武漢市の学習者 首に紐をつけられ4年6カ月の実刑判決を
【明慧日本2017年5月18日】湖北省武漢市の法輪功学習者・馮継武さん(70歳前後)は4月17日、同市漢陽区裁判所に懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡され、さらに3000元の罰金も科された。そして、裁判所は馮さんの上訴を阻止するため、判決書を5月3日になってやっと家族に、「馮継武の判決書を裁判所にもらいに来い」と通知した。
3月29日、漢陽市裁判所は馮さんに対して、不正な裁判を行った。裁判所側が傍聴に来た馮さんの親戚や友人を法廷に入れず、社区の人たちを法廷に入れて傍聴席を全部埋めてしまった。裁判を始めるとき、馮さんは全身を紐で縛られたままで法廷に連れて来られた。その上、警官は馮さんが叫ばないようにと、馮さんの首に紐をつけたままで裁判を受けさせた。
法廷で馮さんは自己弁護したが裁判官は聞こうとせず、馮さんの態度が悪いと言って、「重刑にしてやる」と脅した。それから、裁判官は馮さんの案件は特別だと言って、判決の結果を宣告しなかった。そして、4月17日、馮さんに判決を下した。
その後、家族は何度も裁判所を訪ね判決書をもらおうとしたが、上訴ができる期間中にもらえないように謀(はか)られ、「まだ、裁判の結果は出ていない」と裁判所の人員に嘘をつかれた。そして、家族が弁護士に依頼すると言うと、裁判所の人員は「馮継武本人は弁護士は要らないと言っている」と言い、また家族を騙した。
馮さんは昨年9月27日、漢陽区裁判所の前で警官に不当に連行された。
その後、馮さんは漢陽区陶家嶺留置場に送られ、家族との面会を許されなかった。
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