山東省臨沭県裁判所は 法輪功学習者2人に不当判決
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 【明慧日本2017年6月3日】山東省臨沭(りんじゅつ)県の610弁公室、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)は、検察庁、裁判所と結託し、法輪功学習者・王松艶さん、陳素侠さんに対して懲役3年6カ月の不当な判決を宣告し、罰金2万元(およそ32万円)を科した。

 昨年9月12日午前、2人は江沢民告訴などの看板を掛け、県610弁公室や国保大隊の関係者に臨沂(りんぎ)市留置場まで連行された。

 留置場に拘禁された2人は、610弁公室の関係者・李方春にそれぞれ騙された。

 李方春は、陳さんの実家が弁護士を雇ったため、解放できるどころか、判決を宣告される可能性が高いと騙した。その結果、陳さんの家族は実家のことを誤解して、弁護士と一度面会しただけで辞退した。

 李方春は、さらにほかの学習者が救援の電話を掛けたり、法輪功の文言が書かれた紙を貼ったりしても、2人は家に帰されないと騙した。その結果、2人の家族はほかの学習者の救援方法を理解できず、610弁公室の言うことを聞くことだけが解放されるよい方法だと信じた。家族は610弁公室が指定した弁護士を雇い、「すぐに解放できる」、「年明けに解放できる」などと何度も騙された。

 李方春は2人の学習者にも同じ手段を使った。供述を誘導し、今年2月中旬に開廷した。開廷した時、傍聴者を限定し、3月にようやく判決を言い渡した。

 現在、2人は上訴したが、市留置場に拘禁されたままでいる。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/5/22/348563.html)
 
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