北京市の学習者李暁鳳さん 1審で懲役3年6カ月の判決を
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 【明慧日本2017年5月31日】北京市平谷区の法輪功学習者・李暁鳳さんは、今年5月9日、平谷区裁判所に懲役3年6カ月の不当な判決を下され、罰金7千元の支払いを命じられた。李さんはすでに北京市第三中級裁判所に控訴した。

 昨年11月18日、李さんは自分の経営しているヘアサロンで、散髪しながら男性客の劉博に法輪功の真相を伝え、そして、お守りと真相DVDを贈った。劉博がすぐ警察に通報したため、南独楽河鎮派出所と平谷国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官十数人が、李さんを連行し、その場で口汚く李さんを罵った。

 その後、警官は家宅捜索をし、李さんの店舗と家の中から法輪功の書籍および他の個人物品を押収した。12月21日、平谷検察院は逮捕令状を発布した後、李さんはずっと平谷区留置場に拘禁されている。

 1999年7.20から江沢民が法輪功を迫害して以来、李さんは何度も迫害を受けた。

 1、2000年7月、李さんは北京の大興団河労働教養所に拘禁され、法輪功を放棄するように強制され、半月後に解放された。

 2、2001年2月、李さんは1年6カ月の労働教養を強いられた後、さらに10カ月延長された。相前後して北京平谷留置場、北京新安労働教養所と北京大興女子労働教養所で転々と拘禁された。平谷区の警官は李さんの家の法輪功書籍をすべて押収した。平谷公安局で李さんが質問に答えないため、警官に本でひっきりなしに頭を叩かれ、署名を拒否したため、女性警官に箒で頭を殴られた。北京新安労働教養所で、警官は李さんに法輪功を放棄させるように、1年間続けて終日掌の大きさの小さな腰掛けに座るように強制し、睡眠を許さず、李さんに対してひっきりなしに手が疲れて痛くなるまで平手打ちをした。李さんは頭を下げられ、両腕と臀部を上に向けられ、飛行機を運転する姿勢を強制させられ、腿(もも)の部分が浮腫んだ。ある日の夜10時頃、警官の指示の下で7人の麻薬常習犯の囚人に洗面する部屋で殴られた。李さんの右目が充血し、全身は青紫色になり、大量な髪の毛が引き抜かれた。

 労働教養の期間中、李さんは割り箸の包装、野菜類の葉っぱを拾い集める、豆詰め、紙の箱作りなどの作業を長時間に渡り強制させられた。

 3、2006年3月、李さんは2年6カ月の労働教養を強いられた。警官は李さんの家の中の法輪功書籍とプリンターを押収した。大興女子労働教養所で、李さんは2年余り掌サイズの腰掛に座らされ、朝4時から午前2時まで強制され、臀部が黒くぼろぼろになった。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/5/14/348060.html)
 
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