山西省の飲食店主で法輪功学習者の温朔雁さんが連行
【明慧日本2017年6月3日】山西省の法輪功学習者・温朔雁さんは、今年3月8日午前、自らが経営している店で同市の警官に連行された。警官は1カ月前から温さんに対して監視を行っていた。
当日、私服警官は店内に入って、プリンター、パソコン、法輪功の書籍を押収し、温さんを晋中市留置場に拘禁した。
温さんは大学卒業後、太原市発展改革委員会に就職したが、法輪功を学んでいるとの理由で5年の冤罪を着せられ公職を剥奪された。温さんは生活を維持するため平焼き店を経営していたが、連行されたことによってやむを得ず閉店した。閉店した店を眺めていた温さんの息子は、悔しくて仕方がない様子だった。
警官・申建軍が良い人を迫害するのは、今回が初めてではない。下記の3人の死亡と多くの冤罪はすべて申と関連がある。
2014年初め、申は楡次区の王双春さん、唐華風さん、劉増芳さん、鄭健美さん、程賢徳さんら法輪功学習者5人を連行した。晋中城区の検察院と裁判所はそれぞれに懲役3~4年の判決を下した。
そのうちの75歳の程賢徳さんは迫害を受けて、体がひどく衰弱したため解放された。しかし、帰宅してから、二十数日後に死亡した。王双春さんの母親は息子が連行された後、亡くなった。
この5人の法輪功学習者に対する裁判が行われた日、申は傍聴しに来た13人の法輪功学習者を連行し、夜の12時過ぎになってようやく解放した。その中の1人、太原市の周拉香さんは、恐怖と圧力の中でショックを受けて体調がどんどん悪化し、2015年10月15日に冤罪が晴れないまま亡くなった。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)