四川省瀘州市裁判所 学習者・羅水珍さんに不当な判決を
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 【明慧日本2017年4月24日】四川省瀘州市江陽区裁判所は学習者・羅水珍さん(62歳女性)に懲役4年の不当な判決を宣告し、罰金1万元(およそ16万円)を科した。

 羅さんは昨年3月17日、区の国保警官に身柄を拘束され、納渓(のうけい)留置場に拘禁された。

 昨年9月11日、区裁判所は同留置場で羅さんに裁判を行った。裁判官は弁護士を非難し、パソコンの持ち込みを禁じた。その結果、弁護士を法廷に入れず、裁判はわずか30分でいいかげんに終わった。目撃者の情報によると、検察側は原稿を一通り読み、当事者は書面の陳述書を提出しただけで裁判は終わったという。

 裁判が終わった後、弁護士は裁判官に「このような裁判は裁判と言えますか? 」と問い詰めた。裁判官は「裁判所に協力するしかない」と答えた。弁護士はまた「これは明らかに違法行為です。違法行為に協力すると言っていますか? 弁護士の職務を制限することはすでに法律を犯しています」、「あなたは間違っています。自分の行動に責任を取る勇気はありますか? 将来、自分の行動を償わなければなりません」と忠告した。

 先月29日、区裁判所は判決通知書を弁護士に渡し、羅さんの家族は初めて判決の状況を知った。

 羅さんはかつて陳情に行ったとの理由で不当に拘禁され、思想改造施設に入れられ、2回労働教養収容所に拘禁され、懲役5年の判決を言い渡されたことがある。合わせて刑務所で13年の辛くて暗い日々を送っていた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/17/345763.html)
 
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