修煉して初めて 人生はどこに由来しているのかを悟る(1/2)
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 【明慧日本2017年7月18日】(台湾=明慧記者 鄭語蔫、黄宇生)劉乃箐さんは4、5歳の頃から毎日、どうして人は生まれてきたのか? 世界にこんなにも多くの人がいるのに、まさか本当にただ生まれてきただけではあるまいにと思っていました。その後、成長して本を読み、なぜ人は老いてやがて死んで、この世を去っていくのだろうか? と考えていました。当時、だれも劉乃菁さんに答えることはできませんでした。劉乃菁さんは心の中で「人は生老病死のためだけにこの世に来たわけではなく、必ず何かの任務を持っているはずだ」とわかっていました。そんなある日、乃菁さんは母親と一緒に法輪功を修煉していて、この疑惑が解けました。

 人生はどこに由来しているのか

 劉乃菁さんは台湾苗栗の法輪功修煉者で、現在は塾を営んでいます。劉乃菁さんは小さい頃にいつも神佛の夢を見ていたことを記憶しています。はじめて神佛の夢を見たのは小学4年生の時で、夢の中で、大きな神佛が目の前に現れ、真ん中に阿弥陀仏、両隣に菩薩がおられ、その場は非常に和やかで壮麗に感じました。

 劉乃菁さん一家は5人家族で、修煉する前の一家は佛教を深く信仰しており、小さい頃の劉乃菁さんは観音菩薩像の絵を描くのが大好きで、その絵は本物そっくりに描かれていました。劉乃菁さんはかつて自分のいくつかの前世を夢の中で見て、笑いながら「私はいくつか前の前世で、修道者でした!」と言いました。いくつもの前世を経ても、周りにいる家族は同じメンバーで、ただ役割が変わっているだけで、縁は深いものでした。

 高校の時、クラスメイトがキリスト教会へ参加することを誘い、乃菁さんは何度か行って説教を聞きましたが、「人々は罪を持っているので、イエスを信じて永遠の命を得るのです。しかし、人は永遠に天国へ戻ることはできず、永遠に神になることもできず、それはイエスを信じていても同じことです。天国へ戻ることができないのに、どうして信じなければならないのか?」と困惑していました。

 母親と同じくして大法の修煉を始め、人生の納得できなかった疑問が晴れた

'图1:乃菁和妈妈合影。'
乃菁さんと母親

 乃菁さんの母親はもともとコミュニティーの元極舞(中国元極功法・気功)の団体に加入していましたが、後になって、元極舞を指導していた先生が法輪功を習うことに改め、元極舞を離れる前に、以前から元極舞を習っていた女性たちと一緒に法輪功の修煉を始めました。一心に修煉したいと思っていた乃菁さんの母親は、法輪功の功法の中に座禅があると聞き、煉功を開始して『轉法輪』を読み始めました。煉功を開始すると、母親と乃菁さんとおばは順番に『轉法輪』を読み、1人が朝読むと、もう1人は夜に読んでいました。

 母親が修煉を始めて2カ月後、乃菁さんも修煉に興味があったので、すぐに、高校1年の2学期から法輪功を学び始めました。はっきりと覚えているのですが、本を開いてすぐに法輪の図形が目に入り、とても純粋な感覚を受け『真・善・忍』の3文字を見た時に、心の中ですぐにはっと悟り、以前は「真理」を探すためにいろいろな宗教に接触し、過去にそのように思って以来ずっと探し続けていたものは、まさにこれだったと思いました。そして、乃菁さんは大法著作の内容を読んですべてを受け入れることができ、心に何の疑いも持たなくなりました。

 乃菁さんは、ある時夢の中で「佛様」が乃菁さんの左手の中指を指さしながら「大」とおっしゃり、大空に響きわたるようなよく通る大きな声で目が覚めました。さらに空間の中でもずっと「大」という声がこだまして聞こえていたのを思い出しました。その時から「大」とは何の意味なのかをずっと考えていました。数年考え、大法の修煉を始めた後『轉法輪』の中に「修煉の法門はピラミッドの形をしており、真ん中だけが大道なのです」と説かれていたのを見ました。その時、乃菁さんはハッと悟りました! 指をそろえて見てみると、4本の指がピラミッド型の三角形になっており、さらに中指が最高点のど真ん中に位置していました。乃菁さんは「これは私が今までずっと探していた、修煉のための法だ」と非常にゆるぎなく理解しました。

 乃菁さんは大法の修煉を始めてから毎日法を学びました。はじめて『轉法輪』を読んだ時は長い時間をかけてやっと読み終わり、その後、母親と一緒に9日間の法輪功セミナーに行き、説法ビデオの中で師父が慈悲と穏やかさを放たれていると感じ、それがすごく印象に残っていました。その時にある不思議な経験をしました。それは、9日間の法輪功セミナーに参加した時のことで、乃菁さんが足を組みながら聞いていると、師父がビデオの中で「誰かが足を組みながら聞いています」とおっしゃり、びっくりした乃菁さんはそれを聞いてすぐに緊張して座り直しました。師父が自分のことをおしゃっているのだとわかりました。なぜなら、その後、十数年の修煉の中で、ビデオの中の同じ箇所でこの言葉を聞くことはあれ以来、二度となかったからです。

 修煉後、不治の病がクスリを飲まずに治った

 法を得た後の乃菁さんは、心身の面において大きな改善と向上がありました。小さい頃の乃菁さんは、父親の体質が遺伝し胃が非常に悪く、小学生の時は台北でいつも週に2、3回、漢方の診療所に治療に行きました。医者は先端が長くとがった鉄の薄板を指の腹に差し入れて、壊血を押し出しました。それは非常に痛くて恐ろしい経験で、しかも、10回以上行っても効果がないことがわかりやめました。乃菁さんは続いて西洋医に診てもらったのですが、胃は相変わらず調子が悪く、時には胃けいれんを起こしました。毎日、酸の分泌抑制剤の助けをもらわなければならず、風邪やインフルエンザにかかるといつも大変で、重い症状が出て、何回も薬を変えなければいけませんでした。

 修煉後、乃菁さんが初めて『轉法輪』を読んだ時、第一講の「本当に高い次元へ人を導く」さえもまだ読み終えていなかったのに、夜寝ていた時に全身が発熱し、さらに、頭は触れられないほどに熱くなり、これは体を浄化している現象だとわかり、心が動じないようにしました。その後、昏睡状態になって、次の日に起きてみると、何もなかったかのように体が元に戻っていました。胃は知らないうちによくなり、もともと乳糖不耐症だったのが、今は牛乳を飲むことができるようになりました。また、もともと車にすぐ酔っていたので、車に乗る前には必ず乗り物による酔い止め薬を飲まなければなりませんでした。修煉してからは高校の卒業旅行で、酔い止めの薬を飲まずに試してみたところ、旅行の全過程を終えても、まったく車に酔いませんでした。

(続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/7/11/350681.html)
 
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