【明慧日本2017年6月11日】明慧ネットの統計によると今年4月、江沢民グループは残りの勢力で政法委員会(610弁公室を直轄する組織)、610弁公室、法曹機関、街道社区(中国共産党の末端組織=街道弁事処と住民組織=居民委員会から成る)などの部門を操り、法輪功学習者への迫害を続け、さらにいわゆる「ノック行動」を広げ、3月から開催する「両会」の安定、4.25、5.13世界法輪大法デー、第19回党大会などを口実に、全国の広い範囲で学習者を連行し、嫌がらせをした。
明慧ネットの情報によると、4月に中国で686人の法輪功学習者が身柄を拘束され、1157人が嫌がらせを受けた。4月の嫌がらせを受けた人数は3月の人数の2.78倍である。117人は不当な判決を宣告され、89人に裁判が行われ、34人は思想改造施設に送られ、47人は逮捕状を発付され、判決に直面している。129人は江沢民を告訴したとの理由で不当な判決を宣告されたり、身柄を拘束されたり、嫌がらせを受けた。そのうち、5人は判決され、34人は身柄を拘束され、90人は嫌がらせを受けたという。
4月には、新たに8人が長期にわたって迫害を受けて死亡。
遼寧省、山東省、吉林省、湖北省、四川省、重慶省、甘粛省などの地域では、広い範囲で嫌がらせ、連行事件が起こった。迫害に使われる主な手段は、連行、嫌がらせ、家財押収、脅迫、ネットで指名手配、監視、公職追放、給料の支給停止、強請の強要、拷問などである。
本文のデータは実名、幼名で有効な数字に基づき、20人未満の場合、10人とカウントし、数十人であっても有効な数字と見なされない場合は、カウントしないことにしている。また、中国共産党によるネット封鎖のため、本文の数字は不完全な統計となっている。
目次
一、連行、嫌がらせ
二、逮捕状の発付、洗脳迫害
三、強奪、強請の強要
四、江沢民告訴の報復による迫害
五、8人が迫害されて死亡
結び
一、連行、嫌がらせ
1、686人が不当に連行される
4月、中国において686人の学習者が身柄を拘束された。そのうち、239人は家に帰され、67人は当日に解放された。一方、232人は家財を押収された。
連行の範囲は27の省、市、自治区、直轄市に及んだ。最もひどい省の順位は山東省104人、吉林省73人、遼寧省63人、河北省59人、湖北省52人である。
表1:2017年4月、連行案件の分布表
地域 |
連行された人数 |
順位 |
地域 |
連行された人数 |
順位 |
山東省 |
104 |
1 |
上海市 |
10 |
15 |
吉林省 |
73 |
2 |
江蘇省 |
9 |
16 |
遼寧省 |
63 |
3 |
安徽省 |
9 |
16 |
河北省 |
59 |
4 |
浙江省 |
8 |
17 |
湖北省 |
52 |
5 |
天津市 |
7 |
18 |
黒竜江省 |
48 |
6 |
江西省 |
7 |
18 |
北京 |
41 |
7 |
貴州省 |
6 |
19 |
重慶市 |
37 |
8 |
広西省 |
6 |
19 |
河南省 |
33 |
9 |
山西省 |
4 |
20 |
四川省 |
29 |
10 |
陝西省 |
2 |
21 |
内モンゴル |
24 |
11 |
雲南省 |
2 |
21 |
湖南省 |
23 |
12 |
新疆ウィグル自治区 |
2 |
21 |
広東省 |
14 |
13 |
チベット |
1 |
22 |
甘粛省 |
13 |
14 |
|
|
|
合計 |
2017年4月、686人は身柄を拘束された |
4月、133の都市は法輪功迫害に加担し、最もひどい都市の順位は延辺市42人、イ坊市37人、周口市22人、唐山市20人、長春市20人である。
表2:133都市の連行統計表
都市 |
連行された人数 |
都市 |
連行された人数 |
延辺市 |
42 |
南京市 |
2 |
イ坊市 |
37 |
敖漢旗市 |
2 |
周口市 |
22 |
昆明市 |
2 |
唐山市 |
20 |
金華市 |
2 |
長春市 |
20 |
宜春市 |
2 |
赤峰市 |
19 |
柳州市 |
2 |
武漢市 |
18 |
佛山市 |
2 |
錦州市 |
16 |
恵州市 |
2 |
成都市 |
13 |
肇慶市 |
2 |
衡水市 |
