【明慧日本2017年7月29日】フランスの週刊誌「L'Obs」は7月、「東洋の知恵」という号外を発行した。号外の中で「法輪功―抵抗強い気功」という文章があった。文章の内容は「法輪功は学習者に非凡な勇気と固い意志を与えた」と結論付け、法輪功を称讃した。
前書きでは次のように書かれていた。「気功は現在では、すでにフランスの病院にも受け入れられた。我々にとって気功は、心身ともに健康をもたらしてくれる平和的な健康的な運動療法と認識している。しかし中国では、初めの頃は前面的に推薦されていたが、その後、弾圧に遭った。この有名な気功―法輪功への残酷な弾圧がその一例である」
本文ではこのように書き記されていた。「法輪功は中国当局に弾圧された唯一の気功ではないが、弾圧に立ち向かって抵抗し続けている気功は、法輪功のみである。多くの学習者が弾圧に屈しないことが当局を驚かせた。中国は学習者に対し、前代未聞の野蛮な手段を使って迫害をしており、その勢いは留まることなく今なお続いている。17年もの間法輪功は依然として、中国で最も残酷な迫害を受け続けている団体となっており、これは決して小さなことではない。この団体のメンバーはかつてローマ帝国に迫害され、命を落としたキリスト教徒の殉教者と同じように、基本的な生存条件を失っている。しかし、学習者らはネロの時代の恐怖政治と同じような拷問に掛けられても、絶えることなく平和的な方法で信仰を堅持し続けている。言うまでもなく、法輪功は学習者に非凡な勇気と固い意志を与えたのである」
「中国は史上に例を見ない最大級の警察国家である。法輪功への迫害は、現在、名実ともに一大産業に化している。監視体制と弾圧用の魔の手が触手のように四面八方に伸びている。外界と遮断された闇の深い刑務所、恐怖に満ちた強制労働所では、良心的な囚人たちの臓器が強制的に摘出され、世界の移植患者達に売買されている一連の組織が存在する。臓器狩りに対し、法輪功学習者は公の場で暴露し、非難する活動をしている。さらに独立調査団も調査を行った。その上、国際的な臓器移植専門家の様々な協会も相次いで関心を示し、これを発表した」
この文章の最後に、このように締めくくられた。「これほどの大規模な暴挙に対し、法輪功は中国で消されるどころか、依然としてなおも活動し続けている。しかも強力なネットを持っており、未来の新しい中国の到来にも重要な役割を担っている」