朱剛さんの弁護士が裁判で無罪を主張
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 【明慧日本2017年9月21日】天津市南開区の法輪功学習者・朱剛さんは、昨年12月7日、法輪功の資料を配って帰宅した後、中国共産党の法輪功への誹謗中傷を信じた人に通報されたため、警官に連行され南開留置場に送られた。

 そして、今月1日午前9時前、パトカーに乗せられた朱さんは南開裁判所に連れられた。法廷で朱さんの弁護士2人は公訴人に提供されたいわゆる「証拠」に対して、質疑し、公訴の内容を反論した。

 弁護士は法律に基づき、朱さんの無罪を主張し、裁判官に「当事者は無罪です。釈放してください。当事者が家族と団欒できるようにしてください」と要求した。

 朱さん本人は法廷で自己弁護し、公訴人の強引な質問に対して、一切答えなかった。

 法廷の傍聴席に朱さんの母親と妻が座っていた。

 朱さんの母親は、「息子は法輪功を学んでから、徳を重んじ、善を行なってきました。息子はいつも雪が降った後、在住の小区の道を住民のために、いつもきれいに除雪してきました。小区の付近のゴミなども拾ったりしてきました。息子は元の勤め先でも、とても評判が良い善良な人物です」と話した。

酷刑演示:电棍电击
拷問の再現 スタンガンで電気ショックを加えられる

 朱さんは天津パイプ株式会社の元エンジニアだった。1999年7.20、中国共産党が法輪功への迫害を始めたが、朱さんは法輪功を学び続けたため、会社側に解雇された。その後、朱さんは当局に労働教養処分を下され、双口労働教養所に収容された。教養所で、朱さんは警官から命令を受けた受刑者に殴打され、顔が大きく腫れ上がった。また、朱さんは拷問されたり、スタンガンで電気ショックを加えられたりして、死にかけたことがあった。しかし、屈しなかったため、警官は朱さんを吊るし上げ、鼻に吸い終わって燃えているタバコの吸い殻を突っ込んだ。朱さんは下ろされたとき、鼻から6個のタバコの吸い殻が出てきた。警官は決して「転向」しなかった朱さんを精神病院に入れ、「法輪功を学んで精神病になった」と嘘偽りを言いふらした。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2017/9/5/353387.html)
 
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