『明慧週刊新聞』はますます香港市民に好まれる
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 【明慧日本2017年7月19日】


写真:香港で発行する『明慧週刊新聞』

 慈悲で偉大な師父、こんにちは。

 同修の皆さん、こんにちは。

 私は香港の大法弟子です。法輪功学習者たちが配っている法輪功の資料を読むことがきっかけで修煉を始めました。修煉する前、私と妻はよく学習者が街で配っているチラシ、小冊子、DVDなどを受け取って、家に持ち帰って読むことがとても好きでした。それから、時事に関心を持つようになり、ネットで大紀元を読むようになって、大紀元に載っている法輪功の修煉の内容も多く読みました。

 そのように、いつからかはっきり覚えていないのですが、自然に私は法輪功の修煉を始めました。印象の中では、会社の同僚と日本に旅行に行った時、ホテルに到着したときの夕方の空がとてもきれいで、なぜか分かりませんが、私は空を眺めて自分に「私はすでに修煉をしている、私は大法弟子になった、私に構ってくださる師父がおられる」と話しかけました。その時の気持ちと言えばとても楽しく満足していて、師父に恩返しできるようにしっかり修煉を続けていこうと決心しました。パスポートに記録した日本入国日は2006年2月11日なので、私はその日を自分が修煉を始めた日としました。実はいつ修煉を始めたか私ははっきり覚えていなくて、それは知らず知らずに、とても自然に始めたからです。

 修煉を始める前、私は法輪功学習者を知らず、誰かに法輪功を勧められたこともなく、師父が書かれた本と説法ビデオがあることも知らず、ただ資料を読んでネットで探して、いつの間にか修煉に入りました。最初の数年間、周りには学習者が1人もいませんでしたが、私が一人で修煉を続けられたのは、師父がずっとご加護してくださっていたおかげだと思います。そのことからも大法の不思議な力、師父の偉大さを実証できると思います。

 修煉する当初、私はネットから師父が書かれた本と説法ビデオをダウンロードして、師父の写真をカラープリンターで印刷して客間に掛けました。私はほぼ毎日のように学法して、夜は大紀元ニュースを見て、それから明慧ネットと正見ネットも見るようになりました。その時はとても充実してとても楽しかったのです。私がよく師父の写真の前で、毎日最も多く話した言葉は「師父、ありがとうございます! 師父、ありがとうございます」でした。

 修煉してから、私はどこでも良い人になるようにと自分に要求して、たばこを止め、気性は前より優しくなり、職場で同僚と利益を争わず、忙しい時には同僚を助け、家に帰ったら家事をできるだけ多くやり、兄弟姉妹の中で私は以前よりもっと両親に親孝行をするようになり、万事において人のために考えるようになりました。

 修煉を始めて数カ月後、師父のご教化のおかげだと思いますが、ある日私は突然煉功したいと思うようになりました。煉功しないなら、本当の大法弟子とは言えないと感じたのです。私はウェブサイトから功法を教えるビデオをダウンロードして、五セットの功法を見て、難しくて一気に覚えられないと思いました。私は最も簡単に見える第三功法を選んで、何回か練習したら、なんと覚えられました。そのように数日をかけて、簡単な動作から難しい動作まで、五セットの功法をすべて覚えました。動作はまだ正しくないところもありますが、毎晩のように煉功を続けました。

 最初、煉功音楽があることを知らず、それぞれの功法を正確な時間でできなかったのですが、毎晩煉功を続けました。その時、五セットの功法を合わせて30分ぐらいやっていました。それにしても、私は師父からの励ましを感じることがあり、煉功する時に師父が『轉法輪』で言及された「そこに坐ると、自分が卵の殻の中に坐っているかのような素晴らしさ、非常にいい気持ちを感じ、自分が煉功していると分かっていますが、全身が動けないかのように感じる、こういう状態が現われます」[1]を経験したことがあり、修煉に対する自信が強くなりました。

 私はずっと他の空間が何も見えず、聞こえませんでしたが、これは師父が私のために按排された最も良い修煉の道、きっと最も良い道だと信じています。

 ある日、師父のご教化のおかげだと思いますが、真相を伝えて、合格できる大法弟子になろうと私は突然思いつきました。どのようにすれば良いか分からなくて、私は少しずつ模索して、SNSで真相を伝えることを始めました。良くできたとは言えませんが、私はずっと続けて中止したことはありません。最初、中国共産党に雇われた「五毛党(共産党支配下のインターネット世論誘導集団。通常は一般人を装い、インターネット上のコメント欄や電子掲示板などに、共産党政権に有利な書き込みをする)」の嫌がらせに遭って心細い時もありましたが、私は方法を変えて対応し、真相を伝えることを止めませんでした。師父のご加護のおかげで、私はずっと一人で続けるだけでなく、しっかりやるようになりました。やっている中で、師父の説法の内容、「皆さんが法を実証し、衆生を救い済度するという願いから行なうことは、私はすべて認めるのです。しかも、私の法身にしても、神にしても、あなたが行なってさえいれば、行なったことが更に偉大になり、更に素晴らしくなるようにあなたを助けます」[2]のお言葉は、私を励ましてくださいました。

 私が修煉してから息子の成績は年々良くなり、一流大学に進学して卒業した後に理想的な仕事に就きました。私の弟と妹たちともに仕事が以前より安定して収入が多くなり、妹は更に理想的な公営住宅に入ることができ、居住問題を解決したと、私はある日突然気づきました。私が修煉してから、家族まで良いことに恵まれました。本当に師父がおっしゃった「一人が法を得れば、全家族が受益します」[3]のとおりでした。

