【明慧日本2017年8月22日】法輪功学習者は今月12日、ドイツ南部の都市ミュンヘンの市役所前のマリエン広場で、中国共産党による法輪功への迫害を暴露した。学習者が功法を披露する穏やかな場面が、横断幕に書かれた残酷な迫害の実態と対照的なので、通行人に強い印象を与えた。人々は積極的に迫害の経緯を知ろうとした。学習者の説明に耳を傾ける人もいれば、横断幕などに書かれた内容を読む人もいた。迫害の真相を知ると、皆が中国共産党の残忍さを非難し、国連人権委員会に提出する予定の請願書に署名をした。
当日、法輪功を習ってみたいという人も多く現れた。その場で学習者に功法を教わった人や、すぐに近くの書店に行って、法輪功の主な書籍『轉法輪』を購入した人もいた。
歯の医療に携わるアンナ・クプフェクレルさん(女性)は、初めは署名が役に立たないと思っていたが、学習者が「海も一滴の水から始まります、皆さんの一人一人の力が必要です」と説明すると、彼女は「役に立つのであれば、私は喜んでその一滴の水になります」と考えを改めた。さらに、彼女は「この犯罪は決して無視することができません。とても深刻な実態です。勝手に人の臓器を摘出するのは絶対に許されない行為です。腎臓一つを取ってしまうと、取られた人には一つの腎臓しか残されません。もし心臓であれば、その人は死ぬしかありません。とても人間のやる行為だと思えません」と怒りをあらわにした。
マンフレッド・デベルトさんは「これ(臓器狩り)は、犯罪です」
「これは犯罪です」と即座に語った元医療スタッフだったマンフレッド・デベルトさんは、「中国共産党が法輪功学習者の生体から臓器を強制的に摘出していることは、数年前から知っていました。これは許されないことです。人道に反する行為です」と語り、臓器狩りを非難した。また、学習者の功法の披露を見て「非常に気持ちがいいし、とても素晴らしい。一度この功法をやってみないといけません」と述べた。
粋(いき)なミュンヘン人トーマス・ヴィットマンさんは署名後、「臓器狩りは、絶対に反対です。これは狂気じみた行為です。健康な人をこのように迫害するのは、神様が決して許しません。佛家の思想によると、私達がいつか天国に戻らなければなりません。しかし、悪事を働いたら戻れません」と語った。
法輪功の修煉の原則「真・善・忍」に触れると、ヴィットマンさんは「これは人類史上、最初からある大切な基準です。すべての人がこれに従って生きるべきです。共産党の支配下にある人々をも含め、彼らはもともと悪人ではなく、共産党の犠牲者になっただけです。このことはいずれ過ぎ去っていくでしょう。すべての人は良くなるチャンスを得られるはずです。共産党の党員も同じことです」と話し、迫害がいつか必ず終わりを迎えるという。
そして、学習者に向かって「あなた達はここで何をしていると思いますか? あなた達がこのチャンスを提供してくれています。人々に正しい考え方をするように促しています。とても有意義なことです」と語り、活動の意義を称讃した。