【明慧日本2017年6月13日】(デンマーク=明慧記者・舒慧)今年は、デンマークで三大節(待降節:イエス・キリストの降誕を待ち望む期間のこと、父の日、憲法の日)が同時に行われ、6月3~5日の3日間が休日になった。一部の法輪功学習者はこの休日を利用してデンマークの第二の都市オーフス市で法を広める活動を行った。
コミュニティ活動センターで講習会を開く
6月3日、オーフス市の中心部にあるコミュニティ活動センターで、法輪功の真相を伝える講習会が開催された。中国5千年の佛家、道家、儒家の伝統文化と修煉の文化について、および中共が中国の伝統文化と歴史を破壊したこと、法輪功は前世紀の90年代に伝え出され、現在100以上の国と地域に伝わり、1億人以上の人々が修煉して恩恵を受けていることなどが語られた。
講習会に参加のデンマーク人の中には、新しい法輪功学習者もいれば、初めて参加する人たちもいた。講習が終わると皆でディスカッションを行ない、学習者がどのように大法と出会い修煉を始めたのか、また大法の素晴らしさについて話し合った。
ある学習者は幼稚園で仕事をしているとき、騒ぎ回る子供たちに、精神的に緊張して気性が悪くなったという。彼女は「この状況を変えるためにいろんな方法を探しました。ある日新唐人テレビを見る機会があり、番組で法輪功を修煉して病気を取り除き健康になったと紹介していました。そして私は『轉法輪』を読め始め、とても良いと感じました。しばらく修煉すると焦りが消え、調子も良くなり、心が穏やかになり、夫も喜んでくれ、私が優しくなって気性も良くなったと言ってくれました」と体験談を話した。
ある学習者は修煉してから手を焼くことやトラブルに出遭う時は、一歩引き下がって自分のことを考えられるようになり、自分がよくできていないために相手を怒らせたと、絶えず自分の良くない思想と行為を改め、それによってだんだんと誠実、善良、忍耐ができるようになったという。以前のように相手を怒ったり、喧嘩しなくなり、こうすることで相手も怒らなくなり、罵声を浴びせなくなったという。皆さんが知っているように精神と身体は相互に影響し合い、いつも怒っていれば高血圧になり易くなると話した。
クリスティーナさんは先週1回煉功しただけで、以前、踊りで痛めた足首の関節の痛みが和らいだと感じ、今回の講習会には必ず参加すると決めて友人・ジェシーさんを連れて講習会に参加し、素晴らしさを友人と分かち合いたいという。友人は皆の交流を聞いて、「私は多くのものに興味を持ち、ヨガを練ったことがあります。私が感じたのは。ヨガの先生が教えているのは動作だけであり、とても浅いと感じました。法輪功は奥深い内包があり、動作だけでなく、精神的な修煉もあります」と話す。
もう1人の参加者は少し法輪功の煉功をして、学法を始めたところである。彼女は、太極拳とヨガと法輪功との違いを尋ね、学習者は自分の認識でその疑問に答えた。
最新式のオーフス図書館は、コペンハーゲンオペラ劇場以来の最大の文化施設で、北欧最大の図書館だという。
3日の午後、学習者はオーフス図書館前で「法輪大法は素晴らしい」、「真善忍は素晴らしい」と書かれた横断幕を掲げ、五式の功法を演じながら民衆に真相を伝えた。多くの人はこの穏やかなエネルギー場に惹きつけられ、足を止めて鑑賞した。子供たちはその場で煉功動作を真似ていた。
往来する人の中には異文化に興味を持つ人が多くいた。ステーンさんと友人は学習者の煉功動作を真剣に見入っていた。法輪功は五式の動作があり、身体と精神の助けになると聞いて興味をもち、「この功法はとてもいいと思いますが、どこで習えるのですか?」と聞いた。午前中に講習会を開催したことを聞いた彼らは残念そうに、「次回、講習会を開催するときに連絡してもらえますか?」と聞いた。彼らに連絡先を渡すと、以前、コペンハーゲン国王公園で法輪功の煉功風景を見たことがあるという。
現場では法輪功学習者が中国で受けている迫害のパネルを展示し、学習者が民衆にそのパネルの内容を説明した。特に中国共産党が法輪功学習者の生体から臓器狩りを行っている犯罪を伝えると、民衆は中共の邪悪な行為に驚愕して非難し、臓器狩り反対の署名をした。