『轉法輪』を読んで 信じられないような奇跡が起きた
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2017年8月4日】妻は1992年、子供を生んでからリウマチを患いました。それから、私たちは妻の病気治療の長い道のりを歩み始めました。

 最初、私たちは正式で有名な病院に行きました。天津病院や北京市の甘家口病院、全国リウマチ研究センターなどを回りました。毎回、希望を持って病院に行くのですが、毎回、その希望が失望になって帰りました。一番記憶に残っているのは、北京甘家口の病院でのことです。私たちは病院の漢方医が「リウマチの治療に奇跡的な効果がある」という宣伝文句を見て行きました。医者は妻の診療のとき、指が妻の手首でピアノを弾くように踊っている中で、脈を取っていました。それを見て、私は「やはり、中国伝統医学だわ! やっと、上手な医者に出会ったなあ」と感激しました。

 それから、医師は診療に基づいて、十数種類の薬草の処方箋を出しました。私と妻はいつものように、「家に帰って、これらの薬を煎じて飲めば、きっと病気が治る」と考えました。帰宅して薬を飲むようになり、あれから毎日、薬を飲み続けましたが、全然快方の兆候すらみられませんでした。ある日、妻がその煎じた薬を飲んで、口から泡を吹き出す病状が現れ、命を落とす寸前のところまで悪くなりました。その原因を調べると、薬草の中の馬銭子(まちんし)という薬は毒性を持っており、薬剤師がその薬の量を間違えて多めに入っていたため、妻が中毒症状を起こしてしまいました。そのことがあって、この事を恐れた私たちは、その漢方薬治療をやめることにしました。

 ある日、妻が天津武警病院に治療しに行きました。妻が帰ると、背中にいっぱいカッピングの痕が残っていました。妻は「漢方医のカッピング治療法によるリウマチに素晴らしい効果がある」という病院の宣伝した広告を見て、治療に行きました。その痛々しい治療の痕を見れば、治療の痛さが想像つくでしょう。

 その後、私たちはリウマチ治療に権威がある病院を知ることができました! それは全国リウマチ研究センターのことでした。幸いにもそのセンターは天津南市にありました。私と妻は「何でこんな近くにあるのに、もっと早く分からなかったのか。その名前を見ただけで治療効果があるに違いないわ」と思い、良い病院を見つけたことを喜びました。しかも、その病院のもっとも腕がよく評判が良い医者師(某教授)を見つけました。その教授はリウマチの研究をしており、とても分厚い専門書を書いていました。今回は、「全国のリウマチ治療の最高機関だ! リウマチ治療の第一人だ!」と信じて、私たちは以前の治療より高い希望を持って、これで病気が治るに違いないと確信しました。

 それから、教授が自らの研究した薬の治療薬を使い始めました。治療の第1段階を終え、第2段階を始めて、そして終え、第3段階を終えても、妻の病状は一向に良くなりませんでした。そして、妻の再三の問い詰めで、教授はやっと 「リウマチは不死の癌だと言われている。維持することしか現状ではできない」と本音を話しました。

 それを聞いた私たちは徹底的に衝撃を受け、失望から絶望に変わりました。一番良い病院でさえ治らなかったので、あとは死を待つしかないと思いました。

 しかし、人間は誰でも生きる欲望があります。私たちは希望がないと思いながらも、少しでも希望を見つけようと思って、民間療法に目を移しました。チベット医薬、天山雪蓮花などなど、新たな治療の道を試して行こうと思いました。

 街に、虎骨や天山雪蓮の薬を売っているチベットの身なりをした人が、その薬がリウマチに効果があると妻に勧め、妻もそれを信じました。その人が、「先にお金を支払って、薬を予約しなければ」と言うと、妻も信じましたが、結局は騙されました。ある日、妻はテレビの広告でラン南県にリウマチ治療の民間療法があると聞きました。妻はすぐにラン南県に駆けつけ、民間治療法を受けて薬をもらってきました。その後、何度も薬をもらいに行きましたが、また、詐欺に遭いました。その薬を売っている人たちは普通の薬屋でリウマチの治療薬を買って、粉粉の状態にしてただカプセルに入れただけの物だと分かりました。

 薬で病気が治らなかったので、妻は今度は、健康食品と治療する機械に目を向けました。結果的に、どれも効きませんでした。それらを試しているうちに、関節も皮膚も硬くなっていき耐え難い苦しみに耐えながら、妻は私が会社からもらったしゃぶしゃぶ用の電気鍋でリウマチの治療器を自分で制作しました。妻は鍋をトイレの地面に置き、その鍋の上に椅子を置き、それから、自分が椅子に座り大きいビニール袋で全身をおおい、目と鼻だけを露出し、しばらくしてその鍋の水が沸き熱い蒸気がビニールに充満し、その蒸気を利用して硬くなっている関節や皮膚をやわらげました。

 さまざまな治療法を試していましたが、病状がますます重くなっていく妻は本当に絶望に陥り、幼いわが子を見ては、いっそう苦痛を感じているようでした。

 治療法を試し尽くし絶望していた時に、私は気功をふと思い出しました。私が学生のときに気功の雑誌を読んだことがあり、気功が病気治療できるということが頭に残っていました。会社の元局長が気功の練習により病気が治ったと聞いたことがあって、その局長を訪ねました。局長は「私の練習した功法は邪道に入りやすいので、よくありません。いま、法輪功がとても良いと聞いています」と教えてくれました。

 それは、1996年のことでしたが、何度も詐欺に遭っていた私は、何の治療法にも希望を持たなくなっていました。しかし、その後、私は法輪功を学んでいる同僚から『轉法輪』をもらいました。

 そして、私は帰るとすぐ、妻に本を渡し読ませました。妻は早くも本を読み終え、「この『轉法輪』はとても良い本だよ」と言ってくれました。私は深く考えず、「じゃ、いい本ならまた読めば」と軽く言いました。2週間後、妻は真剣に私に「私の病気は完治しました」と言いました。

 私はどうしても信じられませんでした。その後、妻がいつも飲んでいる薬を三つの大きなビニール袋に入れ、ゴミ入れに捨てたのを見て、私はやっと信じるようになりました。

 確かに気功が病気治療に役立つと聞きましたが、こんなにも早く、こんなにも効果が良く治療できるなんて、思いもしませんでした。妻の重い病気、しかも長期に患っていたリウマチが『轉法輪』を読んだだけで見事に治りました! 以前は目の前で見たことですら、信じようとしませんでしたが、これを見て変わりました。本当に信じられないような奇跡が起こりました!!

 それから、私もこの素晴らしい本『轉法輪』を読み始めました。「これは私が永年探していた本だ。この『轉法輪』は修煉の本だ」と読んでいてすぐにわかりました。私も迷わずに法輪功の修煉を始めました。

 修煉してから、体の健康を得ただけではなく、自身の道徳の向上もでき、「真、善、忍」に従って自分を律するようになった私は、心身ともにたくさんの恩恵を受けました。

 あれから二十数年過ぎましたが、妻の病気の治療法を探していた長くて辛い日々を思い出す度に、心の底から法輪大法に対する敬意と感謝の気持ちで満ち溢れてきます。

 「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と、いつも念じて妻とふたりで修煉に励んでいます!!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/7/9/350738.html)
 
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