河北省の法輪功学習者・張清玉さん 刑務所へ連行される
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  【明慧日本2017年9月1日】河北省任丘市公安局の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官らは、今年7月17日、法輪功学習者・張清玉さん(69)の家に行き、張さんを強制連行した。買い物して帰った張さんの連れ合いは張さんの姿が見えず、午後になって町内会から電話がかかってきて、「張清玉は警官らに連れて行かれたので、何かあったら任丘市裁判所の張裁判長まで問い合せるように」と知らされた。

 翌日の7月18日、任丘市裁判所は張さんの家族に電話をかけ、「張清玉は高血圧のため、任丘市留置所に断られたが、協議書に署名を拒否したため、直接河北省石家荘女子刑務所に送った」と言った。

 張さんの家族はずっと張さんに会っていないため、張さんの身体の状態を把握できず、非常に心配している。

 張さんはかつて両ひざ、頸椎、腰椎などの箇所に骨増殖症があり、神経を圧迫して、大変苦しんでいた。また、十数年間慢性萎縮性胃炎を患い、闘病生活の中で生きる力をなくなっていた。法輪功との出会いで、張さんは病気を克服できた。

 2013年7月7日、張さんは村の入口で仕事帰りの建築作業者たちに法輪功の迫害の真相を伝えたため、警官に任丘国保大隊まで連行された。そこで、警官・魏海燕は革靴で張さんの腿を力強く蹴ったため、裂けた傷口から血が流れ出た。また、頭を掴み壁にぶつけられたため、張さんは頭がクラクラして物が見えなくなった。引き続き警官は張さんの手を無理やりに開いて拇印を押させ、ネットで住所を調べてから家宅捜査を行った。

 昨年6月1日の午前、張さんは北辛荘郷鄧河口村で法輪功の真相を人々に伝えた時、嘘の宣伝に騙された人に通報されたため、不当に連行された。当日の午後、張さんは任丘裁判所で不当な裁判にかけられたが、高血圧のため留置場に断られたので、自宅に戻された。

 昨年12月23日、任丘裁判所の張裁判長と女性警官は、判決文を届けに来た。張さんに対して懲役2年の判決を下したうえ、2千元の罰金を科した。上訴できる期間は10日間で、それを過ぎたら直ちに実行するという。張さんは2人に法輪功の迫害の真相を伝えたが、話を聞いてくれなかった。

 今年1月3日、任丘市裁判所の警官2人が張さんの家に行き、張さんを連行しようとしたが、張さんが不在のため、張さんの息子の家で嫌がらせをした。1月中旬、町内の人員2人が、また家に来て嫌がらせをした。そのため、張さんはしばらく家を離れた。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/7/21/351426.html)
 
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