江沢民を告訴した張家港税関の元副署長が迫害される
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 【明慧日本2017年6月17日】中国共産党最高裁判所は2015年5月1日、「案件や告訴、上訴があれば必ず受理する」という方針を打ち出した。この方針に基づいて、蘇州市張家港税関支署の副署長・銭春森さんは同年6月、実名で最高検察院に江沢民を告訴する書類を提出した。それ以降、銭さんは南京税関署、張家港税関支署および各級レベルの610弁公室の警官らに嫌がらせをされたり、脅かされた。

 書類を提出した後の数カ月の間、張家港国保大隊(法輪功迫害の実施機関)の警官らが銭さん宅を訪れ、事情の経過を尋問した。

 同年12月20日、南京税関政治部主任・張毅東が江沢民告訴の件について事情の説明を銭さんに求めた。

 昨年1月21日、南京税関の党組人員の複数の人らが張家港税関に来て、銭さんに対して、副署長の職務の一時停止を言い渡し、仕事停止の処罰を宣告した。その後、銭さんは3人に監視され始め、張家港市を出るのを禁止された。

 同年2月17日、銭さんは張家港税関署に呼ばれ、そこで蘇州市610弁公室の警官に尋問された。

 同年3月18日、南京税関政治部主任は再び張家港税関支署に来て銭さんと談話した。「江沢民告訴が間違っているのだ」と銭さんに観点の同意を求めた。また、従わなければ張家港税関支署の全職員の「精神文明ボーナス」の支給を停止するという条件を付け、銭さんを脅かした。全職員のボーナスを停止したら、職員らは銭さんに恨みを転嫁するに違いないという考えだった。銭さんは「このことを中央巡視団体に反映して処理してほしい」と意見を表したが、相手に強く反対された。中央巡視団体は、習近平の腐敗撲滅のための全国巡視団体である。

 同年5月末、銭さんは610弁公室の警官に転向するように強要された。同時に、税関の政治部は職務上の立場を悪用し、蘇州警察署と手を組んで、銭さんや家族に嫌がらせをしたり、周りの人々に銭さんのことを誹謗中傷したりした。

 今年4月、同税関支署のほかの学習者2人も江沢民告訴の件で仕事を停止され、思想改造施設に入れられ、未だに迫害されている。家族や親戚も610弁公室に嫌がらせを受け、脅かされた。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://big5.minghui.org/mh/articles/2017/6/10/349393.html)
 
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