明慧ネット報道|4月117人の法輪功学習者に判決が下る
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 【明慧日本2017年5月27日】明慧ネットの今年4月の統計によると、中国国内では117人の法輪功学習者が不当な判決を受けた。その内の20人は昨年判決を受けたが、情報を公開したばかりで、89人は不当な裁判にかけられている。5人は法律に基づいて迫害の首謀者・江沢民を告訴したという理由で判決を受けた。吉林省白山市の72歳の孫玉発さんは、実名で江沢民を告訴したため、懲役3年の判決を下された後に、冤罪が晴れないまま死亡した。重慶市の法輪功学習者・余光河さんは懲役9年の重刑を下された。

图1:2017年1~4月中国大陆法轮功学员遭非法庭审、判刑人数统计

図1:1~4月までに中国国内で不当な裁判、判決を受けた法輪功学習者の人数統計

注:昨年に判決を受け、今年に報道された法輪功学習者の人数は昨年の統計に含まれない

 四川省、山東省、遼寧省、広東省、江蘇省、河北省は迫害の最もひどい地区である。四川省は第1位となり、18人に対して判決を下し、14人に対して裁判を行った。不当な判決は21の省、自治区、直轄市に及んでいる。85人の法輪功学習者が弁護士に依頼し無罪の弁護を行い、無罪で解放されることを求めた。

 司法官は元来社会の公平かつ公正な防御線であったが、今は落ちぶれてあるいは積極的に善良な人達を迫害する道具となっている。彼らは能動的に中国共産党の政法委、610弁公室に屈服し、罪のない善良な法輪功学習者を刑務所に送り、数々の世の中の悲劇を作り出した。

 中国共産党が罪悪を覆い隠し、ネットを封鎖しているため、本文の数字はすべて一部の統計である。(2017年4月6日から2017年5月5日まで掲載した文章によるもの)

 一、明慧ネットの4月の報道により 117人の法輪功学習者が判決を受ける

 表1:4月、中国共産党の裁判所に判決を下された法輪功学習者の分布地域と順位

区域   判決人数  順位   区域   判決人数   順位  
四川 

18 

1  黑龙江  4   8 
山东 

12 

2   宁夏  4  8 
辽宁 

10 

3  吉林  4  8 
广东 

9 

4  安徽  4  8 
江苏 

8 

5  江西 

3 

9 
河北 

8 

5  内蒙古 

2 

10 
湖北 

6 

6  北京 

1 

11 
河南 

6 

6  上海 

1 

11 
重庆 

5 

7  天津 

1 

11 
陕西 

5 

7  湖南 

1 

11 
甘肃 

5 

7       
合計  117人(2016年判決20人,2017年判決97人 ) 
   

 判決の最も多い省の順位は、第1位の四川省18人、第2位の山東省12人、第3位の遼寧省10人である。

 表2:55都市の法輪功学習者が判決を受けた状況統計表

都市  判決人数  都市  判決人数 
广安 

7 

沈阳 

1 

保定 

6 

锦州 

1 

临沂 

5 

鞍山 

1 

佛山 

5 

朝阳 

1 

大连 

4 

苏州 

1 

扬州 

4 

衡水 

1 

孝感 

4 

唐山 

1 

银川 

4 

深圳 

1 

遂宁 

3 

惠州 

1 

成都 

3 

河源 

1 

青岛 

3 

汕头 

1 

常州 

3 

黄冈 

1 

郑州 

3 

黄石 

1 

白银 

3 

周口 

1 

泸州 

2 

南阳 

1 

都江堰 

2 

新乡 

1 

济南 

2 

汉中 

1 

抚顺 

2 

七台河 

1 

宝鸡 

2 

鹤岗 

1 

西安 

2 

延吉 

1 

酒泉 

2 

延吉 

1 

哈尔滨 

2 

长春 

1 

阜阳 

2 

白山 

1 

南昌 

2 

蚌埠 

1 

赤峰 

2 

安庆 

1 

绵阳 

1 

九江 

1 

烟台 

1 

常德 

1 

泰安 

1 

   

