【明慧日本2017年9月12日】天津市の法輪功学習者・楊宏さん、蔣雅暉さん夫婦は、南開区留置場に不当に2年6カ月拘禁され続けた。8月11日、南開区裁判所は楊さん夫婦に、それぞれ懲役6年の実刑判決を言い渡した。
しかし、裁判所は判決書を楊さん夫婦にも弁護士にも渡さなかった。蔣さんの母親が電話で裁判の結果を聞いたところ、その判決を教えてもらった。その後、2人の弁護士が電話で担当の裁判官に聞いたが、その結果は確実だとわかった。
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2015年3月2日、楊さん夫婦の家が突然、停電した。そして、楊さんは懐中電灯を持って、家から出て、電気ブレーカーが原因かどうかを調べようとした。そして、待ち伏せていた天津市公安局、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官ら20~30人に、家に不法に侵入された。警官らはノートパソコン、プリンター、パソコン周辺機器など、数万元に値する私物を押収した。
昨年1月8日、南開区裁判所は第三法廷で、楊さん夫婦に対する不正な裁判を行った。夫婦ともに手錠をかけられたままで、入廷させられた。法廷で、夫婦は自己弁護し、弁護士3人も法律に基づき、夫婦の無罪を主張した。裁判は5時間以上続いたという。
楊さん夫婦は2年あまり拘禁されている期間中に、家族は数度も関係部門に手紙を郵送し、法輪功を学ぶことが違法行為ではないと訴えた。しかし、黒幕の610弁公室に操られている裁判所は、楊さん夫婦に不正な裁判を行った。
蔣さんは人民大学を卒業後、1996年から法輪功を学び始めた。蔣さんは純粋な人で、いつも善を持って、人と接している。
2006年4月5日、蔣さんと母親がともに家から連行され、2年の労働教養処分を下され、女子労働教養所に拘禁された。教養所で法輪功を放棄するのを拒んだため、ひどい虐待と残酷な拷問を加えられた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)