遼寧省女子刑務所は 家族の面会を阻む
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 【明慧日本2017年8月7日】瀋陽市皇姑区法輪功学習者・ム鳳雲さんは不当に連行され、4月11日、遼寧省女子刑務所に不当に拘禁された。そして、5月15日に家族と面会した。しかしその後、6月15日、7月7日と13日には、刑務所側が家族との面会を許さなかった。ムさんは第11区に拘禁されたが、第11区の隊長は于欣と朱木蘭である。

 昨年7月27日午後5時ごろ、ムさんは自宅のビルの下で警官2人に車の中に押し込められた。警官はムさんの携帯電話、電話帳、鍵、現金などを押収し、鍵でムさん宅のドアを開けて侵入し、法輪功書籍、パソコン、プリンターを押収した。警官はムさんを三洞橋派出所に連行し、その後に留置場に送り込んでから、ムさん本人に逮捕したことを知らせた。

 家族はムさんの弁護を弁護士に依頼した。弁護士が8月20日ムさんと面会し、ムさんはずっと事実や意見を口頭で述べなかった。ムさんは今回の連行が前回江沢民を告訴した後の連行とつながり、主な責任者は前回の連行に参加した瀋陽市皇姑区国保大隊警官の付徳全であるとわかった。2015年10月21日ムさんは江沢民を告訴したので、付警官に第一留置場に連行された。

 昨年6月9日、瀋陽市皇姑区公安局の警官がムさんを陥れた「案件」は、皇姑区検察庁に移され、その後、11月7日、皇姑区裁判所に移された。

 11月18日午前、瀋陽市皇姑区裁判所はムさんを裁判にかけた。一部の法輪功学習者が裁判所の外で発正念をした。ムさんの家族2人が裁判所に入廷し、ムさんの息子が母の代理の弁護人になった。ムさんは自分が無罪であると主張したが、裁判は1時間もかからず、弁護人の話が終わると終了してしまった。

 ムさんは一審で懲役3年6カ月の実刑判決が下され、それを不服として、すぐに中級裁判所に上訴した。二審は一審の判決を維持した。ムさんの家族は弁護士に依頼し、引き継ぎ上訴した。

 今年4月11日、ムさんは遼寧省女子刑務所に送られ、拘禁されている。

 2015年5月1日、中国共産党最高裁判所が「告訴があれば必ず受理し、立案調査しなければならない」と公布したあと、瀋陽市皇姑区法輪功学習者・ム鳳雲さんは法律に従い、最高裁と最高検察庁に共産党の元党首・江沢民を刑事告訴した。皇姑区の610弁公室と政法委員会は、華山路派出所の警官を操り、電話でムさんに嫌がらせをした。

 2015年10月下旬、華山路派出所の警官はムさんを派出所まで騙して連行した。後に、皇姑分局国保大隊、華山路派出所、団地警備員などの20人余りがムさんの自宅に侵入し、家財を押収した。その日、ムさんは瀋陽市留置場に連行されていた。1カ月の迫害を受けた後、ムさんは11月20日に解放された。帰宅してからムさんが皇姑区国保人員に尾行されていたことに気付いた。そこで引越しをしたが、そこでもまた尾行されたことに気いた。

 昨年7月27日、ムさんは再び連行された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/7/24/351573.html)
 
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