13 |
遂寧市 |
2 |
瀋陽市 |
10 |
涼山イ族自治州 |
2 |
大連市 |
10 |
南陽市 |
2 |
鶏西市 |
10 |
孝感市 |
2 |
威海市 |
9 |
宜昌市 |
2 |
臨沂市 |
9 |
ケイ台市 |
1 |
煙台市 |
9 |
廊坊市 |
1 |
德州市 |
9 |
滄州市 |
1 |
ハルビン市 |
9 |
撫順市 |
1 |
大慶市 |
9 |
鞍山市 |
1 |
阜新市 |
9 |
東営市 |
1 |
鄂州市 |
9 |
淮南市 |
1 |
大興安嶺地区 |
8 |
宿州市 |
1 |
郴州市 |
8 |
阜陽市 |
1 |
十堰市 |
7 |
襄樊市 |
1 |
吉林市 |
7 |
黄岡市 |
1 |
チチハル市 |
7 |
湘潭市 |
1 |
麗水市 |
6 |
懐化市 |
1 |
合肥市 |
6 |
邵陽市 |
1 |
青島市 |
6 |
常德市 |
1 |
ビン州市 |
6 |
鄭州市 |
1 |
秦皇島市 |
6 |
信陽市 |
1 |
石家荘市 |
5 |
新郷市 |
1 |
本溪市 |
5 |
濮陽市 |
1 |
仙桃市 |
5 |
三門峡市 |
1 |
德陽市 |
5 |
巴中市 |
1 |
麻城市 |
4 |
瀘州市 |
1 |
盤錦市 |
4 |
攀枝花市 |
1 |
朝陽市 |
4 |
慶陽市 |
1 |
聊城市 |
4 |
靖遠県 |
1 |
シ博市 |
4 |
瓜州市 |
1 |
鶴壁市 |
4 |
武威市 |
1 |
綿陽市 |
4 |
白銀市 |
1 |
臨夏市 |
4 |
江門市 |
1 |
酒泉市 |
4 |
韶関市 |
1 |
梅州市 |
4 |
珠海市 |
1 |
南通市 |
4 |
東莞市 |
1 |
貴陽市 |
4 |
常州市 |
1 |
邯鄲市 |
4 |
常熟市 |
1 |
伊春市 |
3 |
蘇州市 |
1 |
南昌市 |
3 |
大同市 |
1 |
アルシャン市 |
3 |
太原市 |
1 |
丹東市 |
3 |
臨汾市 |
1 |
済南市 |
3 |
運城市 |
1 |
棗荘市 |
3 |
榆林市 |
1 |
咸寧市 |
3 |
漢中市 |
1 |
衡陽市 |
3 |
畢節市 |
1 |
岳陽市 |
3 |
遵義市 |
1 |
株洲市 |
3 |
賀州市 |
1 |
保定市 |
3 |
梧州市 |
1 |
張家口市 |
3 |
桂林市 |
1 |
ジャムス市 |
2 |
防城港市 |
1 |
承德市 |
2 |
九江市 |
1 |
済寧市 |
2 |
贛州市 |
1 |
泰安市 |
2 |
昌吉市 |
1 |
永州市 |
2 |
石河子市 |
1 |
松原市 |
2 |
シガツェ市 |
1 |
四平市 |
2 |
|
|
案件1、河北省張家口市宣化県の任桂蘭さんは殴打される
宣化県に在住する任桂蘭さんは、4月16日夜10時ごろ、大化家営村で法輪功の資料を配布した時、中国共産党の法輪功への誹謗中傷を信じる村民に気づかれ、殴られた。その後、村の委員会に送られ、また関係者3人に殴打された。その結果、頭部に大きなこぶができ、目の周りはアザができ、顔および耳にも怪我を負った。その後、趙川派出所に通報された。
趙川派出所は電話を受けると、副所長らは任さんに暴行を振るった関係者を非難せず、任さんを連行した。18日午後、任さんは張家口市の拘置所に拘禁された。
案件2、遼寧省北鎮市溝幇子鎮の鄭慶国さんは暴行される
溝幇子鎮派出所の所長を始め、5人の警官は4月6日、孫荘村に侵入し、学習者・鄭慶国さんの身柄を拘束した。連行の過程において、ある警官は鄭さんの肩を強く蹴り、鄭さんは一時知覚喪失になってしまった。その後、北鎮漢方病院で身体検査を受け、肩の骨頭は粉砕骨折、腕も一カ所が骨折していると診断された。鄭さんは入院期間中も警官にびんたされ、下の前歯は故意に機材を使い抜かれた。15日の拘留期間が経過し、家族は迎えに行ったが鄭さんの姿は現れなかった。4月21日、派出所の警官4人は鄭さんの家を訪ね、「鄭さんを15日間、拘留する、その前の15日はカウントしない」と言った。
2、1157人が嫌がらせを受ける
明慧ネット4月の報道によると、1157人の法輪功学習者が嫌がらせを受け、迫害は25の省、市、自治区、直轄市に及んだ。
