台湾で 中国へ向け真相を伝えるための学法交流会を開催
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 【明慧日本2017年8月16日】(台湾=明慧記者・黄宇生)台湾の数百人の法輪功学習者は、8月6日、年に一度の「中国に向けて真相を伝える学法交流会」を台中で開催した。修煉者の慈悲と純正なる精神で、法輪功の素晴らしさと、受けている残酷な迫害の真相を伝え、縁のある人達に正義と良知を選択する機会を与え、生命がさらなる素晴らしい未来を迎えられるよう願った。

'图1~2:全台数百名学员再度齐聚台中,分享讲真相的宝贵心得。'
数百人が台中に集まり、真相を伝える貴重な心得を分かち合った

 台湾の学習者たちは再び台中に集まり、真相を伝える貴重な心得を皆と分かち合い、交流を通して中国の同胞へ法輪功の素晴らしさや、迫害の真相を迫害が終わるまで伝え続ける決意を、さらに強くした。

 修煉者の善良さが 縁のある人を三退させる

 ネットを利用して真相を伝え続けている許文萍さんは、中国のネット友達の角度から試しながら出発し、彼らが置かれている環境を観察し、相手の難度を理解したという。彼らが日常生活の中で関心を持つ話題をまず交流し、そこから社会を乱している根源が中国共産党であることを見出し、真・善・忍の生命に対する重要性を実証できたという。

 知識や文化程度の高い衆生は、大法弟子の理性と善良を見て三退するだけでなく、法輪功に関する経文を購読したいという。これらの生命が一旦入門すると、特異効能や奇跡に惑わされることなく、あるいは執着をもって何かを追求することなく、理性をもって大法の法理や内包を理解するのではないかと話した。

 ある日、610弁公室を退職した主任が自ら許さんと連絡して実名で共産党組織の党員から脱退した。この時彼は「退職金が支払われなくても、後悔しません」と話したという。また、海外留学した際に法輪功の真相を知り、帰国後、起業した社長が法輪功を修煉しはじめ、以後、積極的に真相を伝えるようになった。また共産党の高級幹部の子供が学習者を軽蔑していたのに、後に、敬服するようになり、これらの巨大な変化はネットでの真相伝えによるものであった。

 先日、アメリカで不動産を持ち、株の売買をしている人に、「江沢民はなぜ法輪功を迫害し、ほかの宗教を迫害しないのか?」と聞かれ、許さんは根気強く丁寧にその理由を説明し、アメリカを訪れる際は神韻芸術団の公演を鑑賞してほしいと勧めた。彼は共産党組織の青年団から脱退しただけでなく、アメリカを訪れる際に学習者の真相伝えのために資金を援助するといった。

 中国共産党が李洪志先生を誹謗中傷していることに話が及ぶと、彼は「私は物事を見る時、観察や推理をする習慣があり、あなたの先生がどのような人か知りませんが、しかし、弟子のあなたの善良と素養を見ているので、法輪功に対して少しの反感も持っていません。あなたの言動から良い印象を持っています」と話した。

 誠実さと知恵をもって真相を伝え、無神論の偏見を取り除く

 許文萍さんは、ネットで真相を伝える中で、最も難しいことは、ネットの友人が長期にわたり中共の無神論に洗脳され、法輪功は神を作り上げ、偶像を崇拝しているという硬直した観念や先入感を持っていることだという。許さんは誠意をもって、「法輪大法は佛家修煉功法であり、それは佛を修めるもので、『佛』とは漢語辞典の解釈では修煉して悟った人を指しており、とても理解しやすいのです。修煉して確実に修めなければ、佛にも、聖人にも、神にもなれないのです。あなたたち大法弟子から見て取れるのは、我々中華の子孫として師を敬い道を重んじる美徳であり、これも今日の中国人が失った素晴らしい文化の精髄です」と説明したという。

 修煉者の言動の現れや高い素質や文化の秘蘊(ひうん・秘訣 、奥義)、真・善・忍のエネルギー場を相手も感じ取ることができた。そのため、グループ交流の部屋に来たスパイが法輪功を攻撃したとしても、いつも支持者たちは許さんを助けたという。

 ネットの友人が真相を理解し、全員が三退し、法輪功を学びたい人が現れる

 苗栗県から学法交流会に参加した鄭素青さんは、2001年から法輪功の修煉を始めた。修煉して間もなくネットでの真相伝えに参加して、今日まで続けている。彼女はその過程を回顧した。ネットの友人の態度は最初はとても悪かったが、送った写真や映画を見てだんだんと真相を理解し、態度も変わり始め、最終的には共産党組織からの脱退を選んだ。数日前1人の学生に真相を伝えると、真相を理解した彼は早速、共産党組織の青年団から脱退すると声明した。数日後、彼は十数人の友人を脱退させ、最後に彼は「私たちは共に努力して、この腐りきった中国を救おう!」と話したという。

