大慶市の法輪功学習者・劉福斌さん 泰来刑務所で重体に
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 【明慧日本2017年7月19日】今月の13日まで、泰来刑務所で拘禁されていた大慶市ドルボドの法輪功学習者・劉福斌さんは、すでに33日間食事を取らず、痩せこけた。家族はこの状況を知ってから、一時出所を求めたが、刑務所側に「食事を取らないことは大したことではない、一時出所の条件を満たせていない」という理由で断られた。

 劉さんの妻は「では、どのような状況なら、条件を満たすことになるのでしょうか。このままだと、亡くなる可能性もあるのではないでしょうか」と問い詰めた。刑務所の課長は「今にもすぐに死んでしまいそうだな」と答えた。劉さんの妻は「家に連れ帰ってすぐにも亡くなるということですか? ただ遺体を葬ればいいということですか? こんなことをすれば、それこそ本当に非人道的なことではないですか!」と訴えた。

 一方、課長は「そう定められているのだから、それもしようがないことだ。もう一つの方法は、病院に非常に重い病気であると診断されることだ」と言った。

 33日前、劉さんは刃物で野菜を切ったという理由で、15日間独房に閉じ込められた。劉さんは断食で迫害に抵抗し、15日後やっと独房から出されたが、それ以後、何を食べても吐いてしまう状態になった。そのため、現在、すでに33日も食事を摂ることができない状態のままである。

 劉さんは2010年5月20日、県裁判所に懲役10年の不当な判決を宣告された。妻の李淑春さん、弟の妻の趙明静さん2人は、2年の労働教養処分に処せられた。 

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/7/14/351080.html)
 
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