 不当な判決を下した都市の順位は次の通りである。第1位の広安市は7人、第2位の保定市は6人、第3位の臨沂市と佛山市は5人、第4位の大連市、揚州市、孝感市と銀川市は4人である。

 迫害の実例

 実例1、白山市の孫玉発さんは実名で江沢民を告訴したため報復され、3年の冤罪を着せらたまま死亡

 吉林省白山市の法輪功学習者・孫玉発さん(72歳)は、警官の嫌がらせなどの迫害の中で心身とも限界になり、今年4月7日に無念の思いで冤罪を晴らせないまま死亡した。

 孫さんは2015年に実名で江沢民を告訴して以来、警官による嫌がらせが絶えなかったため、家を離れて3カ月間放浪生活をしていた。その後、警官は相変わらず頻繁に嫌がらせに来た。昨年9月3日、北京に在住する娘の家に住んでいた孫さんは、北京の警官に連行され、今年3月に不当に懲役3年の判決を下された。判決の情報を知った孫さんは心臓病が悪化し、無念の中で死亡した。

 実例2、弁護士「彼ら(中国共産党の裁判所)は法輪功を迫害する中で、全く法律を無視している」

 湖南省常徳市の農婦の覃小蘭さんは、昨年5月6日、自分の店舗で鎮派出所の警官に騙された後、懲役3年6カ月の判決を下された。覃さんは弁護士に委託して常徳市中級裁判所に控訴した。

 昨年8月23日、石門県裁判所は覃さんに対する裁判を行った。覃さんが自己弁護をしていた時、裁判長は覃さんの話を断ち切って「弁護資料を提示すればよい」と言い、十数ページの弁護資料をチラッと見ただけで読まずに横に置いた。

 弁護士は根拠に基づいた無罪の弁護をし、理屈が通っていたために、検察官はこれを認めず、自分の言い分を通すためにいい加減に休廷した。裁判所も結果を出さずにこれを放置した。

 今年4月17日、裁判所の関係者は白鶴山留置場で「尋問を行い、事情を調べた」という。8日後、弁護士は覃さんに結果を知らせた。「開廷せずに前回の判決を維持しました。私は全力を尽くしましたが、彼らは法律を無視しています。法輪功を迫害し、その上法律を無視しているので、私は深くあなたに同情の意を表すことしかできません!」。それを聞いた覃さんは、引き続き控訴する意を示した。

 覃さんは膵臓癌で2年余り病床で寝たきりでいた。1998年、知人を通じて法輪功に出会い、そして法輪功を学び始めた。間もなく覃さんは健康になり、3カ月後バリバリと畑仕事ができるようになった。しかし、1999年7.20後、石門県610弁公室、公安局、鎮派出所などの警官らは、何度も覃さんの家財を押収し、覃さんを連行した。その上、覃さんの両親は610弁公室の人員に不明な薬物を注射され、食物にも投入されたため、両眼とも失明した。

 実例3、広東省紫金県の教師・曾流明さんは、秘密裏に判決を下され家族が解放を求める

 明慧ネットの今年5月3日の報道によると、広東省河源市紫金県の教師・曾流明さんは、秘密裏に懲役2年6カ月の判決を下された。裁判所は家族と弁護士に一切知らせず、判決文をも家族にも渡していなかった。現在、家族はすでに控訴し、直ちに曾さんを無罪で解放するように呼びかけている。

 曾さんは大学時代に難病を患っていたことがきっかけで、法輪功を学び始めた。心身ともに健康になった曾さんは、卒業した後に紫金県成人中等専門学校に就職した。江沢民が法輪功を迫害した後、曾さんは相次いで連行され、家財を押収され、刑事拘留され、公職から除名された。そして、3年4カ月の労働教養を強いられ、甚だしきに至っては拷問され別人のように様子が変わり、危篤状態に陥ったこともあった。

