山西省の多数の学習者 留置場に不当拘禁される
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 【明慧日本2017年9月1日】河北省張家口市在住の法輪功学習者・趙暁露さん、龚(ゴォン)玉枝さん、趙義軍さん、馬占国さん、楊淼(ミョウ)さん、大同地区在住の学習者・楊国国さん、王佃華さん、張憲文さん、常麗娟さん、夏潤堂さん、張酉生さん、そして忻州市在住の学習者・呉暁嬌さんの12人は、いまだに山西省忻州市(きんしゅうし)留置場と忻州市忻府区留置場内に不当に拘禁されている。 

 上記以外にも、他に3人の学習者が不当に拘禁されているが、張亮峰さんは定襄留置ばへ秘密裏に移送さた。燕子さんと燕子さんのおばの2人が拘禁された場所は不明。

 5人の法輪功学習者が不当に裁判にかけられた

 上記の拘禁されている学習者のうち、趙義軍さん、楊淼さん、馬占国さん、趙暁露さんと呉暁嬌さんを含む5人は、昨年10月5日に不当連行されたあと、忻州市留置場に拘禁され、4月11日に裁判にかけられた。学習者の依頼を受けた弁護士とその家族はそれぞれ法律、道徳の面から無罪であることを弁護し、釈放を要求した。

 裁判中、5人の学習者たちは、法輪功を修煉した体得や法輪功の動作、病気治療の効果など、法輪功の素晴らしさを説明した。趙暁露さんは法輪功は政治に参与しないことが原則であり、中国においても合法であり、学習者は法律に何も違反していないと強調した。さらに、自ら法輪功を修煉した後の体と心の変化を述べた。

 当時趙暁露さんは長期に渡って不当に拘禁されたため、法輪功を修煉する前に患っていた心臓病が再発し、体が衰弱しているにも関わらず、法廷では手錠や足かせをはめられていた。弁護士は直ぐそれを外すように要求し、仮釈放の申請を提出した。

 夜中に家に侵入され、不当に裁判をかけれた

 1月18日夜中零時前後、河北省張家口万全県在住の学習者・龚(ゴォン)玉枝さんは、万全県と山西省忻州市公安局の警官に家に侵入され、連行された。龚さんの夫は夜勤が終わり、翌日午前8時半過ぎに家に帰ったとき、門のカギが壊され、レンガ造りの塀が壊され、レンガが崩れているのを見て大変驚き、妻の龚さんがどこへ連行されたのかもわからなかったという。

 5月2日忻州市忻府区裁判所は龚さんに対し裁判を行い、弁護士1人以外に、龚さんの家族の傍聴も許可しなかった。裁判は朝9時から10時半ごろに終わったが、結果は出なかった。

 昨年10月5日夜、龚さんと他の学習者6人は法輪功の迫害の真相を伝える際、忻州市公安局の警官に連行された。当時、龚さんは肋骨が折れ、頭部をぶつけられて血が流れ出たため病院へ搬送された。龚さんは痛みに耐えて、病院から逃げ家に戻ったが、わずか3カ月でまた連行された。

 面会に行った家族まで連行される

 趙義軍さんの妻、いとこ、馬占国さんの母親など、不当に拘禁された学習者の家族たちは、留置場へ面会に行き、生活費をカードに入金した。翌日午後15時ごろ、公安局付近で学習者たちのために洋服を購入しようとしたが、警官らに見つかった。警官らは家族たちを取り囲み、呉暁嬌さんの夫を含めて、4人の家族を忻州市公安局に連行し、午後18時ごろまで拘束した。

 その後、4人は派出所へ移送され、別々に分かれて尋問された。呉さんの夫はトラの椅子に縛られ拷問された。

 派出所へ移送される途中、趙義軍の妻は恐怖で全身震えが止まらず、意識を失ってしまったため、警官は救急車を呼び、趙さんの妻といとこを病院へ送った。夜20時過ぎに、2人は病院を出たという。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/8/23/352871.html)
 
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