冤罪12年の河南省の学習者・魯順民さん 再度刑務所に
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 【明慧日本2017年4月21日】河南省許昌県の法輪功学習者・魯順民さん(68)は、真・善・忍の信念を堅持し、周りの民衆に法輪功の迫害の真相を伝えたため、二度の不当な判決を下され、計12年間刑務所で苦しめられた(1回目懲役8年、2回目懲役4年)。近頃、魯さんは再び河南省新密刑務所に拘禁され、詳しい状況が分からない。

 魯さんは法輪功を学んで大いに受益し、椎間板ヘルニアなどの頑固な病気が自然に治った。江沢民が1999年7.20に法輪功を迫害した後、魯さんは合わせて懲役12年の罪に陥れられ、電気棒で電気ショックを与えられ、滅多打ちされ、睡眠を剥奪され、歯が打ち落とされ、指はライターで焼かれ焦げて火傷を負うなどの拷問で苦しめられ、心身に極めて大きなダメージを受けた。2回目新密刑務所に拘禁された期間中に、魯さんの妻は無念の中で亡くなった。

 出所して帰宅した魯さんは、独りぼっちでぼろぼろになった、雨漏りのする家で生活しているにも関わらず、依然として個人の生死を度外視し、同郷の人達に法輪功の真相を伝え続けた。昨年8月1日、魯さんは許昌市区で真相を伝えた時、再度警官に連行され、そして家財を押収され、翌日の8月2日に許昌市高橋営留置場に拘禁された。

中共酷刑示意图:手铐脚镣
拷問のイメージ図:手錠、足かせを付けられる

 2002年5月、魯さんは警官に連行された後、許昌県留置場に1年間拘禁された。この期間中に、24キロの足かせを付けられ、その後、懲役8年の判決を下された。河南省新密刑務所での拷問により、右手の中指がライターで焼け焦げ、罵られ殴られ、睡眠を許されないなどの様々な拷問を受けた。

 2011年の旧暦の6月8日、魯さんは法輪功の真相を伝えた時に人に通報され、許昌県留置場に拘禁された。その時の魯さんは、拷問により体が非常に衰弱し、歯が抜け落ちて食事するのにも困難となり、骨と皮ばかりに痩せこけた。

 魯さんは拘禁された間に受けた迫害が、想像に絶するものであった。法廷内で、3、4人の警官らは魯さんを空中に投げ上げて落とし、地面に落下した魯さんは気絶した。

中共酷刑示意图:浇冰水
拷問のイメージ図:真冬に氷水をかけられる

 鄭州市新密刑務所で、魯さんは服を全部脱がされ氷水をかけられた。その後、警官は電気棒を直接に魯さんの口の中に押し込み、4時間連続して電撃したため、殆どの歯が緩んで抜け落ちた。どんなに苦しめられても、魯さんは書類上に1文字も書くことがなく法輪功を堅持し、良心に反する言葉も一切言わなかった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/1/345009.html)
 
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