嫌がらせの最もひどい地区の順位は、遼寧省275人、山東省244人、四川省69人、甘肃省67人、重慶市58人、内モンゴル55人、湖南省50人、河北省42人、陝西省40人、吉林省39人である。
表3:4月、嫌がらせを受けた地域の分布表
地域 |
嫌がらせされた人数 |
順位 |
地域 |
嫌がらせされた人数 |
順位 |
遼寧省 |
275 |
1 |
湖北省 |
24 |
13 |
山東省 |
244 |
2 |
貴州省 |
22 |
14 |
四川省 |
69 |
3 |
寧夏回族自治区 |
16 |
15 |
甘肃省 |
67 |
4 |
広東省 |
15 |
16 |
重慶省 |
58 |
5 |
黒竜江省 |
12 |
17 |
内モンゴル |
55 |
6 |
安徽省 |
11 |
18 |
湖南省 |
50 |
7 |
江西省 |
7 |
19 |
河北省 |
42 |
8 |
河南省 |
6 |
20 |
陝西省 |
40 |
9 |
上海市 |
2 |
21 |
吉林省 |
39 |
10 |
雲南省 |
2 |
21 |
北京市 |
35 |
11 |
浙江省 |
2 |
22 |
山西省 |
35 |
11 |
江蘇省 |
1 |
23 |
天津市 |
28 |
12 |
|
|
|
合計 |
2017年4月、1157人は嫌がらせを受けた |
統計によると、4月には108の都市の法輪功学習者は嫌がらせを受けた。最もひどい都市の順位は撫順市126人、イ坊市71人、聊城市60人、青島市45人、赤峰市41人、本溪市40人、吉林市 34人、営口市30人、成都市30人、岳陽市29人である。
表4:学習者が嫌がらせを受けた108都市の統計表
都市 |
嫌がらせを受けた人数 |
都市 |
嫌がらせを受けた人数 |
撫順市 |
126 |
ドロンノール県 |
4 |
イ坊市 |
71 |
鷹潭市 |
4 |
聊城市 |
60 |
綿陽市 |
4 |
青島市 |
45 |
ビン州市 |
4 |
赤峰市 |
41 |
東営市 |
3 |
本溪市 |
40 |
滄州市 |
3 |
吉林市 |
34 |
宣城市 |
3 |
営口市 |
30 |
慶陽市 |
3 |
成都市 |
30 |
西安市 |
3 |
岳陽市 |
29 |
漢中市 |
3 |
錦州市 |
27 |
衡陽市 |
2 |
遂寧市 |
24 |
呉忠市 |
2 |
宝鶏市 |
24 |
晋中市 |
2 |
德州市 |
21 |
永州市 |
2 |
丹東市 |
20 |
遵義市 |
2 |
陽泉市 |
18 |
九江市 |
2 |
酒泉市 |
17 |
阜陽市 |
2 |
保定市 |
16 |
昆明市 |
2 |
蘭州市 |
15 |
大慶市 |
2 |
平涼市 |
15 |
大興安嶺地区 |
2 |
太原市 |
14 |
朝陽市 |
2 |
煙台市 |
12 |
金昌市 |
2 |
瀋陽市 |
11 |
衡水市 |
1 |
莱蕪市 |
11 |
応城市 |
1 |
秦皇島市 |
11 |
天門市 |
1 |
白銀市 |
10 |
黄岡市 |
1 |
シリンゴル盟 |
10 |
咸陽市 |
1 |
雲浮市 |
10 |
宜昌市 |
1 |
銀川市 |
9 |
荊州市 |
1 |
貴陽市 |
9 |
仙桃市 |
1 |
咸寧市 |
9 |
鉄嶺市 |
1 |
武漢市 |
8 |
本溪市 |
1 |
大連市 |
8 |
鞍山市 |
1 |
臨沂市 |
7 |
葫芦島市 |
1 |
六盤水市 |
7 |
盤錦市 |
1 |
遼陽市 |
6 |
日照市 |
1 |
周口市 |
6 |
済南市 |
1 |
武威市 |
6 |
済寧市 |
1 |
南充市 |
6 |
棗荘市 |
1 |
張家口市 |
6 |
威海市 |
1 |
唐山市 |
5 |
瓜州市 |
1 |
德陽市 |
5 |
天水市 |
1 |
シ博市 |
5 |
ジャムス市 |
1 |
郴州市 |
5 |
七台河市 |
1 |
石嘴山市 |
5 |
鶴崗市 |
1 |
大同市 |
5 |
運城市 |
1 |
渭南市 |
5 |
茂名市 |
1 |
長春市 |
5 |
合肥市 |
1 |
チチハル市 |
4 |
淮南市 |
1 |
湘潭市 |
4 |
