真相を伝える物語 5題
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文╱中国の大法弟子 清泉

 【明慧日本2017年5月22日】数日前、A鎮に法輪功迫害の真相を伝えに行きました。ここは中国共産党の数人の軍のトップの故郷ですが、ごく少数の人が迫害を恐れて真相を聞きたがらない以外、相当多くの人はすでに真相を分かっていました。次にいつくつかのエピソードをお話します。

 一、「手伝ってあげるよ」

 ある鉄道のトンネルの両側に、ガード・レールに鉄条網をかけている人がいました。私は彼らに迫害の真相を話したら、彼らはその場で法輪功迫害の真相資料を読み始め、そして、40代の人はすぐに脱党を承諾してくれました。隣の年配の人に「中国共産党の党員ですか」と聞けば、彼は「もう脱党したよ」と答えたため、「法輪功の人から脱党を勧められたのですか」と聞くと、「その通りだ」と答えました。

 すると、私は鉄道の右側で働いている2人の作業員のところに行き真相を話ました。話しているうちに、先程の年配の人がやってきて、「彼らは全部僕の部下で、12人いる。法輪功の資料を12部下さい。代わりに彼らに配ってあげるから。後で休憩時間に宿舎で一緒に読むようにする」と言いました。私は「ここにはDVDもありますが、要りますか」と聞くと、彼らは「誰かDVDプレーヤーを持っているか?」とあることを期待している口ぶりで聞いていました。しかし、無いと知って彼らはとてもがっかりした表情で資料だけを受け取りました。

 二、「法輪功のものか 良い! 良い! 良い!」

 田畑の仕事をしている2人に迫害の真相を伝えました。農薬を散布する人に法輪功の資料を渡したら、彼は表紙を見て、要らないと断りました。隣に鋤で畑を掘り起こしているおじいさんに資料を渡すと、彼から「法輪功のものか?」と聞かれ、「おじいさん、法輪功のものですよ」と率直に伝えました。

 おじいさんは意外にも嬉しそうに「法輪功のものか。良い!良い!良い!」と3つの「良い」を連発して、資料をポケットに入れました。

 三、「安全に気をつけてくださいね!」

 ある店の前に数人の若者が座って雑談をしていました。私は彼らの近くに行って、堂々と法輪功迫害の資料を配りました。彼らはすぐに読み始めました。店の中にはもう1人いるのが見え、中に入って法輪功の資料を渡したら、彼は「おまえはよく昼間にこんなものを配る勇気があるなあ」と言いました。私は「法輪功に対して誤解されているようですね。今、全世界で法輪功は素晴らしいものだと皆知っています。江沢民は虚言をでっち上げて法輪功を罪に陥れたのです。読んでもらえば分かると思います。中に書かれたものは全部真実です」と話すと、彼は「そんな事を言うな! 俺の仕事を知っているのか」と大声で怒鳴り、「警察官ですか」と聞いたら、「違う」、「610弁公室の人ですか」と聞くと、彼は黙って直接答えず、「『610弁公室』を知っているのか。その凄さを知っているのか」と聞き返されました。

 「私達法輪功を修煉する人は、『610弁公室』を知らない者はいないでしょう。あなたもきっと法輪功は人に良い人になるように教えていることを知っているはずです」と言いました。この時、先程の資料をもらった若い人が入ってきて、「法輪功は以前夜に資料を配っていたが、今昼も配っているね」と言ったため、私は彼らに大法の真相を話しました。「法輪功には健康維持と病気治療に顕著な効果があり、私の肝臓ガンも煉功をして治ったのです。私は師父のご恩に感謝して真相を伝えているだけで、悪いことを一つもやっていません」と話しました。

 店の人は「ここでは法輪功に対する迫害は凄かったよ。地元の法輪功の人は誰も出てこなくなった。あなたも早く帰ってください」と言いました。私は「人に優しくすることは自分に優しくすることです。あなたの善意に感謝します」と言うと、彼もとても善意を持て「安全に気をつけてくださいね」と言ってくれました。私は彼にお礼を言ってから、そこを立ち去りました。

 四、「先にお読みになりますか?!」

 ある工事現場に2人の人がいて、私は『共産党についての九つの論評』を年配の人に渡しました。彼は表紙を見て、目を大きくして非常に驚いて、「あなたはこのようなものを配ると刑務所に入れられるぞ」と言って、受け取る勇気がありませんでした。「私は配る勇気があるのに、あなたは読む勇気が無いのですか? この本は全世界で読まれています。たくさんの人は本を探して読みたがっています」と言いました。

 彼は手が震えながら指で本を挟んで隠そうとしたのか、本をショベルカーの鉄のはしごに置いてから、ショベルカーの運転席に戻りました。

 私は前の事務室に行き、中にいる幹部のような人に法輪功の資料を渡しました。出てきたら、先程のショベルカーの人が『九評』を持ってやって来て、上司に「これを先にお読みになりますか」と聞きました。

 五、「私は中国共産党とは性が合わない」

 道路の脇に2人の人が雑談していました。私は彼らに迫害の真相を話し、三退を勧めました。体の大きい中年男性は「僕は中国共産党とは性が合わない。共産主義青年団に入ったことがあるから、脱退する」と言って、法輪功の資料とDVDを受け取り、そして、DVDを指差して、「この字はなんと読むのか?」と聞かれたため彼に説明しました。彼はとても満足そうに去って行きました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/5/3/346634.html)
 
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