内モンゴルの学習者賈彬さん夫婦 逮捕令状を出される

 

　【明慧日本2017年6月14日】内モンゴル赤峰市バイリン左旗の法輪功学習者・賈彬さん、趙春霞さん夫婦は4月21日、バイリン左旗公安局国保大隊（法輪功迫害の実行機関）の警官によって連行された。

　4月21日午前、賈さん夫婦は趙さんの実家に掃除の手伝いに行ったとき、突然、私服警官ら3人に家の中に不当に侵入された。警官らは何の令状も提示しないまま、趙さんの実家を家宅捜索し、それから、趙さんの自宅も家宅捜索した。警官らは家にある法輪功関連書籍、法輪功の真実を書いてある紙幣などの私物を押収し、賈さん夫婦を連行した。

　そして、4月24日、趙さんの80代の父親が公安局に行き、娘夫婦の解放を求めたが、警官に病院に連れて行かれ、無理やり健康診断を受けさせられた。それから、警官は趙さんの父親を病院から直接留置場に送った。

　留置場で警官は父親の手を掴んである紙に拇印を押させ、紙に何が書いてあるかを父親に教えなかった。警官は趙さんの父親を連行したことを家族に知らせなかったので、家族はあっちこっち父親を捜した。父親が4日間拘禁された後、解放された。

　賈さんはかつて、法輪功を学んでいるとの理由で懲役5年の実刑判決を言い渡され、刑務所に収容された。4月21日という日は、賈さんが刑務所から出所した日が、入所してからちょうど3カ月目にあたった。

　賈さん夫婦が拘禁されている間、家族は何度も公安局に行き、解放を要求したが、警官らは応じなかった。

　それから、家族は賈さん夫婦のために弁護士を依頼した。弁護士は留置場に行って、賈さん夫婦と面会したとき、夫婦はすでに逮捕令状を出された後だと知った。

（注：法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照）