文/シカゴの法輪功学習者
【明慧日本2017年8月11日】米国中部の法輪功学習者は2017年8月5日、シカゴのチャイナタウンで盛大なパレードを行い、法輪功の平和的なすばらしさを人々に見せ、18年にも及ぶ法輪功に対する中国共産党の残酷な迫害を制止するよう呼びかけた。
2017年8月5日、米国中部の法輪功学習者がシカゴでパレードを開催して法輪功への迫害を人々に知らせるアメリカ中部の学習者 |
「法輪大法」によるパレードは「真・善・忍」の錦の旗が先導し、黄色い煉功着を着た太鼓隊がさっそうとその後をついて行き、手に蓮の花を持った仙女たちが鮮やかな昔の服装を身にまとって軽やかに舞い始め、そのすぐ後には大型でカラフルなフロート車が続き、学習者がフロート車の上で優美な功法動作を実演した。
第2隊列は「法輪功迫害の停止を呼びかけ」、白い服を着た学習者が、中国共産党によって迫害死された学習者の写真を手に持ちながら、堅く信仰したために命を失った学習者を追悼した。学習者たちはさらに「中国共産党政権が法輪功学習者の生体から組織的に行っている臓器狩りは天理が許さない」などの横断幕を打ち出し、法輪功学習者からの生体臓器狩りで暴利をむさぼる中国共産党の暴行を厳しく非難した。
続いて「三退を応援」と「江沢民を告訴」の隊列は「中国共産党と中国は同じではなく、国を愛することは共産党を愛することではない」「迫害の元凶・江沢民を法の下で裁きを」などの横断幕で華人の人々に共産党の歴史をはっきり見るよう呼びかけ、中国共産党思想の奴隷から抜け出すよう呼びかけた。数十枚の横断幕と「脱党」「江沢民を告訴」と書かれたプラカードが一つにつながり、パレードの隊列全体がいくつもの町を延々と続いた。
パレードはシカゴのチャイナタウンの幹線道路であるウェントワース通りを1ブロック北に向かい、サーマック・ロードとアーチャー・ アベニューを通って再び元の道を通って帰ってきた。通過した場所の沿道では、多くの人とゆっくり進む車の運転手が携帯電話を手に取って写真を撮り、学習者に向かって心から微笑みあいさつする人もいれば、親指を伸ばして称賛を表す人もいた。
「世界中に知らせる」
足を止めて法輪功の真相を知る通行人 |
ミシガン州のヘイドンさんはシーメンスでソフトウェアエンジニアを担当しており、法輪功が迫害を受けているニュースを以前メディアで読んだことがあった。この日、ドイツの友人を連れてシカゴチャイナタウンを遊覧して、はじめて法輪功のパレードを見て「非常に壮観です! (中国で)何が起こっているのかを人々に理解させるのに役に立つし(共産党が法輪功を迫害していることを)世界に知らせるのに役に立ちます」と感嘆した。
シカゴの西南の郊外に住むオーロラさんとオーテさんははじめて法輪功のパレードを見ただけでなく、この功法のことを聞いたのも初めてで「今、チラシを読んで、本当に悲しまずにいられません—彼らは自分の国でやりたいこともできないなんて。横断幕と写真の中で、中国が残酷な迫害を行っていることを知りました」と語った。16歳の息子のベイリー君も「(中国では)人々は自分の信仰を持つことができないなんて、これは不公平だ」と補足した。
インディアナ大学教育学部のヘイドン・ローリンズさんもはじめて法輪功のことを聞き「これ(迫害)はとても恐ろしい。彼らは煉功のために迫害されるべきではなく、これは彼ら自身の文化の一部分だ」と語った。そしてローリンズさんは、法輪功のことをさらに理解したので「すべての能力を尽くして」人々に真相を伝える、と言った。
華人が法輪功を支持した
パレードを見物していた丘さんは「法輪功学習者のパレードは素晴らしい」と語った。丘さんは「私は前世紀の50年代に広東から香港に逃げ、70年代に今度はアメリカに移りました」と話した。さらに丘さんは「一つ教えてあげますが、もし私が中国のこの党が好きであれば、アメリカには来なかったでしょう。私は逃げてきましたが、早く逃げてきてうれしく思っています」と言った。
中国からアメリカにやってきてすでに25年の劉さんは、法輪功のパレードを見るのは2回目だ、と語り「私はとても素晴らしいと思うし、隊形が整然としていて、美しく、特色があります」と言った。
「ここはFreedom(自由)の国で、中国とは違うのです。中国は今でも専制(国家)で、今でもウィーチャット(訳注:無料インスタントメッセンジャーアプリ)でさえ何らかの敏感文字(訳注:中国で「民主」「法輪功」「ダライ・ラマ」「天安門事件」など言論の自由を制限する政治的に敏感な用語)があり、法輪功も含まれていて、これらのキーワードは検索できず、あれ(共産党)は私たちを遮っており、私たちに見せないようにしているのです」劉さんはこのように話した。
続いて劉さんは「この法輪功(を迫害する)のことは間違っており、本当に間違っています。考えてみてください、この人たちが何か面倒を引き起こしましたか、この人たちは自分たちの功を煉っているだけで、体はよくなり、信仰を持っているということは、信仰を持っていないことよりどれだけいいことでしょうか。道徳心を持っていなければ、どんな悪いことでもしてしまいますので、(法輪功は)本当にすばらしいと感じていますので、自分を信じて修煉を続けていくべきだと思います」と言った。
1人の薬屋の店員が店頭で静かにパレードを見ていた。その店員は声をひそめて学習者に「法輪功にとても同情します」と告げた。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2017/8/7/164936.html)