界首市 |
1 |
懐化市 |
4 |
南昌市 |
1 |
株洲市 |
4 |
麗水市 |
1 |
韶関市 |
4 |
温州市 |
1 |
黔東南苗族侗族自治州 |
4 |
鎮江市 |
1 |
合計 |
2017年4月、108の都市は嫌がらせの迫害に加担した |
案件1、河北省阜平県、法輪功学習者は家財を押収される
河北省保定市阜平県の県委員会は今年3月30日から4月1日にかけて、「貧困家庭を援助する」を口実に、法輪功学習者6人の家を訪問して調査した。その後、610弁公室、県公安局、郷鎮派出所に知らせ、パソコンなどの私物を押収させた。
3月31日の朝8時過ぎ、県委員会の楊金龍をはじめとする4人は「貧困家庭を援助する」を口実に、趙家溝の段建花さんの自宅に調査しに行った。段さんの家に入ってからすぐに家宅捜査をし、法輪功の資料を見つけると610弁公室および公安に通知し、家財を押収させた。段さんは窓から脱出した。情報筋によると、押収された家財はパソコン、プリンター、プリンター用のトナー、インクカートリッジ、ホチキス、コンセント、プラグ、パソコン用の冷却ファンなど2万元相当の物品である。段さんの家に貼ってあった法輪功の文言が書かれた書画、対聯はすべて壊された。
当日、関係者は他にも学習者・童国蘭さんの自宅に入り家宅捜査した時、長男の部屋にあるプリンター2台と3000個の法輪功の文言が書かれたひょうたんなど1万元相当の物品を押収した。昼過ぎに童さんは県公安局に連行され取り調べを受け、午後5時過ぎに解放された。
4月1日、関係者は城南荘村に在住する学習者・鄭宝英さんの自宅に入り、パソコン、プリンター、法輪功の関連書籍など7000元相当の家財を押収した。
4月7日、阜平県公安局国保大隊の関係者は、再び段さんの自宅へ嫌がらせをしに来た。段さんは放浪生活を送っていたため、夫の弟が公安局で取り調べを受けた。また、段さんの夫も公安局に取り調べを受けるようにと呼び出された。
案件2、遼寧省撫順市警官は、100人近くの学習者に嫌がらせ
明慧ネットの今年4月9日の報道によると、今年3月下旬以来、撫順地区の派出所警官は街道社区と共謀し、上からの命令だと偽り、連日法輪功学習者の自宅にいわゆる「訪問調査」を行い、または電話で嫌がらせをした。
不完全な統計によると、撫順地区では100人近くの学習者が嫌がらせを受けた。現在、警官と街道社区の関係者はいまだに嫌がらせをし続けている。学習者に用紙に記入させ、拇印を押させ、強制的に写真や録画を撮った。本人が見つからない場合は、その家族や親戚を探し、嫌がらせ、脅迫をした。また学習者の自宅にある法輪功の関連書籍、法輪功創始者の写真、『明慧週刊』、関連資料などを押収した。
案件3、90代の学習者が家財を押収される
山東省煙台市の棲霞市の丁淑蘭さん、林世文さん2人は90歳近くになり、いつも家で法輪功の書籍を読んでいた。今年4月20日午前10時ごろ、市翠屏派出所の私服警官ら5、6人がビデオカメラを持ち、丁さん、林さん、姜志斌さんの自宅に侵入した。丁さんの家の壁に掛かっていた法輪功創始者の写真と『轉法輪』1冊、林さんの『轉法輪』、姜さんの法輪功創始者の写真を押収した。また、ビデオカメラでそこら中を撮った。
逮捕状を発付し、思想改造施設に送り迫害する
逮捕状を発付
統計によると、4月には、34人の法輪功学習者が逮捕状を発付され、判決に直面している。これらの学習者は12の省、市、自治区、直轄市に分布し、17の都市が迫害に加担した。
表5:各省から逮捕状が発付された案件の分布
省 |
逮捕状が発付された人数 |
省 |
逮捕状が発付された人数 |
山東省 |
10 |
北京市 |
1 |
遼寧省 |
5 |
天津市 |
1 |
河南省 |
4 |
河北省 |
1 |
四川省 |
3 |
黒竜江省 |
1 |
湖北省 |
3 |
広東省 |
1 |
吉林省 |
3 |
山西省 |
1 |
合計 |
4月、34人は逮捕状を発付された |
表6:4月、逮捕状を発付するのに加担した17都市の統計表
都市 |
逮捕状が発付された人数 |
都市 |
逮捕状が発付された人数 |
錦州市 |
4 |
天津市 |
1 |
済南市 |
3 |
煙台市 |
1 |
済寧市 |
3 |
青島市 |