 なぜ三退しなければならないのかを理解できないネットの友人に対して、潘さんは、天安門焼身自殺は中共がでっち上げた茶番劇であり、中共政府は虚言をもって民衆を騙し続け、偽のニュースをでっち上げては作っている。このことはネットの友人もある程度のことを知っていた。しかし、話を聞いてやはり驚愕した。ネットの友人の法輪功に対する誤解が解けたのち、続いて大法が世界に広く伝わっていること、中共が学習者の生体から臓器狩りを行っていることを話し、彼らの良知と善念を啓発し、法輪功とは何か、法輪功の道理や功法の効果などを話した。法輪大法がよいものと分かった彼らの中には、法輪功を習いたいという人が現れたという。

 休日を利用して観光スポットで真相を伝え、ガイドが真相を伝えるのを手伝う

 林芳暖さんは昨年から修煉を始めた学習者。彼女は今年2月から、休日を利用して苗栗県や台北の観光スポットで真相を伝えている。ある日、ベトナムからのツアー客に出会い、台湾人のガイドはほかの観光スポットで真相を聞き、ベトナムにも多くの学習者がいることを知っていた。そのガイドが学習者に代わりベトナム人に真相を伝えると、全員が署名してくれたという。

 またある時、不法な臓器移植に参与したことのある台湾人に出会った。彼は誤って闇の臓器移植集団に加わったことがあり、臓器を取り出すときも麻酔の注射をしなかったという。林さんは驚いた様子で「それでもあなたは協力するのか!」というと、彼は「協力できないから、2人に臓器移植をしたあと、すぐにやめた」と答えた。真相を理解した彼は署名し、もっと多くの人に生体臓器狩りの真相を伝えて欲しいと、かれに法輪功の資料を渡した。

 中国の観光客が毎日「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を暗唱する

 梁馨芳さんは、仕事の環境を利用して顧客や同僚に真相を伝えている。彼らに中共が学習者の生体から臓器狩りを行なっていることを知ってもらい、同時に携帯電話でショート・メッセージを中国の民衆に送り真相を伝えている。ある日、中国の観光客に真相を伝え終えたあと、梁さんが「三退しますか?」と尋ねると、その観光客は「国内で済ませました。私は毎晩、法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしいと唱えています。唱えなかったことはありません」と答えた。時には往来する善良な民衆に出会うこともある。その善良な民衆は「あなたたちの精神は人々を感動させています。私は皆に飲み物を買ってきます」と言った。梁さんは相手の厚意に感謝し、「皆、飲み水をもってきていますので、いいですよ」と丁寧に断った。その人は中国で7年間仕事をしたことがあり、学習者からの真相を伝える電話を受けたことがあり、学習者を敬服しているという。

 ある日、北京から来た共産党書記と出会った梁さんは、「あなたは真相を聞くためにここを訪ねました。とても良いことです。ここでしか真相を聞くことはできません。これらの話は真実であり、一言一言が真実を語っています。信じてください。彼らも(共産党組織から)脱退しましたので、あなたも一緒に脱退しましょう」と呼びかけると、その書記は「分かりました、すべての組織から脱退しましょう!」と大きな声で答えた。

 香港で三退を勧め、心が動じずに説明した人々が皆脱退する

 この他、香港に渡り中国からの観光客に真相を伝え三退を勧めている人たちがいる。陳麗さんは2013年に定年退職したあと、香港や台湾の観光スポットを往来している。香港の観光スポットである日、ガイドがやって来て、悪い態度で彼女に学習者かどうかを尋ね、ここから離れるように命じた。陳さんは相手にせず平静を保ち、笑顔で資料を配り続けた。突然、とても綺麗な少女が陳さんにウインクを送り、にっこりと笑い、三退の手伝いをした。2人は前に向かって歩きながら、1人に三退を勧めれば1人が脱退し、もう1人に勧めれば、他のもう1人が三退し、気が付けば三退した人々は皆、そのガイドが連れて来た観光客だった。今回の経験を通して陳さんは、心が動じないで平静な心で行えばよいと体得した。また、自分の場が穏やかで、心から勧めれば、皆が共産党組織から脱退すると話した。

 キリスト教徒に、理性と知恵をもって三退を勧める

 李芳花さんは毎年一度、香港へ真相を伝えに行く。中国人観光客の中にはキリスト教徒もおり、真相を伝えると、相手は必ず、「私はキリスト教徒です。何も言わなくてもよい、私の主が守ってくれます」と言う。李さんは「あなたの主は偉大なる神です。善良な人は神のご加護を得られます」と話すと、相手は手を振らなくなり、うなずき始めると、李さんは、「しかし、以前、あなたは共産党の無神論を誓ったのではありませんか。あなたの主はどうやってあなたを守るのですか?」というと、その観光客は真相を受け入れ、最後に共産党組織から脱退した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/8/8/352261.html)
 
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