【明慧日本2017年6月15日】(カナダ:トロント=明慧記者 章韻)6月のトロントは夏季に入り、各地区のパレード活動が活気づき始め、トロントの法輪功学習者は天国楽団と腰鼓隊を組織し、毎年この時期になると、多くの地区から誘いを受け、今月3日、トロントに近接したマーカムで行われた第48回ユニオンビル・フェスティバル・パレードの招きに応じて参加した。今回のパレードの責任者であるナンシーさんは、「今年は法輪功チームの天国楽団と腰鼓隊の二つのチームにパレードに参加するように要請し、快諾をいただき、本当にうれしく幸運です。彼らはこの地区ではとても有名で歓迎されており、彼らはこの街に光明をもたらしました」と語った。
6月3日、パレードは午前10時から始まり、カールトン・ロードの北部の、メイン・ストリートと交わるところに集合し、7号高速道路をずっと南下して終わった。沿道の観衆は楽団と腰鼓隊に合わせて踊り始めた西洋人に加え、多くの華人が天国楽団とともに記念撮影した。華人の父兄が、「法輪功は素晴らしい」と声を上げなさいと子供に教えた。また、真相を知り三退をした華人もおり、多くの華人の観衆が天国楽団をビデオで撮っていた。
西安からの移民「私たちはずっととても同情し、法輪功を支持しています」
かつて西安のある大学で担任をしていた林さんは、カナダに移民してすでに数年が経ち、今はマーカムに住んでおり、今回、はじめて妻と4歳の息子を連れてパレードを見に来た。パレードの出発点で出発前にたまたま天国楽団が演奏しているところに出くわし、林さんはとても興奮し、ビデオと写真を撮り続けた。撮り終わった後に、「人の心を揺り動かします。中国では絶対に見られません」と語った。それから、法輪功への認識と考え方について、詳しく語った。林さんは「私は三つ強調します。一つ目は、法輪功に同情していること。二つ目は、法輪功を支持していること。三つ目は、中国共産党は法輪功を迫害すべきではないということです」と語った。
林さんは「私たち移民はすでに数年がたっており、法輪功がどういうものなのかをはっきりとわかっています。中国にいた時、法輪功学習者を保護しました。私は大学教師で、四つのクラスの担任を受け持っており、当時、上層部から仕事の指標が下達され、1クラスのうち少なくとも1人は学習者を捕まえるように、というものでした。私たちのクラスでは多くの学生が法輪功を習っていましたが、彼らがとても善良な学生だということは誰もがはっきりとわかっていました。当時、私はクラスで『法輪功学習者を告発することは許しません、もし告発したら、その人は卒業させません』と宣言しました。そして、私の四つのクラスでは、法輪功学習者は1人も捕まりませんでした」と語った。
林さんは「人は良心を持っているはずで、法輪功を学ぶ学生が努力して良い人になろうとし、悪事を働かず、良いことをしていると知ったら、彼らを捕まえて殴るなんてことがどうしてできるでしょうか? もし捕まったら命を落とすか、あるいは、仕事と家庭を失いますが、考えるだけで痛恨の極みです。私は良心に従って行動し、学習者を保護して気分が落ち着きました」と語った。また、林さんは「中国では、学習者が良い人である、とみんな知っていたので、共産党が宣伝したものを信じたことはありませんでした。中国を出てそれがさらにはっきりし、毎日、大紀元と新唐人を見て、すべてがわかりました。ですから、私たちはずっと法輪功を支持してきたのです」と語った。
林さんの妻も「法輪功学習者は本当に素晴らしいわ、なんでもできます」と語った。
林さんは「実際、法輪功は国家にとっても人々にとっても有益で害がないので、中国共産党は本当に彼らを鎮圧すべきではなく、良い人になることに何か間違いがあるのですか?! どうしてこのように彼らに対処するのですか? 十数年たったのですから終わらせるべきです、見てごらんなさい、もし人々がみな学習者のようだったら、中国は今のようにこんなに乱れているでしょうか? 今、中国は悪の現象がこんなにも多いのですから、目を覚ますべきです」と語った。
後ろにまだ学習者が組織する腰鼓隊がいると知ると、林さんと妻は興奮しながら「見に行ってきます」と言った。そして、友好的に天国楽団に手を振って別れを告げた。
上海の移民「中国から出てきたものは誰でも法輪功を知っている。彼らは素晴らしい」