1 |
長春市 |
3 |
調兵山市 |
1 |
成都市 |
3 |
襄樊市 |
1 |
イ坊市 |
2 |
石家荘市 |
1 |
平頂山市 |
2 |
大慶市 |
1 |
信陽市 |
2 |
梅州市 |
1 |
鄂州市 |
2 |
運城市 |
1 |
北京市 |
1 |
|
|
2、思想改造施設
明慧ネットの4月の報道によると、47人の法輪功学習者が思想改造施設に送り込まれた。最もひどい都市の順位は重慶市18人、湖北省12人、浙江省6人である。
表7:4月、思想改造施設の分布表
省 |
思想改造施設に拘禁された人数 |
省 |
思想改造施設に拘禁された人数 |
重慶市 |
18 |
湖南省 |
2 |
湖北省 |
12 |
広東省 |
2 |
浙江省 |
6 |
江蘇省 |
1 |
北京市 |
2 |
広西省 |
1 |
山東省 |
2 |
陝西省 |
1 |
合計 |
4月、47人は思想改造施設に送られた |
表8:4月、各都市の思想改造施設統計表
都市 |
思想改造施設に拘禁された数 |
武漢市 |
7 |
麗水市 |
6 |
十堰市 |
5 |
煙台市 |
2 |
岳陽市 |
2 |
韶関市 |
1 |
珠海市 |
1 |
南通市 |
1 |
防城港市 |
1 |
西安市 |
1 |
4月において、思想改造施設は主に次の10都市に集中する。武漢市、麗水市、十堰市、煙台市、岳陽市、韶関市、珠海市、南通市、防城港市、西安市、また上位の三つの都市は武漢市7人、麗水市6人、十堰市5人である。
三、強奪、強請の強要、年金を差し止めるなどの経済的迫害
統計によると、4月に公安局と裁判所は、法輪功学習者に合計31万420元(およそ500万円)の強請を強要したという。そのうち、警官による家財押収額は18万1千420元(およそ300万円)を占めた。裁判所や警官は不当な判決や裁判などを通して12万9千元(およそ200万円)の強請を強いたという。
表9:4月、連行された人数および強請の金額の分布表
地域 |
人数 |
強請の金額 |
山東省 |
8 |
7万1千100元 |
河北省 |
6 |
3万9千500元 |
重慶市 |
6 |
8千300元 |
湖南省 |
4 |
2万7千580元 |
吉林省 |
3 |
4千790元 |
遼寧省 |
3 |
3千元 |
四川省 |
3 |
1千800元 |
湖北省 |
2 |
1万050元 |
北京市 |
1 |
6千元 |
黒竜江省 |
1 |
300元 |
陕西省 |
1 |
300元 |
内モンゴル市 |
1 |
5千元 |
貴州省 |
1 |
700元 |
チベット |
1 |
3千元 |
合計 |
41 |
18万1千420元 |
表10:4月に警官に連行された人および押収された金額の統計表
名前 |
省 |
市 |
押収された金額 |
李俊玲さん |
河北省 |
衡水市 |
500元 |
徐秀封さん |
河北省 |
邯鄲市 |
500元 |
調査中 |
河北省 |
邯鄲市 |
1千500元 |
童国蘭さん |
河北省 |
保定市 |
1万元弱 |
段建花さん |
河北省 |
保定市 |
2万元以上 |
鄭宝英さん |
河北省 |
保定市 |
7千元相当 |
張淑霞さん |
遼寧省 |
朝陽市 |
1千元 |
董暁傑さん |
遼寧省 |
朝陽市 |
1千元 |
代雲琴さん(もしくは戴雲琴さん) |
遼寧省 |
錦州市 |
法輪功の文言が書かれた紙幣1千元 |
侯靖さん |
山東省 |
イ坊市 |
8千200元相当 |
張愛栄さん |
山東省 |
イ坊市 |
800元相当 |
焦愛芹さん |
山東省 |
煙台市 |
600元 |
万作敬さん |
山東省 |
青島市 |
6千元以上 |
盛松剛さん |
山東省 |
青島市 |
法輪功の文言が書かれた紙幣1千元以上 |
任玉芹さん |
山東省 |
済寧市 |
法輪功の文言が書かれた紙幣数百元 |
谷文花さん |
山東省 |
德州市 |
4万4千500元(99年以来強請を強要された現金額) |
潘暁波さん |
山東省 |
棗荘市 |
1万元の保釈金 |
李興明さん |
重慶市 |
|
1千700元 |
劉桂珍さん |
重慶市 |
|
1千400元 |
陳吉華さん |
重慶市 |
|
