【明慧日本2017年6月1日】安徽省合肥市で4月28日と5月2日、法輪功の真相が書かれた横断幕をかけていた法輪功学習者が連行されるという事件が発生した。彼らは突然現れた数人の私服警官に手錠をかけられて派出所に連行された後、尋問を受けた。そのうち2人の学習者は合肥市拘留所に移送された。
派出所で十数人の警官は、趙さんを囲んで罵りながら尋問した。趙さんは何も言わなかったため、同市の拘留所に移送された。
法輪功学習者・姚敏さんは、警官が尾行していたことに気づかず、街で横断幕をかけていた。5月2日午後2時、姚さんは学習者・王世蘭さんの家を訪ねてドアを叩いたところ、現れた警官に安慶路派出所に連行された。
その後、派出所の警官十数人がパトカー数台に乗って王さんの家に向かった。王さんの家には数人の法輪功学習者が法輪功の書籍を読んでいた。
女性の私服警官が王さんの家のドアを叩いたとき、王さんの家を訪ねていた学習者・孫以淑さんが出かけようと、ドアを開けたところで女性警官と遭遇した。孫さんが「どなたですか?」と聞くと、女性警官は「この家を取り壊して立ち退くことになったので、登記簿と面積のチェックをしに来た」と嘘をついた。
その途端に、十数人の警官が王さんの家に侵入し、何の令状も提示せず、家宅捜査を始めた。孫さんは「あなたたちの行為は、民家への不法侵入です!」と叫んだが、警官に外に引っ張り出され、パトカーに乗せられて派出所に連行された。
警官らは部屋のドアをこじ開け、法輪功の書籍を読んでいる学習者3人を派出所に連行した。派出所で6人の学習者は順番に尋問を受け、連行された8人のうち、70歳以上の5人は、当日の夜に解放された。孫さんと姚さんは翌日、合肥市拘留所に移送された。
それから、10日ほど拘禁された孫さんも解放されたが、姚さんと趙さんは同肥市留置場に移送され拘禁され続けたという。