 昨年9月24日の晩、曾さんは借家で連行され家財を押収された。今年1月19日、紫金県裁判所は曾さんに対して裁判を行った際、席が足りないとの理由で身内2人だけを法廷に入らせた。

 法廷で、弁護士・葛文秀氏は「曾さんは法輪功を学び良い人になり、どの法律のどの条項を犯しましたか? 誰に害を与えたのですか? 罪を犯した証拠はどこにありますか?」と質疑した後、曾さんに対する起訴状では事実と法律的な根拠が不足しているため、曾さんは無罪ですと主張した。

 2時間半の裁判の中で、警官と司法官は故意に何回も曾さんと弁護士の陳述を遮った。証拠不足のため、事実と法律の前ではなす術がなく、裁判所は休廷を宣言した。最終的に、秘密裏に判決が下された。

 実例4、農業技術学校の副校長が懲役6カ月の不当な判決を下される

 沈陽市蘇家屯区八一鎮農業技術学校の副校長で、法輪功学習者の李黎明さんは、昨年11月24日の午後5時頃、瀋陽市駅で切符を買おうとしたところ、和平区呉淞区派出所の警官にかばんの中を検査された。かばんの中に3冊の法輪功の本、携帯電話とUSBメモリカードが入っているとの理由で、連行され罪に陥れられた。

 今年4月7日、蘇家屯裁判所で李さんに対する裁判が行われた。李さんは、検察官が自分に対して並べた罪名に直面して、自ら正々堂々と無罪の弁護をし、在席の司法官、検察官などの関係者に「天意に従って、正義を守り、自分と家族のためにも正しく判断し、正しい選択をするように」と勧めた。

 当日、結果は出なかった。李さんは乳房が腫れて血膿が流れ出ているため、それを考慮した上で、裁判所は懲役6カ月の判決を下した。5月23日は出所日となっている。

 実例5、13年前に一度危険状態に陥った謝軍校さんが、再び連行される

 明慧ネットの今年4月6日の報道によると、河北省石家荘市の法輪功学習者・謝軍校さんは、13年前に法輪功が迫害される真相内容の標語をよく見える場所に書いたため、懲役6年の不当な判決を下された。留置場と刑務所で非人道的な迫害に遭った謝さんは、急性白血病を患った。医者は「15日以上は乗り越えられない」と断言したので、冀東刑務所は急いで謝さんを自宅に送って、500元を添えた。謝さんは法を学び煉功を通じて奇跡的に回復した。迫害を避けるため長期にわたり家を離れた。

谢军校
謝軍校さん

 しかし、今年3月19日、謝さんは石家庄市駅で駅派出所の警官に身柄を拘束され、再び冀東刑務所に拘禁され、13年前の冤罪を着せられた。

 二、4月に89人の法輪功学習者が不当な裁判にかけられた

 明慧ネットの統計によると、4月、中国共産党の裁判所は89人に対して裁判を合計90回行った。不当な裁判は中国国内の16の省、自治区、直轄市で行われた。そのうちに、52人は弁護士を依頼し無罪の弁護をした。

 迫害の最もひどい省の順位は、遼寧省21人、四川省14人、山東省9人、広東省8人、河北省7人である。

 30都市が迫害に参与した。最も多い都市は大連市8人、広安市8人、営口市7人、青島市7人、張家口市5人である。

 表3:4月、不当裁判の分布表

 省  裁判される人数 順位 裁判される人数 順位
辽宁 21 1 黑龙江 3 9
四川 14 2 浙江 3 9
山东 9 3 吉林 2 10
广东 8 4 天津 2 10
河北 7 5 江苏 2 10
重庆 6 6 上海 1 11
湖南 5 7 河南 1 11
陕西 4 8 山西 1 11
合计 89