1千400元 |
温清華さん |
重慶市 |
|
1千800元 |
欧昌容さん |
重慶市 |
|
1千元 |
曹德清さん |
重慶市 |
|
1千元 |
譚嬌秀さん |
湖南省 |
衡陽市 |
2万元 |
周慧蘭さん |
湖南省 |
岳陽市 |
法輪功の文言が書かれた紙幣80-90元 |
趙詩元さん |
湖南省 |
岳陽市 |
4千500元 |
江雲甲さん |
湖南省 |
岳陽市 |
3千元 |
鄧閨賢さん |
四川省 |
綿陽市 |
法輪功の文言が書かれた紙幣1千500元(全部返還) |
張玉菊さん |
四川省 |
成都市 |
法輪功の文言が書かれた紙幣200元 |
彭州市のある学習者 |
四川省 |
成都市 |
100元以上 |
李德珍さん |
吉林省 |
長春市 |
1千元以上 |
張子友さん |
吉林省 |
長春市 |
法輪功の文言が書かれた紙幣1千790元 |
劉志寛さん |
吉林省 |
長春市 |
法輪功の文言が書かれた紙幣2千元以上 |
陳家玉さん(もしくは陳嘉峪さん) |
湖北省 |
武漢市 |
法輪功の文言が書かれた紙幣と現金1万元弱 |
呉元醜さん |
湖北省 |
武漢市 |
法輪功の文言が書かれた紙幣50元 |
調査中 |
北京市 |
|
6千元 |
高淑英さん |
黒竜江省 |
大興安嶺地区塔河 |
现金300元以上,家財押収の損失は数万元 |
唐玉蓮さん |
陝西省 |
宝鶏市 |
法輪功の文言が書かれた紙幣300元 |
丁玉芳さん |
内モンゴル |
赤峰市 |
5千元以上,数万元相当の金のアクセサリー |
鐘華さん |
貴州省 |
畢節市 |
法輪功の文言が書かれた紙幣700元 |
王瑞傑さん |
チベット |
シガツェ市 |
3千元 |
説明 |
4月、警官に強請を強要された金額は18万1千420元(有効数字しか統計しておらず、数万元はカウンターしていない) |
案件1、湖南省岳陽市君山区の年配の学習者25人が 年金を差し止められた
明慧ネットの今年4月28日の報道によると、1999年の7.20以来、湖南省岳陽市君山区の政法委員会、610弁公室は江沢民グループに従い、法輪功迫害に加担した。地元学習者に精神的、肉体的、さらに経済上において迫害を加え、各種の名目で罰金、強請を強要した。また、年金の支給を停止し、差し押さえたという。統計によると、羅継川さんなど25人の学習者は年金を差し止められた。李年春さん(76)は2000年から8年分の年金を差し押さえられ、そのうちの昇給分はいまだに支給されていない。羅継川さん(78)は2008年からの年金、昇給分はいまだに支給されず、関連部門に解決を求めたが、いまだに処理されていない。
案件2、遼寧省本渓市の退管センターは多くの学習者の給料の支給を停止
2017年、遼寧省本渓市退管(定年退職金管理)センターは多くの学習者の給料の支給を停止することに参与した。また、不当に拘禁された期間に支給された給料の返還を強いた。スタッフは冷酷に「上の者に指示された」と言った。瀋陽市の学習者・楊雅坤さんも蘇家屯の退保課に給与の支給を停止され、理由は不当な判決期間の給料は返還されるべきだという。
四、江沢民を告訴した学習者が報復される
1、34人が法律に基づき江沢民を告訴したところ、身柄を拘束された
表11:江沢民を告訴した省と身柄を拘束された学習者34人の分布表
地域 |
江沢民告訴で身柄を拘束された人数 |
黒竜江省 |
12 |
遼寧省 |
5 |
内モンゴル |
5 |
甘肃省 |
4 |
北京市 |
3 |
吉林省 |
2 |
山東省 |
1 |
河南省 |
1 |
陝西省 |
1 |
表12:江沢民を告訴した地区・都市と連行された学習者の人数
都市 |
連行された人数 |
大興安嶺地区 |
7 |
赤峰市 |
5 |
盤錦市 |
4 |
大慶市 |
2 |
チチハル市 |
2 |
臨夏市 |
2 |
松原市 |
2 |
ハルビン市 |
1 |
錦州市 |
1 |
酒泉市 |
1 |
白銀市 |
1 |
イ坊市 |
1 |
鶴壁市 |
1 |
漢中市 |
1 |
2、学習者90人は江沢民を告訴したことで 嫌がらせを受ける
表13:嫌がらせを受けた省と連行された学習者の人数の分布表
地域 |
連行された人数 |
山東省 |
