吉林省楡樹市の学習者・劉淑艶さん 迫害されて死亡
【明慧日本2017年5月7日】吉林省楡樹(ゆじゅ)市の法輪功学習者・劉淑艶さん(61歳女性)は今年4月21日、吉林省女子刑務所で迫害されて死亡した。劉さんは2015年11月26日に山東省で楡樹市警察署の2人の刑事により不当に連行された。その後、懲役3年を宣告され、昨年7月7日に吉林省女子刑務所に拘禁された。
劉さんは刑務所で断食をして迫害に抗議していた間、12日間灌食され、10日間独房に閉じこめられたあげく、虫の息となり、吉林省病院まで搬送された。採血し、化学分析などの検査が行われた後、家族に知らせた。刑務所側と病院側は電話で劉さんの娘に直ちに手術の実施を強要したが、娘は臓器狩りを恐れ、考えた上で「家族が病院に到着するまでは手術をしないように」と伝えた。
劉さんの娘が病院に駆け付けたのは午後で、劉さんは既に意識不明の状態で、脈拍が非常に弱く、今にも死にそうな状態だった。劉さんの娘が「手術の成功率はどのくらいですか」と医師に尋ねると、医師は「なんとも言えない。成功率が90%であっても、10%の失敗になるかもしれない」と答えた。娘は地元の病院に転院しようと決めたが、警察側は「『重病であるため、服役中の一時出所』の手続きをとるように」と言った。劉さんは翌日午後になって、仮釈放された。
地元の病院ですでに手遅れだと言われ、4月21日午後9時ごろに死亡した。
劉淑艶さんに関する関連報道は下記を参照。
http://jp.minghui.org/2016/01/23/46978.html
http://jp.minghui.org/2016/04/18/48044.html