当日、もう1組の華人グループも今回のパレードに参加しており、パレードが始まる前、その華人グループのメンバーは皆、めいめいが自分の扇子や道具を持ちながら、ポーズをとって天国楽団を背景にして写真を撮った。一人一人が写真を撮り終わるのを待って、写真を撮っていた男性に「法輪功の真相を知っていますか」と記者が聞くと、上海から来たこの男性は親指を立てて「法輪功の演技は素晴らしい、彼らはとても成功しています、あの陣形を見ればすぐ法輪功だとわかります。彼らは本当に素晴らしいです。中国から出てきた者で法輪功を知らない者がいるでしょうか? 多くを語りたくありませんが、私は心の中で彼らを敬服しており、彼らを支持しており、彼らは十数年間にわたって迫害に反対し通しており、これは簡単にできることではありません。彼らが最後まで頑張り続けることを希望します」と語った。
中国からの観光客「中国から出てきてすぐに法輪功に会ったのだから、必ず記念撮影をします」
北京から来た1人の観光客は、天国楽団が演奏しているのを見て、興奮して同行者に自分と一緒の写真を撮ってもらい、その観光客は「中国から出てきて1カ月で法輪功に出会えてとてもうれしい、記念撮影しなければならない」と語った。その観光客は、法輪功の中国国内での状況を理解していたので、海外でこんなにも自由に活動しているのを見て、その観光客は本当に喜びを表した。そして、迫害の真相資料を受け取ると「これを持ち帰れ、ばさらに理解が深まるだろう」と語った。
福建省から来た張さんは、カナダに移民して5年で、天国楽団のビデオをずっと撮っており「すぐに中国に帰らなければならないので、全部録画して持ち帰り、こんなにもすばらしい楽団の演奏がパレードに参加していると、より多くの人に見せなければなりません」と語った。
腰鼓隊の同修が三退を勧める
明るめの黄色の衣装を着た腰鼓隊は、ほとんどが60歳以上の法輪功学習者である。腰鼓隊の衣装は明るく艶やかで、各々がさっそうとしている。腰鼓隊チームは出発前の練習でも多くの観衆を引き付け魅了させた。
多くの華人の観衆がいるのを見て、腰鼓隊の沈さんと章さんは観衆の人たちに法輪功の真相を伝え「三退」すれば平安を保てることの重要性を伝えパレードが出発する前に、沈さんは9人の華人を三退させ、章さんは10人の華人を三退させた。三退をした華人はみな、喜んで学習者に感謝した。
インドの士官「彼らはとても指揮に従い、息がぴったり合っている」
かつてインドの士官であったカルン・ハンナさんはパレードの出発点でずっと天国楽団の演奏を見物し、「天国楽団はとてもすばらしい楽団です。私はかつて軍の楽団の責任者をしていました。天国楽団の演奏を聞いていましたが、クォリティーが高く、楽曲に優美さがあり、人の心を震わせます。楽団の中に多くの若い楽団員と多くの年配の楽団員がいますが、みんなとても指揮に従い、息がぴったり合っていて本当に素晴らしい」と語った。
ハンナ・カルナさんはさらに「私はインドでヨガをやっていたので、その他の修煉グループの状況にも関心を持っております。ですから、法輪功の状況も知っています。彼らの中国での状況も知っていますが、いかなる修煉グループに対する迫害であろうと容赦できません。しかし、カナダでは彼らはとても自由で、このような方法で法輪功のすばらしさを表現できることは非常に素晴らしく、私は彼らを支持します」と語った。
コンピューターのエンジニア「こんなにも美しいものなのだから、必ずネットを見て調べて多くのことを理解します」
ガーリー・バートレットさんはコンピューターのエンジニアで、天国楽団がやってきた時、興奮しながら演奏に合わせて踊って歓喜した。「私は本当に彼らが大好きです。彼らの奏でる楽曲、衣装、色彩が好きで、どれも本当に素晴らしい!」と語った。
法輪功の資料を受け取った時、この楽団が「真・善・忍」の原則に従い良い人になろうとしている法輪功学習者が組織したものだと知り、興奮しながら資料をポケットに入れ「こんなにも美しいものなのだから、必ずネットを見て調べて多くのことを理解します」と語った。
西洋人は法輪功団体が来たことに感謝した
マーカム市民のエリンさんは、天国楽団の到来を見た時、思わず「わー、なんて大規模で精彩なのかしら!」と叫んだ。エリンさんは「こんなにも大人数の楽団がパレードに参加しているのをはじめて見たので、感動して気持ちが高ぶり、彼らと一緒に本当に踊りたくなりました」と語った。法輪功団体が中国では自由がないと知り、エリンさんは迫害に反対する法輪功を支持し「インターネットで知らべてもっと理解しなければなりません」と語った。
エリンさんは「彼らの到来を感謝し、法輪功を知ることができたことに感謝します」と語った。
観衆のローナさんと息子は一緒にパレードを見物し、天国楽団の演奏に合わせてとても喜び、大きな拍手を送った。ローナさんは「すごく印象に残り、胸が躍り、感動しました! 私たちに喜びと素晴らしさをもたらしてくれたことに感謝します!」と語った。