23 |
河北省 |
15 |
北京市 |
11 |
遼寧省 |
7 |
内モンゴル |
6 |
甘肃省 |
5 |
陝西省 |
5 |
吉林省 |
4 |
安徽省 |
4 |
黒竜江省 |
3 |
四川省 |
3 |
貴州省 |
2 |
河南省 |
1 |
山西省 |
1 |
表14:嫌がらせに参与した都市と受けた学習者の人数
都市 |
嫌がらせを受けた人数 |
都市 |
嫌がらせを受けた人数 |
聊城市 |
20 |
ビン州市 |
1 |
保定市 |
10 |
張家口市 |
1 |
錦州市 |
5 |
瀋陽市 |
1 |
赤峰市 |
5 |
大連市 |
1 |
大同市 |
5 |
酒泉市 |
1 |
吉林市 |
4 |
天水市 |
1 |
唐山市 |
4 |
平涼市 |
1 |
白銀市 |
2 |
シリンゴル盟 |
1 |
大興安嶺地区 |
2 |
チチハル市 |
1 |
南充市 |
2 |
綿陽市 |
1 |
慶陽市 |
2 |
貴陽市 |
1 |
阜陽市 |
2 |
黔東南苗族侗族自治州 |
1 |
青島市 |
1 |
新郷市 |
1 |
臨沂市 |
1 |
太原市 |
1 |
五、8人の法輪功学習者が迫害されて死亡
統計によると、4月には新たに8人の法輪功学習者が迫害されて死亡した。そのうち、吉林省3人、遼寧省2人、安徽省、河南省、内モンゴルではそれぞれ1人である。
表15:4月、明慧ネットに公開され、迫害されて死亡した学習者の統計表
名前 |
性别 |
年齢 |
職業 |
省 |
市 |
区、県 |
死亡の日にち |
白傑さん |
男 |
55 |
工商銀行職員 |
安徽省 |
亳州 |
|
2017年4月 |
鄭玉さん |
女 |
69 |
技術学校の定年退職教師 |
遼寧省 |
撫順 |
|
2017年4月 |
劉淑艶さん |
女 |
61 |
教師 |
吉林省 |
長春 |
榆樹 |
2017年4月 |
孫敬美さん |
女 |
61 |
|
遼寧省 |
大連 |
|
2017年4月 |
王艶秋さん |
女 |
77 |
|
吉林省 |
吉林 |
|
2017年4月 |
孫玉発さん |
男 |
72 |
|
吉林省 |
白山 |
|
2017年4月 |
柴玉蘭さん |
女 |
62 |
|
河南省 |
孟州 |
|
2017年3月 |
張桂芝さん |
女 |
|
|
内モンゴル |
赤峰 |
バイリン左旗 |
2017年2月 |
案件1、安徽省亳州市の白傑さんは 迫害されて死亡
安徽省亳州市ショウ城区の法輪功学習者・白傑さん(男性)は4月14日、宿州市刑務所に迫害されて他界した。享年55歳。遺体は強制的に火葬され、家族は白さんの遺骨しか持って帰れなかった。最後に白さんに死に装束を着せた人の話によると、身長178cmで90キロあった白さんは、最後には痩せこけて誰だか分からなくなっていたという。
白さんが病院で応急手当を受けた十数日間も、家族は決められた時間に、ドアの小さな窓を隔てて白さんの様子を見ることしか許されなかった。白さんはその期間もベッドに足枷を掛けられていた。
白さんは元市工商銀行の職員で、1995年に他人の紹介で法輪功を学び始めた。真・善・忍の教えに従い、より良い人になることを目指した。
しかし、1999年の7.20以降、白さんは何度も身柄を拘禁され、家財を押収された。また、労働教養処分に処せられ、不当な判決を宣告されたことがあり、心身ともに大きなダメージを受けた。
案件2、遼寧省撫順市の教師・鄭玉さんは迫害されて死亡
遼寧省撫順石油第一工場の技術学校の定年退職講師・鄭玉さんは、1996年に法輪功を学び始めた。1999年7月から江沢民グループによる法輪功への迫害が始まって以来、鄭さんは数回にわたって身柄を拘禁され、心身ともに大きなダメージを受けた。その結果、身体の調子は悪くなり、身の回りの生活ができなくなった。今年4月17日、鄭さんは他界した。享年69歳。
案件3、河南省孟州市の柴玉蘭さんは迫害により他界
河南省孟州市趙和鎮蘇荘村の法輪功学習者・柴玉蘭さんは、昨年4月1日、地元国保大隊の関係者に自宅に侵入され、身柄を拘束された。残酷な迫害を受け、痩せこけて重体に陥った。今年3月23日他界した。享年62歳。