 表4:30都市の法輪功学習者が不当な裁判にかけられた統計表

市  裁判される人数  市  裁判される人数 
大连 

8 

保定 

2 

广安 

8 

延吉 

2 

营口 

7 

抚顺 

1 

青岛 

7 

铁岭 

1 

张家口 

5 

泸州 

1 

汕头 

4 

深圳 

1 

西安 

4 

肇庆 

1 

常德 

4 

岳阳 

1 

临安 

3 

哈尔滨 

1 

巴中 

3 

齐齐哈尔 

1 

朝阳 

2 

鹤岗 

1 

鞍山 

2 

苏州 

1 

都江堰 

2 

淮安 

1 

广州 

2 

信阳 

1 

临沂 

2 

阳泉 

1 

 迫害の実例

 実例1、河南省信陽市の司徳利さんは再び裁判にかけられる

 今年4月14日午前9時、河南省信陽市浉河区裁判所は法輪功学習者・司徳利さんに対して2回目の裁判を行った。検察官は従来通りの浉河区検察院の程宝華で、司法官は浉河区裁判所の陳金ボウだった。

 司さんは自己弁護の中でこのように述べた。「自分は法輪功を学び、真・善・忍に従って良い人になるのに、逆に江沢民に迫害され、何度も労働教養を強いられ、不当な判決を下されたため、仕事を失い、生活も困難を着たしています。政府は2015年に『告訴があれば必ず受理し、立案しなければならない』との政策を公表した後、電話で最高検察庁に『江沢民を告訴することができますか』と問い合わせをしたことがあり、相手は『できます、それはあなたの権利です』と答えました。私は江沢民を告訴することは合法であり、憲法がすべての国民に与えた正当な権利でもあります。監査役としての検察院は公安部門の違法行為を監査せず、かえって犯罪と知りながらも公安局と共犯となり、国民を罪に陥れています。これは法を知りながらも法を犯していることと同じです」

 司さんはまた「江沢民は薄煕来、周永康と同じで、罪を犯しています。しかし、江沢民を告訴することは他の犯罪者を告訴することと何の違いがありますか? この案件に関連している公安局・検察庁・裁判所の人員を含めて、これらの全ての人員が法律を犯しているのなら、他の罪犯者と同様ではありませんか。何の区別がありますか」と指摘した。

 前回の裁判と同じく、検察官と司法官は答えられなくなり、1時間内に裁判を終了させた。

 現在、司さんはすでに留置場で1年1カ月以上拘禁されている。

 実例2、学習者が法廷で迫害を暴き出し 弁護士は無罪で解放を求める

 河北省ライ源県の法輪功学習者・任俊英さん、趙秋雲さんは、4月27日、保定裁判所で不当な裁判を受けた。不当な裁判は4時間続いた。

 2人の法輪功学習者は「法輪功を学ぶことは何も悪いことはなく、無罪です」と主張して、司法官や検察官に「良い人を迫害しないように、また、善悪には報いがあります」と勧めたところ、司法官に叱られた。司法官は「善悪の報い」のような話を聞きたくないのである。

 裁判の過程の中で、司法官と検察官は傲慢な態度で弁護士の弁護時間を制限し、10分間の弁護を3分以内で終えるように強制し、弁護士の弁護を遮ったり、数回弁護士を法廷から追い出そうとしたりして、弁護士に「これは弁護しているのではなく、法輪功を宣伝している」と言った。

 任俊英さんは法廷で「保定留置場で毎日5時20分に起こされ労役を強制された。ライ源県の法輪功学習者・張小芬さんは保定留置場で拘禁された時、様々な苦難に遭遇した。警官の指示の下で、受刑者らは歯ブラシで野蛮に張さんの腟を突き刺した。(張さんはライ源県裁判所に懲役3年6カ月の判決を下された後、4月1日に石家荘女子刑務所に拘禁された。以前は、ずっと保定留置場で拘禁されていた)」と保定留置場の非人道的な悪行を暴き出した。

