【明慧日本2017年6月16日】(台湾桃園=明慧記者 夏昀)「中国共産党はとても恐ろしいので、共産党を脱退したい」「苦しみから救い出してくださって感謝いたします!」「メディアが封鎖された国家では、数多くの人にとって真相がわかることが困難ですので、みなさんのご協力に感謝します」これは中国の人々からの心の声であり、台湾の学習者がネット封鎖を突破したことへの感謝であり、各種のインターネットツールを利用し、中国共産党が中国人を迫害している真実のニュースを対岸・中国へ知らせてくれた感謝であり、共産党の虚言を打破したことへの感謝である。
「私は、あなたたちを支持しています、いろいろ知りたいので、できるだけたくさんの資料をください」「私は恐れませんので、資料をください、みなさんに協力します」共産党の虚言にごまかされた多くの人々が、真相を理解しただけではなく、態度まで変わり、さらに、積極的に手をさし伸べ、学習者が真相を伝えることに協力した。ある人はさらに法輪功を理解し、煉功を始めた。
今月11日、台湾各地から、インターネットを利用して真相を伝える一部の学習者が桃園市に集まり、自身の修煉体験を交流した。真相を伝えた体験を交流し、互いに励まし合い、ともに向上できることを期待した。学習者たちの大半は膨大な時間と労力を費やし、ある同修は厳格に自分を律し、しっかりと物事を行い、ある同修は自分を落ち着かせ、ほかの人と協力し、ある同修は勇気をもって責任を負い、全体をさらに良くした。同修たちがいろいろな困難を突破した結果、多くの中国人が誤解から転じて支持に回り、軽視から転じて敬服に変わり、さらに、修煉の道を歩み始めた。
自分を向上させ全体で力を合わせる
台湾北部から来た学習者・鄭さんは、苦しい立場に追い込まれた時の経験を分かち合い「目の前の困難にしばられてはならず、行うべきことをしっかり行いさえすれば、道は作られる」ことを悟った。鄭さんは厳格に自分を律して修煉に専念し、時間をむだにしなかった結果、困難が解消したばかりでなく、環境がさらに良くなった。
協調の仕事を請け負っている黄さんは、私心を取り除き勇気をもって協調を請け負った経験を分かち合った。黄さんは協調の仕事を引き受ける前のことを思い出し、いつも安逸心のために自分が行いたいことしか行おうとせず、またうまく行えないことを恐れ、何度も協調の仕事を断っていた。しかし、ほかの学習者が多くの責任を請け負って苦労しているのを見た時、自分もこの責任を担わなければならないと気づき、私心を取り除き、全体を遅らせてはならないということに気づいた。そこで、協調の仕事を引き受けた。現在、心性が向上した後、物事を見る目が広がり「責任を請け負うことこそ、最もよく自分を修める出発点です」と語った。
また、コンピューター技術者を請け負う鄭さんは、学習者を助けパソコンの問題を解決する時のことを取り上げ、自分の休息の習慣のために、助けを必要とする学習者にいつも「夜10時以降は連絡しないでください」と伝えていた。その後「多くの学習者が、仕事や家庭のことで、9時以降にならないと時間が取れない」ということに鄭さんは気づいた。そしてだんだんと、パソコンの問題が解決しないために、学習者は少しずつインターネットで真相を伝える仕事を行わなくなっていった。そこで「このままでは真相を伝える全体の力に影響する」と鄭さんは気づき、自分を調整し、学習者に合わせて生活するようになると、全体がさらに大きな力を発揮するようになった。
誤解から協力へ
長期にわたってインターネット上で中国人に真相を伝えてきた学習者・許さんは「相手の立場に立って理解し中国人に注意を払ってきた」と語り、相手の態度に関わらず、いつも理性と善意をもって真相を伝えると、多くの人が許さんを信じ、敬服した。真相を理解した人はみな、その人たちの真相を伝えるグループに入るよう許さんを誘い、さらに、許さんのために真相を伝える環境を作り出し、好意的でない人が法輪功を誹謗中傷した時はいつも、多くの人が積極的に許さんを助けて話をした。
