天津市の法輪功学習者・張健さん 不当な裁判に遭う
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 【明慧日本2017年7月18日】今月7日午前、天津市河北区裁判所は法輪功学習者・張健さんに対して不当な裁判を行った。

 8時45時、裁判官は張さんの弁護士および親族2人を法廷に連れて入った。その時、すでに3人の女性と1人の男性が傍聴席にいた。しかし、張さんらは最初から傍聴席は2席しかないと騙された。4人は居民委員会の者と自称し、限られた傍聴席をとり、座っていた。

 9時前、裁判官、起訴側、弁護士が入廷し、張さんはパトカーに乗せられ、法廷に送られて来た。警官ら十数人はゲートで警備をした。

 開廷後、起訴側は張さん宅から押収した現金のお札に、法輪功の文言が書かれていたとの理由で、張さんを罪に陥れようとした。その現金は張さんが親と息子を養う生活費である。

 張さんの弁護士は次の2点を指摘した。1、捜索は違法のため、押収されたすべての物品は証拠にならない。2、紙幣に書かれた文字は案件とは関係ない。

 弁護士と張さんはそれぞれ事実の上から、証拠や法律上の観点から述べて反論した。

 2人は法輪功迫害をさらに深く分析し、反論しようとした時、裁判官に頻繁に遮られ中断させられた。

 弁護士はこう嘆いた。「中国の法廷では、裁判官たちはなんと弁護士と被告人の発言を怖がっています」

 裁判官は弁護士の要求に応じ、5分休廷し、形式上だけの和議を行い、申し立てを却下した。

 開廷後、裁判官は張さんに議事録を見せないまま、サインを求めた。張さんは弁護士にサインをしなければ違法になりますかと確認すると、弁護士は法律違反にはなりませんと答えたため、張さんはサインを断った。

 張さんが帰った後、弁護士は裁判官たちが再び留置場を訪ね、張さんにサインをさせるように相談しているところを見た。

 張さんは20年近く法輪功を学び続けてきた。「真・善・忍」に従い、より良い人になることを目指している。しかし、中国共産党による迫害を受け、妻から離婚するようにと求められた。

 昨年12月7日昼、河北区鉄東路派出所、河北区国保大隊(法輪功迫害の実行機関)および610弁公室の関係者十数人は、張さんの職場まで出向き張さんを連行した。そして、張さんは手枷をかけられ、自宅に連れて行かれた。警官らは現金2万元などの家財を押収したが、押収品リストなどは出さなかった。

 張さんの親は何度も張さんを無罪で解放するように求めたが、相手にされず、仕方がなく、政治法律委員会、610弁公室に手紙を出した。

 4月18日午後、鉄東路派出所の警官ら3人は再び張さんの自宅に押し入り、家財を押収した。さらに、張さんの母親を派出所に連れて来て、手紙を出すことは扇動だと言った。張さんの子供の面倒を見る人がいないため、一緒に連れて来て派出所で宿題をやらせ、夜9時過ぎにようやく解放されたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/7/14/351081.html)
 
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