 「法輪功学習者はみんな誠実で善良、寛容で俗世間を超越しており、普段の生活の中で家族に認められ、社会に認められて、公認されている良い人です。従がって、法輪功学習者には何も違法行為がなく罪犯者ではありません。裁判官たちは歴史の試練に堪えられるような正当な判断を選択し、無罪で2人の法輪功学習者を解放するよう望んでいます」と最後に弁護士は述べた。

 実例3、山西省盂県裁判所は、民衆に真実を知られることを恐れ、王志輝さんを非公開裁判にした

 中国の『刑事訴訟法』の第183条にこのように定めてある。「裁判所は裁判をする時に公開とすべきである」 しかし、山西省盂県裁判所は、法律の執行者でありながら法を犯し、法輪功学習者・王志輝さんに対して非公開裁判を行い、さらに家族をも脅かした。

 今年4月6日午後3時、王さんの家族と弁護士は時間どおりに出廷したが、4時になっても司法官の姿が見えなかった。しばらくすると、2人の若い司法官は来て「傍聴に来た人はすべて退去するように、今回の法廷は公開しない」と言った。「どうして公開しないのですか? 何か人に告げられない理由があるのですか?」と聞かれた司法官は答えず、家族に対して「問題があれば裁判長に聞きなさい」と言った。

 実例4、検察官は「信仰は無罪で、法輪功を学ぶことも無罪である」と述べると同時に、楊国権さんに有罪判決を下す

 遼寧省鉄嶺市の法輪功学習者・楊国権さんは、昨年12月5日午前11時頃、開原市威遠堡鎮の市場で法輪功の内容が書いてある卓上カレンダーを配布していた。聞くところによると、民衆は積極に受け取り、配布に手伝っている人もいたという。楊さんは威遠堡鎮派出所の警官に不当に連行され、8日後に逮捕令状が発布された。

 4月11日、開原市裁判所は楊さんに対して裁判を行った。法廷で、楊さんは「自分は法輪功を学んでから、ずっと法輪功の先生の要求通りに至る所で良い人であるように努め、自分に要求している。しかし、2007年の時、懲役3年の不当な判決を下された。警官は電気棒を自分の口の中に挿し込んで、電撃したため数本の歯が抜け落ちた」と述べながら口を開いて司法官に見せた。

 事実を目の前にした検察官は「信仰することは無罪であり、法輪功を学ぶことも無罪である」と言った。しかし、依然として法輪功を広めることは有罪だと主張した。

 実例5、遼寧省鞍山市裁判所の強行裁判を弁護士が告発

 鞍山市立山区裁判所は、今年4月6日、鞍山市女子留置場で法輪功学習者・孫敏さんに対して裁判を行おうとした。あらゆる手段で妨害された孫さんの弁護士は、憤然と裁判の場を離れ「私は司法官を20年間務めたあと、弁護士になって10年、数百件から千件近くの裁判を経験したが、このような野蛮な法廷は初めてだ。まったく最低のアンダーラインをも破っている! このような野蛮な法廷は本当に前代未聞であり、この裁判自体が違法で認められないものです! 私が弁護書類を渡すはずがありません!」」と憤慨の言葉を投げた。

孙敏老师
孫敏さん

 弁護士は立山区政法委、検察庁に行き、司法官の汚職行為を提訴した。

 孫さんは真・善・忍の理念を遵守する法輪功を学ぶ者であり、連行され起訴されるべきではなく、顕彰すべき立派な人物である。現在50歳の孫さんは、かつて鞍山市第七中学校の有能な教師で、省レベルの科学研究プロジェクトの成果を獲得したほか、国家レベルの科学研究の論文を発表し、教育現場で十数項目におよぶ1等賞を獲得している。

 三、経済的にも破綻させられる。中国共産党の裁判所、公安部門の人員が現金12万9千元をゆすり取る

 明慧ネット4月の報道の統計によると、11の省の裁判所と警察官がゆすり取った現金は12万9千元に上った。裁判所での罰金は9万9000元で、警官がゆすり取った現金は3万元である。中国共産党の法廷での罰金は、いかなる法律的な根拠も全くなく、単に金品をゆすりとる行為である。

