【明慧日本2017年7月9日】河北省秦皇島市の盧龍県国保大隊(法輪功迫害の実行機関)は市政法委員会(610弁公室を直轄する組織)および610弁公室に指図され、法輪功学習者・盧家栄さん、白雪松さん、梁君さんの3人に不当な裁判を行う予定である。
秦皇島市政法委員会、国家安全保衛、国保大隊、派出所などはグルになって法律に背き、昨年8月2日夜7時ごろ、秦皇島市駅でまず盧さんの身柄を拘束し、持っていたカバンを奪い取り、銀行カード(預貯金20万元)、盧さんと娘のパスポート、戸籍原本、身分証明書などの私物を押収した。夜中に入ると、また梁さん宅の近くで見張り、梁さんを連行した。
翌日午前、白雪松さんは他人に頼まれ、スーパーで盧さんの子供に買い物した際に、盧龍燕合営派出所の警官に身柄を拘束された。その後、警官らは何の捜査状や押収品リストなどがないまま何度も白さん、梁さん、盧さんの貸家を家宅捜索し、さらに盧さんが白さんの妻のところに保管して置いたものまで押収した。白さんの妻は保管したものを開けたことがなく、中身はわからいという。その後、盧さんは弁護士を通し、中身は2つの封筒があり、1つは返済金として2千420元が入っており、もう1つは2千500元が入入っており、学習者らが唐山冀東刑務所に3年近く拘禁されている孤児の朱志勇さんに寄付するつもりのお金だという。
2014年4月8日、劉密さんは県国保大隊の関係者らに身柄を拘束され、殴打された結果、重傷に陥ってしまった。劉さんの妻は心配して、朱志勇さんと一緒に国保大隊を訪ねた。朱さんはそこで国保大隊に連行され、懲役5年の不当な判決を宣告され、未だに唐山冀東刑務所に拘禁されている。朱さんは孤児で、刑務所に入所された後、収入がまったくなくなった。今は、その朱さんに渡すお金さえも(学習者からの寄付金)押収された。また一方、盧さんの返済金が入った封筒およびパスポート、戸籍原本は返還されたという。
白さんや梁さんの車、現金などは返還されたが、法輪功の関連書籍、パソコンなどの私物はまだ返還されていない。現在、盧さん、白さん、梁さんの3人は盧龍留置場、秦皇島留置場にすでに11カ月拘禁されているという。