重慶市で拘禁されていた学習者3人に判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2017年6月4日】重慶市合川(ごうせん)区の法輪功学習者6人は昨年4月6日、不当に家宅捜索を受けて連行され、その後、留置場や洗脳班に拘禁されていた。今年5月2日、不当な裁判が行われ、その中の3人に対して罰金や実刑判決が宣告された。

 合川区裁判所はゴン廷昭さん(76)、唐明碧さん(70)、藍太蓮さん(70)、唐元碧さん(73)、万徳玉さん(76)、馮昌玉(80)の6人に対して次のように判決を下した。ゴン廷昭さんは懲役2年と罰金3千元、健康上の関係で現在は家で刑期を消化している。藍太蓮さんは懲役1年と執行猶予2年、罰金2千元。唐明碧さんは懲役6カ月と執行猶予1年、罰金千元。他の3人は刑事処罰を免除された。

 ゴン廷昭さん(76)は、江沢民を告訴したという理由で、合川区の610弁公室や政法委員会(610弁公室を直轄する組織)などの機関の役人に洗脳班まで連行された。現在、迫害されて身体が非常に衰弱しており、目がはっきり見えず、毎日お粥しか食べることができない状況である。

 上記の学習者6人は昨年4月6日午後、唐元碧さんの家で法輪功の本を読み、いかに道徳水準を高めるかについて交流していた。午後3時、水道管の修理業者を装った警官に騙され、ドアを開けた途端、7~8人の警官が押し入り、すぐに派出所まで連行された。その後、合川留置場に拘禁された。

 留置場には他にも10人余りの学習者がいたという。彼らは留置場で37日間拘禁された後、合川区の五つ洗脳班に移送された。そこで毎日、法輪功や法輪功の創始者を誹謗中傷する動画を強制的に見せられたり、中国共産党の歌を歌わさせられた。その後、法輪功の修煉を放棄する旨の書類・「三書を書くことを強要された。

 彼らは洗脳班で3カ月間迫害された。張志芬さんの娘は留置場へ行き「父の身体は不自由で、お婆さんも90歳の高齢です。母が面倒を見ないといけないので、母を解放してください」と求めたところ、解放しないどころか娘自身も6日間拘留された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/5/28/348794.html)
 
関連文章