 表5:4月、中国共産党の裁判所、公安部門の人員がゆすり取った現金の統計表

省  裁判所の罰金  警官がゆすり取った現金 
辽宁  2万元  1万元 
黑龙江  3万元   
四川  1万4千元   
山东  5千元 2万元 
安徽  8千元   
河北  5千元   
河南  5千元   
陕西  5千元   
上海  3千元   
湖北  3千元   
广东  1千元   
合計  12万9千元(裁判所の罰金9万9千元、警官がゆすり取る3万元) 

 表6:裁判所、公安部門の人員が17人の法輪功学習者からゆすり取った現金額

名前  市  裁判所の罰金  警官ゆすり取った額 
刘玉秋  黑龙江  鹤岗 

2万元 

 
苏云霞  黑龙江  哈尔滨 

1万元 

 
文英  辽宁  大连 

1万元 

 
李锦玲  辽宁  大连 

1万元 

 
孔庆春  辽宁  大连   

1万元 

梁文德  四川  泸州 

1万元 

 
张里学  四川  都江堰 

2千元 

 
甘学梅  四川  都江堰 

2千元 

 
吕建国  山东  青岛 

5千元 

 
王美云  山东  临沂   

2万元

方浩奇  安徽  安庆 

8千元 

 
王元升  河北  衡水 

5千元 

 
岳兰香  河南  南阳 

5千元 

 
李金凤  陕西  汉中 

5千元 

 
王鑫  上海  黑龙江人在上海打工 

3千元

 
田发青  湖北  黄冈 

3千元 

 
王利林  广东  深圳 

1千元 

 

 四、無罪で釈放

 明慧ネットの統計によると、4月、中国国内では公安局の入所の拒否や、裁判所の案件を差し戻したり、検察院の不起訴や、法輪功学習者が無罪になり解放された実例を多く報道した。

 4月、明慧ネットで報道した無罪になり釈放された実例

◎吉林省徳恵市検察院は案件を差し戻し、王興香さんは解放された。

◎黒龍江省海林市の郝升巧さんは解放され帰宅した。

◎吉林省乾安県の穆暁梅さんは無条件で解放された。

◎湖南省株洲市の検察院は案件を差し戻し、劉永芬さんは解放された。

◎山東省鄒平県検察院は逮捕令状を発布せず、趙紅偉さんは無罪で解放された。

◎2審は「証拠不足」と判定し、塩城市の張素芳さんは帰宅した。

◎裁判所は訴訟を撤回し、検察院は案件を差し戻し、大連市の周傑さんは解放された。

◎検察院は何度も案件を差し戻し、公安局が再度審査した後、大連市の楊叔玉さんは無事に帰宅した。

◎四川省瀘州市の廖聖さんは無罪で解放された。

◎留置場は入所を拒否し、派出所は証拠がなく、合肥市の李国珍さんは帰宅した。

◎山東省濱州市濱城区検察院は邵紅さんと潘淑蘭さんに対して不起訴を決定した。

◎山東省シ博市臨シ区検察院は不起訴とし、寇会さんは帰宅した。

◎遼寧省撫順市の孫世華さんは4月28日に保証人を立てて審問を待つ形で解放された。

 結び

 今年4月20日、中国最高検察庁の公式サイトでは、新たに「通報センター」を設置し、「本通報センターで正国級を告発する案件も受理」という題名の報道を流した。つまり、国家レベルの人員を誰もが告発することができ、江沢民本人をも含む。

 現在まで、二十数万人の法輪功学習者が、告訴状を郵送する形式で、最高検察庁と最高裁判所に実名で江沢民が憲法と法律に違反して法輪功を迫害した罪を告訴し、当局に立案調査して、法律に基づいて首謀者・江沢民を処罰するように求めた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/5/8/346919.html)
 
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