 2010年、香港で上演予定の神韻公演は中国共産党と香港政府の妨害によって中止になり、香港の法輪功学習者は政府に抗議を行いました。抗議活動に参加する時、私はついに香港の同修と接触できました。それから、私は一人で修煉する段階を終えて、香港の修煉者の中に溶け込んで、全く新しい修煉段階に入りました。

 私は香港の学習者が行った集会やパレードに参加するようになり、同修たちと一緒に精進する中、とても速く自分の不足に気づくことができるようになりました。公の活動に参加する時に、恐れる心や、顕示心、自分自身の能力を実証したい心などがあることに私は気づきました。

 時は2012年になり、梁振英が香港の特区長官になり、学習者の活動を妨害するために陰で「青関会」を設立しました。香港で多くの法輪功の真相を伝える拠点は「青関会」に不法な手段で邪魔され、たくさんの同修が「青関会」に殴られて対立する中で、我々同修は「青関会」に誣告されたこともありますが、香港の警察と政府部門はわざと「青関会」の暴行を放任しました。

 以前、私は地方議会や市民コミュニティで働いた経験があり、この時にそれが役に立ちました。警察および政府部門と交渉すること、誣告された同修に手伝って調査を受けること、訴訟を起こすための司法手続きを進めることに、私は自然に貢献しました。

 「青関会」の手段はとても卑劣で、気勢もとてもはびこっているので、「青関会」による事件を処理する過程は私の執着心を暴露し除去するという修煉の過程にもなりました。その中でまずは恐れる心、そして同修間の協力問題もあります。その過程の中で私たちは自分を修めて、真相をよく伝え、訴訟に勝つように努力し、また学習者が被る損失を最小限にしなければなりません。師父のご加護のおかげで、困難は多かったのですが、上記の目的はほぼ全部達成しました。

 4年経って、法輪功の真相を伝える拠点は減るどころか、より多くなって、香港の学習者は以前より力を込めて真相を伝え、学習者もその中でますます成熟してきました。「青関会」は中国共産党の迫害手段を香港に搬入して、邪悪な力がとても強そうに見えますが、しかし、私たちが断固として師父と大法を信じて、互いによく協力する時、「青関会」は何でもなくなりました。本当に「弟子正念足りれば 師は回天の力有り」[4]、「師がいて、法があり、乱れることはありません」[5]のとおりでした。

 その時、私は真相拠点の同修たちと多く接触し、皆さんがしっかりと真相を伝えて、多くの努力と苦労を者ているのを見て、たいへん感動しました。自分も彼らのようにふるって真相を伝えようと思いました。既存の場所である資料拠点の補足として、香港法輪大法学会は私に「可動式真相拠点」のアイデアを出しました。そこで、私と数人の同修は一緒に「可動式真相拠点」を始めました。私たちの目標は、香港全土に法輪功の真相を伝え、すべての市民と旅行者に真相を知る機会を与えることにあります。

 私たちは「臓器狩り反対のための署名」を集めることを発端に、次第に各種の資料―『大紀元特別号』、『明慧週刊新聞』、『九評』などを配り、それから「江沢民告訴を応援する署名」を集めて、活動しながら中国本土の観光客に「三退」を勧めることも忘れません。「可動式真相拠点」は、一歩ずつ法を正す進展についていっています。

 今、私たちは『明慧週刊新聞』をメインにし、『大紀元特別号』と他の真相資料も添えて配り、真相を伝える効果はとても良いのです。今『明慧週刊新聞』はますます香港市民に好まれ、一つの「可動式真相拠点」は週に『明慧週刊新聞』を1万部配ることができ、同修が多く来てくれる時には2万部も配ることができます。既存の真相拠点が配る量、同修が個人個人で配る量、2週間ごとに1回行われる複数の区に大人数で一斉に配る量を合わせると、香港では1週間に平均して3~5万部の『明慧週刊新聞』を配ることができます。

 「可動式真相拠点」を続ける中で、我々はずっと師父のご加護とご教化を感じています。多くの同修、特に新しい学習者が手伝いに来ています。来てしばらく手伝ってから他のプロジェクトに移ると、また新しい人が来ます。「可動式真相拠点」は法輪功の真相を全香港に広める大切なルートになったと同時に、新しい学習者が真相を伝えるスタートにもなっています。

 「可動式真相拠点」を運営する中で、どんなことからも師父のご加護を感じます。人手が足りない時に突然同修がやってきて、私たちが街頭で悪い連中に邪魔される時、自然にそばでより多くの人が進んで資料を受け取って、私たちを励まします。困難に出会う時に「奇跡」がよく起きました。

 香港の人口は700万人を超えており、毎日中国本土と他の国から大量の観光客がやってきます。彼らは真相を待ち、大法弟子の済度を待っている大切な衆生です。これからもっと頑張ってより広く真相を伝え、より多くの同修が香港で真相を伝えるプロジェクトに参加することを望んでいます。

(2016年サンフランシスコ法輪大法修煉体験交流会の発表原稿)

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
 [2] 李洪志師父の著作:『各地での説法八・二〇〇八年ニューヨーク法会での説法』
 [3] 李洪志師父の著作:『轉法輪法解・濟南での説法・質疑応答』
 [4] 李洪志師父の詩 :『洪吟二・師徒の恩』
 [5] 李洪志師父の著作:『波紋を呼んだ副元神に関する文章について』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/10/26/336800.html)
 
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