湖南省常徳市の学習者・覃小蘭さん 刑務所に送られる
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 【明慧日本2017818日】湖南省常徳(じょうとく)市の法輪功学習者・覃小蘭さんは、今年112日、石門県裁判所に懲役36カ月の実刑判決を言い渡された。

 その後、覃さんはそれを不服として、常徳市中級裁判所に上訴したが、返事はなかった。その3カ月後、最高裁判所は電話で、中級裁判所に覃さんの上訴のことを聞いた。そこで、中級裁判所はやっと動いたが、適当に調査しただけで開廷もせず、原判決維持という結果を下した。

 そして、59日、覃さんは常徳市白鶴山留置場から湖南省長沙女子刑務所に送られた。刑務所病院は健康診断で、覃さんの膵臓に約5cmの腫瘍があるのを見つけた。病院側が家族に通知し、同病院で手術するようにと勧めた。

 家族は刑務所に駆けつけ、覃さんと面会することを要求したが、覃さんの強化教育期間が、45日未満だという理由で面会を断られた。そして、家族は治療のため、刑務所側に覃さんの「一時出所」を強く求めた。

 刑務所の管理人員は家族に「治療のため、一時出所を求めることを書面して出しなさい。上司に報告する」と言われたので、家族はその通りに書いた。

 7月中旬、刑務所の警官は覃さんの夫に会った。夫は再度、覃さんとの面会を強く求めた。

 しかし、警官は「上司は、あなたの一家が法輪功を信じているから、覃小蘭が『転向』に応じないので、面会は駄目だ」と言った。そして、覃さんの夫に覃さんの手術のサインを強いたが、夫は承諾せず、拒んだという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/8/10/352352.html)
 
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