浙江省女子刑務所で周偉芬さんは8年間独房生活を送る
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 【明慧日本2017年6月3日】浙江省麗水市縉雲県の学習者・周偉芬さん(61)は法輪功を学んでいるとの理由で2010年4月、懲役9年の不当な判決を宣告され、省の女子刑務所に拘禁され、長期間にわたって独房に入れられていた。現在、周さんは痩せこけ、他人との会話までも一切禁止されている。

 2009年7月10日午前、周さんは仕事をしている最中に、区および県公安局の警官に身柄を拘束され、家財を押収された上、麗水留置場に拘禁された。

 翌年の4月20日、麗水市蓮都区裁判所は周さんに懲役9年の不当な判決を宣告し、同時に、劉海燕さん、曽金球さん、陳素英さんもそれぞれ懲役8年、8年、4年の不当な判決を言い渡された。4人は上訴したが、中級裁判所は6月2日ごろ、裁判が開かれないまま原審を維持すると宣告した。周さん、劉さん、曽さん、陳さんの4人は省の女子刑務所に拘禁された。

 情報筋によると、周さんは隔離され、睡眠や風呂に入ることを禁止された。長い真夏の日々に風呂にも入れず、全身あせもだらけになった。さらに囚人の給食を食べることが許されず、少しの漬物だけを与えられたという。

 周さんは長期間にわたって独房に閉じ込められ、強制的に転向するようにと強いられた。また囚人達に虐(いじ)められたり、辱(はずかし)められた。

 そのため、周さんは不本意にも転向し、ようやく独房から出され普通の囚人と一緒に暮らせるようになった。しかし、ここでも苦役的な労働を強いられて働かせられた。

 その後、周さんは転向が間違っていたと認識したため、警官に以前の転向は白紙にすると伝えた。そのため、再び独房に閉じ込められ、数カ月間、外部と一切隔離された。

 現在、周さんはやっと独房から出されたが、囚人に監視され、ほかの人と話すことは一切禁止され、迫害されて痩せこけている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/5/24/348637.html)