天津市の法輪功学習者・李少臣さん 不当な裁判を受ける
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 【明慧日本2017年8月3日】天津市の法輪功学習者・李少臣さん(73)は、今年6月1日午前、天津市紅橋区裁判所で不当な裁判を受けた。

 検察官は起訴状を読み上げた後、李さんの弁護士は刑具を外すように、裁判長に求めたところ、裁判長は「司法警察の隊長に決定権がある」と答えた。そして、ある司法警察の隊長のところへ確認させたあと、李さんに付けていた足かせを外した。

 裁判長は法廷の総指揮者で、小さな司法警察リーダーの言いなりに従っていると、弁護士は不思議に思った。

 着せられた罪に対して、李さんはすべて否定し、何度も「真・善・忍を守り、事実を話したことは間違っていません。公安局の警官が家財を押収したことこそ、法を犯しています」と強調した。

 当案はまだ終結しておらず、記録にも署名していない段階であるが、弁護士は裁判長との意見交換を望んだ。

 昨年12月の7日と8日の2日間、李さんと他の二十数人の法輪功学習者が、相次いで連行された。李さんはずっと紅橋区留置場に拘禁されており、すでに半年以上経っていた。

 中国共産党の法輪功への迫害の中で、李さんはかつて不当に労働教養を強いられ、判決を受けたことがあり、累計すると6年半にわたり拘禁されていたことになる。

 
(中国語:http://big5.minghui.org/mh/articles/2017/6/10/349412.html)
 
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