちゃ駄目ですよ。今日、僕はちょっと喋り過ぎました。でも、僕達も法輪功の人達のように、他人のために考えてあげなければならない」。

 この時、局長の調髪も終わり、彼は微笑みながら理髪店を後にしました。

 美容院にいるもう1人の人が「あの人は幹部だから、法輪功のことばかりを言っちゃ駄目だ」と言うので、理容師は「彼は幹部だけど、私の上司じゃないから大丈夫さ。たまたまこの話題になったから、喋ってしまった。法輪功の素晴らしさをいっぱい知っているからね」。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/8/345338.html)
 
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