貴州貴陽市の学習者・田徳玉さん 8カ月拘禁の間に夫が死亡
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 【明慧日本2017年6月29日】貴州貴陽市の法輪功学習者・田徳玉さん(70歳女性)は、昨年11月1日に、自宅で連行された後、8カ月、ずっと南明朝区留置場で不当に拘禁されている。

 田さんは、貴陽五目橋の桃園コミュニティに住んでいる貴陽の電気三工場を退職した元従業員で、元電気三工場住民委員会に属していた。

 田さんは中国共産党が法輪功を迫害する(1999年7.20)前から、すでに学習者であった。当時、田さんは様々な疾病に苦しんでいた。同じ学習者の友人から法輪功を学べば、体に良いということを聞き、すぐに全ての薬を捨てた。田さんが薬を捨て法輪功を学ぶと、以前の病状が全部消えた。その時から20年、薬を飲んだことや入院したことが一度もない。

 昨年11月1日に、南明朝区沙沖道派出所の警察官、桃園コミュニティの関係者、電気三工場住民委員会の人達が、田さんの家に不法に押し入り、家宅捜索を行い、家財を押収した。その中には、法輪功迫害の真相が書かれた真相紙幣5千元もあり、これも押収された。田さんは南明朝区留置場に連行、拘禁され、今日まで、家族はずっと田さんと面会できないでいる。

 田さんが連行された時、田さんの夫はすでに重病だったが、田さんを連行されたことで、病気がさらにひどくなり、今年5月18日家で亡くなった。田さんの息子と娘は、父親が死亡したことを知らせに行き、田さんに夫と最後の別れをさせるように申請した。しかし、南明朝留置場の警官は「訴訟事件がまだ終わっていないので、拘禁の期間は外部との接触は、いかなることがあろうともできない」という理由で面会を拒絶した。

 70歳の田さんはただ真・善・忍という信仰を放棄したくないということだけで連行され、身柄を拘束され、今でも拘禁されている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/6/25/350188.html)