内モンゴルの学習者・董成芳さん 警官に強引に連行され
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 【明慧日本2017年7月8日】内モンゴルシリンホト市の法輪功学習者・董成芳さん(68)は、6月20日、外で散歩が終わって帰宅すると、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官らに不当に、しかも強引に連行された。

 6月20日午前10時ごろ、董さんは散歩から帰宅すると、ドアを開いた瞬間に、国保大隊の警官らに連行され、警察署まで強引に運ばれた。その後、家は誰もいない留守の状況下で、警官らに家宅捜索をされ、多くの家財が押収された。

 董さんの妻が家に帰ってみると、目に入ったのはめちゃくちゃに荒らされた家の中の様子だった。暫く経ってから、董さんの妻も警官らに不当に連行された。

 董さんの妻は田舎から来たばかりで、警官の乱暴な行為を目撃してショックを受け、倒れそうになった。警官らは董さんの妻を車に押し込んで連れ去っていったが、取り調べが済んだ後、路上に妻を投げ出した。妻は自宅に帰る道を知らず、お金を持っておらず困っていた。最後にある善良なドライバーに家まで送ってもらった。妻は未だに落ち着かず、正常に生活できないでいる。

中共迫害法轮功学员的刑具:铁椅子
中国共産党による拷問の一つ 鉄の椅子

 警官らは董さんを警察署に連行した後、違法なやり方で尋問し、脅かし、身体検査をした。警官はまた、董さんのベルトを取り外し両手でズボンを持たせ、拷問用の鉄の椅子に座らせた。それから、どこそこに行ったかどうかを尋問し初めて、回答を強要した。

 警官はメモを数枚書き終わると、董さんにサインを求めた。何が書いてあるか董さんは全く知らず、サインを拒否した。それから警官は董さんを医院に送り、健康診断をしたところ、血圧が高すぎて拘留所に受け入れられず、再び警察署に戻した。

 それを知った子供は警察署に駆けつけ、「父は法律に違反したんですか。どうして父を連行したんですか」と警官に問い正したが、警官はもちろんそれには答えず、横柄な態度で娘に「保証書」にサインをするように強要してから、董さんを解放した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/7/2/350499.html)
 
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