錦州市の金徳静さん 判決を不服とし 高級裁判所に上訴
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 【明慧日本2017年6月30日】遼寧省錦州市の太和区の法輪功学習者・金徳静さん(58歳女性)は2月16日、同区の裁判所に懲役2年の実刑判決を言い渡された。その直後、金さんは同市の中級裁判所に上訴したが、3月28日に「原判決を維持する」という結果が出された。そのため、金さんの家族は4月21日、再度、中級裁判所に再審を求めた。しかし、中級裁判所は5月25日、家族の申立てを却下した。

 それで、家族は不服として、遼寧省高級裁判所に上訴した。

 金さんは法輪功を学ぶ前、遺伝的な病気で脳に供給される血液が不足するせいで、いつもぼんやりして元気がなく、よくベッドに横たわっていた。病気に苦しめられた金さんは気が短く、夫と喧嘩ばかりしていた。しかし、1995年、金さんは法輪功を学び始めて間もなく、病気が完治し、優しい性格になり、一家が穏やかに暮らせるようになった。

 昨年11月15日、金さん夫婦は仕事で疲れたため、帰宅して早く休むことにしたが、夜9時ごろ、突然、制服を着ている女児河派出所の警官1人と私服警官ら4人が家に不当に押し入った。警官らは金さん夫婦の身の自由を制限して、捜査令状を出さないまま、家宅捜索を開始した。警官らは金さんの家財を押収したが、押収リストを見せなかった。

 金さん夫婦は連行され錦州市留置場に送られた。そして、2週間後、金さんは太和区検察院に逮捕令状を出された。

 今年2月16日、裁判所に懲役2年の判決を宣告された金さんは上訴した。しかし、中級裁判所は弁護士の公開審理の意見などを無視して、2週間足らずで原判決を維持するという結果を出した。

 金さんの家族は即時、中級裁判所に再度、申し立てをし、同時に省、市の関連部門に裁判官の違法行為の告訴書を郵送した。

 しかし、金さんは4月25日、遼寧省女子刑務所に収容されたという。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2017/6/13/349585.html)
 
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