甘粛省女子刑務所 劉婉秋さん親子への迫害
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 【明慧日本2017年9月19日】蘭州市西固区の法輪功学習者・劉婉秋さんと娘の劉磊さん(法輪功学習者ではない)は、2015年末に不当に連行され、今年の前半に蘭州女子刑務所に拘禁された。その刑務所で、電気ショックを与えられ、滅多打ちされ、薬物などの迫害によって婉秋さんは片方の肩を脱臼し、身体中傷だらけになり、手が変形して自由に開かず、物を掴めなくなってしまった。

 婉秋さんは法輪功を学ぶ前に、気管支炎、関節炎、肩の筋肉の萎縮、骨の病、胃腸病などの多くの病気を患い、体重は30キロまで落ちて寝たきりになった。1996年6月、法輪功に出会ってからごく数カ月で、各種の病症が消え健康を取り戻した。その時から、婉秋さんは法輪功の教えである真・善・忍の基準に従って自分を律し、今後の人生に対して希望をもった。

 1999年7.20、江沢民が法輪功を迫害して以降、婉秋さんは思想改造施設や、労働教養所、留置場、刑務所などに拘禁され、吊し上げられ、長時間にわたり立たせられたり、しゃがむ姿勢を強制されたり、小さな腰掛けに座らされ、暴力を振るわれ、睡眠を剥奪され、トイレに行かせず、髪の毛を引っ張られ、無理やり尿を口に注がれ、厳冬の中で手錠をかけられて凍傷になり、不明な薬物を食べ物に灌入され、法輪功を中傷するビデオを強制的に見せられ、高音ラッパで中傷する内容の放送を聞かされ続けるなどの残酷な迫害を受けた。

中共迫害示意图:强制灌药
拷問のイメージ図:不明な薬物を食べ物に灌入される

 2011年7月、婉秋さんは故郷の陝西省西安市で連行され、秘密裏に懲役3年の不当な判決を下され、陝西女子刑務所に拘禁された。3年の間、2013年の時に娘との面会が1回だけ許された。婉秋さんは1回目の労働教養を強いられた時、娘の劉磊さんはまだ16歳で頼れる人や場所がなく、大変辛苦な生活をした。

 2015年1月18日に婉秋さんは出所した。同年8月、法律に基づいて江沢民を告訴する起訴状を郵送した。2015年の年末から、友人は婉秋さんと連絡が取れなくなり、年明けを過ぎて、婉秋さんと娘が警官により連行され、蘭州第1留置場に拘禁されたことが分かった。

 甘粛女子刑務所は法輪功学習者を集中して拘禁しており、拷問などの手段で転向させようとした。警官の指示の下で、受刑者らは婉秋さんに対して滅多打ちし、2本あるいは4本の電気棒で同時に電気ショックを与えた。

中共酷刑示意图:多根电棍电击

拷問のイメージ図:数本の電気棒で同時に電気ショックを与える

 水と食べ物のどちらかに薬物を入れられたかを見極められず、いつも食事の時間に限って、婉秋さんは我慢できないほど下痢をし、トイレに行かせないため、いつも下痢した汚物が、ズボンの中から地面に流れ出た。娘がいつも盥(たらい)とタオルを持って、後ろから付いて来て拭いてくれていた。監室や廊下で、毎日匂いがするので、刑務所の中の全員が、婉秋さんがわざと食事の時間に大便をすると勘違いして、多くの恨みをかった。

 婉秋さんは法輪功を放棄せず、転向しないという理由で、法輪功学習者でない娘までもが巻き添えになり、長時間にしゃがむなどの姿勢を強制され、罵られ殴られた。親子が刑務所に拘禁されてから現在に至るまで、身内との面会は1回もなかった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/7/30/351845.html)
 
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