許さんはいくつか例を挙げ、許さんが多くの人から攻撃されているのを見た1人の企業家が、許さんのために立ち上がって真相を説明し、その後、その企業家も法輪功を習い始めた。610弁公室を退職した1人の主任が自ら許さんに会いに来て、実名で脱党し「退職金が減らされたとしても、後悔はしない」と語った。また、紅二代(訳注:親が共産党の高級幹部である人)の1人のネットワーカーは、もともと法輪功学習者を軽視していたが、許さんが真相を伝えるのを聞くと、法輪功を敬服するようになった。
真相を理解し、法輪功を認識した後、多くの人が法輪功を習い始め「中学、高校から大学生まで、企業家、民主各党派の人々、インターネット上の有名人、各業種の人などすべてです」と、許さんは穏やかに語った。
法輪功の修煉を始める
同じように長期にわたってインターネット上で真相を伝える余さんは、多くの誤解を体験し、法輪功をののしる人に遭ったが、いつも他人のためによくしようとする心をもって、怠けずに人々に真相を伝えた。すると、真相を理解した人は共産党と一線を画すことを選んだだけではなく、支持し、修煉の道を歩み始めた。
余さんはいくつか例を挙げ、天津の1人のネットワーカーは、余さんが共産党の悪事を数え上げると、少年先鋒隊を脱退することに同意した。しかし、その後、そのネットワーカーは「法輪功のことは好きではないし、宗教も信じません」と言った。そこで余さんは「法輪功を学ぶ必要はありません、しかし、共産党の虚言はとてもおかしいと思いませんか?」と伝えた。そして、偽焼身自殺を深く掘り下げたDVDのことを伝え、そのDVDを見せると、そのネットワーカーは「ははは、これなら偽物を製造する中国の技術は本当に低レベルですね! ほかにも真相がありますか?」と言った。そして、生体臓器狩りの実態調査の映像を見終わると「中国共産党は残酷すぎる! 法輪功の人たちはみな自国の人ではないですか! 人間性がありません」と言った。さらに多くを理解した後、そのネットワーカーはどのように煉功するのかについて興味を持ち始めた。
1人のネットワーカーは真相を聞き終わった後「信じます! 中国でネット封鎖を破らなかったら、インターネット・エクスプローラーで法輪功を検索すると、すべて法輪功に反対する内容が出てきますが、これは共産党が災いしているのですから」と言った。そこで余さんが「みなさんが事実を知る手段を持てるように希望するだけです」と伝えると、そのネットワーカーは同意して「そうですね、メディアが封鎖された国家では、多くの人にとって真相を知ることが難しいので、みなさんの協力に感謝します」と言った。
香港でビジネスを行っている1人のネットワーカーは「中国共産党はとても恐ろしいので、共産党を脱退したい」と言った。香港にも多くの学習者がいることを聞くと、そのネットワーカーは「私は、あなたたちを支持します、いろいろ知りたいので、できるだけたくさんの資料をください」と言った。
先日、ある人が法輪功の真相に触れ、余さんに会うと、すぐに「脱党声明をしたい」と申し出て、さらに、煉功に対して興味を持ち始めた。海南島の李さんも同じで「法輪功を理解したいのです、あなたたちの主な書籍が『轉法輪』だということを知っています、ぜひその書籍を読み、学習したいのです」と言った。李さんは資料を受け取った後、すぐに煉功を始め、6日後にさらに多くの資料をもらいに来た。
台湾北部から来た林さんも例を挙げ、1人のネットワーカーがアップロードできない映像を林さんに送りたいということで、林さんにその映像を送ってきたが、林さんはそのネットワーカーの安全が心配だった。すると、そのネットワーカーは「私は恐れていません、悪いことをしているわけではありませんから」と言った。そして現在、そのネットワーカーも法輪功修煉の道を歩み始めた。