四川省の法輪功学習者5人が上訴 二審が開廷された
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 【明慧日本2017年5月9日】四川省凉山州会理(りょうざんしゅうかいり)県の法輪功学習者・鄭琼さん、羅継萍さん、馬凌仙さん、董秀琼さん、瀋佳鳳さんは無実の罪で開廷された後、凉山州中級裁判所に上訴した。4月19日午後3時、会理県新裁判所で第二審が開かれた。

 5人はもともと多くの病気を患っていたが、法輪功を学んでからすべての病気が完治した。彼らは社会や家庭で「真・善・忍」の教えに基づき、より良い人間を目指した。しかし、18年前に中国共産党が法輪功への迫害を開始してから、5人は法輪功の修煉を堅持したため、数回にわたって迫害を受けてきた。

 2016年1月30日、5人は雲甸鎮で法輪功の資料を配ったという理由で不当に連行された。会理県公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)が5人を陥れようとした書類は、2回(4月と6月)検察庁に差し戻された。国保大隊は5人に懲役刑を宣告するために資料をかき集め、現場で奪った資料以外にも5人の家に貼ってあった横断幕やカレンダーも押収した。

 県裁判所が家族に知らせたのは、5人が7カ月間拘禁された後だった。2016年9月27日午後と28日午前、会理県新裁判所で行われた裁判では、北京、成都、西昌からの弁護士5人が彼女たちの弁護を行い、無罪を主張した。弁護士は「5人は法輪功を学んだ後、病気がなくなり、『真・善・忍』の教えに従い、よりよい人間になって道徳性を高めた。修煉者の心身の健康を郷里の皆さんに伝え、法輪功を修煉したことによる恩恵を分かち合った。17年間の迫害の中で拘禁、拷問、懲役、生きたまま臓器を摘出するなどの真相を伝え、市民に知る権利を与えた。彼女たちは『憲法』を守って実践し、罪を犯していないだけではなく、実のところ国に対して功績がある」と説明した。

 検察官が5人の配った資料を中傷した時、弁護士たちは当日集められた資料の開示を要求した。そのなかには、『真相』、『明白』、『希望』、『天から賜った福』、『世紀の大審判』、『全国で江沢民を告訴』などの冊子があった。弁護士たちは法廷で冊子の内容を読み上げた。例えば、『最高検察院:起訴と告訴はあなたの権利』、『江沢民告訴が憲法により保護される』、『良知で自分を助ける』、『30万ドルが韓国人の落とし主に戻された』、『忠孝礼義の内涵を探し出す』、『善良は生命の道標』、『看護師が見た奇跡』、『植物人間は歩行が自由になった』、『千金の処方:徳』など。弁護士たちは「それが人に善を教えて道徳を重んじる内容で、まさかこれを邪悪だと言うのか?」と問い詰め、検察官は無言になった。

 同裁判所は2016年12月9日、5人に対して判決を下した。1人罰金1万元(約16万円)を科し、懲役を宣告した。馬さんは1年4カ月、瀋さんは1年と執行猶予1年、羅さん、董さん、さんはそれぞれ1年だった。

 馬さん(63)は定年退職した元教師である。法輪功を学んだため、馬さんは公安局に2回召喚されて審問され、3回罰金を科さられ、給料も支給されず、昇給の資格を2回取り消され、3回不当に拘留、7回家財を押収、労働教養を2回受け、何度も嫌がらせを受けたことがある。

 羅さん(70)は会理県立病院の元職員で、「真・善・忍」の教えを堅持したため、数回不当に留置場や労働教養所に拘禁されたことがある。病院側は7年4カ月間にわたって羅さんの退職年金を支給しなかった。

 さん(60代)は会理第一中学の元職員で、「真・善・忍」の教えを堅持したため、何度も不当に連行されて拘禁されたことがある。2008年に労働教養1年3カ月を宣告された。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/4/15/345643.html)
 
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