昨年4月19日、市国保大隊の警官は柴さんの自宅に侵入し、他の学習者に資料を渡したとの理由で柴さんを連行し、焦作市留置場に拘禁した。
柴さんは迫害された結果、脊椎が骨折、肋骨も1本折れた。這うことすらも困難になり、重体に陥ってからようやく市の病院に送られたが、病院でも手枷、足枷を掛けられた。
柴さんは痛みで食事できず、痩せこけてガンが全身に転移した。病院のある心優しい人が家族に状況を告げてから、家族は初めて柴さんの現状を知った。家族の努力で昨年12月12日、柴さんを孟州市病院に移したが、柴さんは今年3月23日に他界した。
案件4、吉林省榆樹市の学習者・劉淑艶さんは迫害により死亡
長春女子刑務所に拘禁されている吉林省楡樹市の法輪功学習者・劉淑艶さん(51)は教師である。断食で迫害に抵抗したため、12日間灌食され、10日間独房に閉じ込められた。その結果、劉さんは今年4月20日に死亡した。
1999年の7.20以降、劉さんは何度も迫害を受け、本人および家族の心身に大きなダメージを与えられた。2004年11月、黒林鎮派出所の孟所長をはじめ、4、5人の警官は劉さんの家財を押収し、楡樹拘置所に拘禁した。6、7日後、1年の労働教養処分を科され、長春黒嘴子労働教養所に拘禁された。
案件5、大連市の孫敬美さんは迫害されて死亡
遼寧省大連市の学習者・孫敬美さんは2年の労働教養処分、懲役7年の不当な判決を受け、その間、迫害されて、今年4月16日に死亡した。享年61歳。
孫さんは1994年から法輪功を学び始めてから、職場と家庭においても高い評価を博した。1999年の中国共産党による法輪功への迫害が始まって以来、孫さんは3回留置場に拘禁され、1年労働教養処分を科され、懲役7年の不当な判決を宣告された。その期間、残酷な拷問を受け、身体に大きなダメージを与えられた。
孫さんの父・孫兆本さんはかつて1カ月拘禁され、罰金と保証金5千元を強いられた。孫さんの夫は懲役7年の不当な判決を言い渡され、妹の孫蘭芳さんはさらに懲役13年の不当な判決を宣告された。14歳の娘はやむを得ず、中途退学し、家族全員苦しい生活を送った。さらに、よく嫌がらせをされ、恐怖と心配の中を耐えて生活した。
長年にわたる迫害により、孫さんの身体はますます衰弱し、刑務所から家に帰されてからも頻繁に吐き気をもよおし、食事すらも困難になり、今年4月16日に他界した。
案件6、一家は17年間迫害され続け、張桂芝さんは死亡
内モンゴル赤峰市バイリン左旗の趙玉さん、張桂芝さん夫婦一家は4人の娘と2人の婿は全員法輪功を学んでいる。しかし、1999年の江沢民グループによる法輪功への迫害が始まってから、一家は落ち着いた日々を送ったことがなく、相次いで迫害を受けた。今年2月21日、張桂芝さんは他界した。
17年来、3世帯は毎日、不当な連行、強奪、暴行、罵声、拘禁などの迫害の中に日々を送っている。
案件7、吉林市の王艶秋さんはショックを受けて死亡
吉林市龍潭区の学習者・王艶秋さんは(77)は1人暮らしをしている。今年4月25日の前、街道社区の関係者に嫌がらせをされ、ショックを受けた。4月25日夜8時過ぎ、区公安局鉄東遵義派出所の警官らは王さんの家に侵入し、再び嫌がらせをした。その結果、王さんはショックのあまり、3日後に死亡した。死因はショックによる心臓病の再発だという。
案件8、孫玉発さんは江沢民告訴で 懲役3年の不当な判決を宣告され死亡
吉林省白山市江源区の法輪功学習者・孫玉発さん(72)は、実名で法輪功迫害の元凶である江沢民を告訴したとの理由で、懲役3年の不当な判決を宣告され、その後、死亡した。
結び
法輪功学習者は真・善・忍の教えに従う良い人間で、法輪功の無実を伝えることも合法である。一方、中国共産党による法輪功への迫害は『憲法』と『中国刑法』に背き、本当の犯罪行為である。
中国では昔から「不義の行いが多ければ、必ず自滅する」という言葉がある。周永康、令計劃、薄熙来は無期懲役、趙黎平は死刑が宣告されたのは、まさに悪事を働いたことによる、悪の報いの現れである。法輪功迫害に加担した人の末路は非常に悲しいものだった。
未だに迫害に加担している者は早く目を覚まし、中国共産党の関連組織から脱出し、決して中国共産党と共に殉死する者とならないように、今すぐにでも、自分と家族に明るい未来を選ぶことを望む!